ポケモン広場
コイルを救助しポケモンズの面々は眠りについていた。
「こ、これは…夢の中なのか?」
イザヨイは夢を見ていた。
誰かが話しかけてきている。誰だろう?
_______。
「えっ?よく聞こえない…もっと大きな声で…」
「はっ!」
む?変な夢だな…。まだ暗いしもう一回寝るか。
「…。」
「…起きて。朝ですよ」
「…おはようラウン」
「今日は広場に行きますよ。早く朝ごはん食べてしまいましょう」
「ああ…」
「どうしたの?ぼんやりして…」
「変な夢を見てな…内容が思い出せないけど」
「記憶の一部とかだったりしないかな?夢は記憶を整理する為だとかなんとか」
「なるほど俺の昔の記憶か」
「とりあえずご飯」
「そうだね」
まずは朝飯食べて今日も頑張らないとな。
あれから朝飯食ってお店とかペリッパー連絡所とかがある広場にやってきた。
「賑わってるね」
「イザヨイはここに来るのは初めてだからこの広場の説明するよ?」
「頼むよ」
「まずはカクレオン商店。色々な道具が買えるよ。兄は食料品と装備品。薔薇色のカクレオン弟は不思議玉と技マシンを売ってるよ。」
「ワザマ シン?」
「違うよ!それはヒウン大学の教授!」
「テレビっ子か…」
グレンが若干呆れてるし説明に戻そう。
「バブル説明の続きを」
「わかったよ。次は…ガルーラの倉庫。道具を預かってくれるよ。他にはペルシアン銀行とゴクリン連結店。プクリンの友達サークルもあるんだけど…今日は居ないみたい。イザヨイはまずはどの店へ行く?」
「カクレオン商店行こうぜ!」
「うん!」
「いらっしゃいませ〜!カクレオン商店へようこそ〜!」
カクレオンが威勢のよい声で出迎えてくれる。いい店だな。
「復活の種ありますか?」
「ありますよ。800ポケになります」
「そこをなんとかまけてくださいよカクレオンさん。」
「…始まったよバブルの値切り」
「値切り?バブル値切りするの?」
俺は値切りなんてしてる人見たことないなあ…。
「そうなんだよね。お店に来るたび値切りするんだよ。バブルは節約上手だから」
「毎回最後にカクレオンさんが折れるんだよな…」
「バブルってすげぇな…」
「わかりましたよバブルさん…780ポケで…」
「それで!780ポケ!」
「ちょうどお預かりいたしました〜。またお越しくださいませ〜!」
「さあ終わったよ。イザヨイは欲しいのあった?」
「いや特には」
「なあ…セカイイチ買っとこうぜ」
「そうだね」
食料品がないとグレンが嘆いていたから買っておいて損はないだろう。
それからセカイイチを8個買い店を出て広場に出た。
「おっバブルにグレン、ラウンじゃないか」
「久しぶり!えっと…誰だっけ?マダツボミのツサミとブルーのアイは覚えてるけど…」
「ひでぇ!毎回このやりとりしてるじゃん!」
「気にするなよイグサ」
「覚えてるじゃないかよ!」
広場にはマダツボミのツサミとブルーのアイ。それにハスブレロのイグサが集まって話していたらしい。
それにしてもイグサの扱いひどいなw
「ん?ところでそこのピカチュウは誰だ?」
「俺はイザヨイだ。よろしくな」
「イザヨイか。よろしくなオレはハスブレロのイグサだ。」
「ボクはブルーのアイだよ。よろしく。」
「私はマダツボミのツサミです。よろしくお願いしますね。イザヨイさんはもしかしてラウンさん達のお仲間ですか?」
「あ、ああ…そうだよ。俺は救助隊ポケモンズのリーダーだ。」
「そうなんですか。救助頑張ってくださいね」
「うん。」
そのあとペルシアン銀行へ行きお金を預けてペリッパー連絡所の掲示板の前に着いた。
「これが依頼掲示板。依頼が貼られているよ。ランクはEが一番簡単で…以下略!わかったイザヨイ?」
「勿論だ!ランクはEが一番簡単で…D、Cと難しくなっていくんだろ?」
「それで合ってるよ」
何故以下略なのにイザヨイがわかったのかは謎だ。
「一番重要のはね…依頼を受けた後に実行にしないとダメだよ?」
「ああわかったよ」
「…この説明いるか?」
「いらないと思うゲームじゃなくて小説だし」
「それを言うなよ…」
グレンの問いにラウンが答える。メタいぞ2人とも。
「さあこの中の依頼を受けようか」
「うん!今日も頑張ろうねみんな!」
その中から依頼を選び今日もポケモンズは誰かを救う為に救助へ向かうのだった。