新生救助隊ポケモンズ!
体がだるい…そういえば昨日はあれから飯食べてからしばらくすると眠くなって寝たんだっけ。まだ寝てようか…起きたら夢でした…何てことは無かったな。まだみんな寝てるし寝よう。
数時間後
うん。二度寝したしだるいのも取れたかな。
「おはー!」
「おはよ。」
「おはようバブル。グレン。」
「ただいま。おはようございますイザヨイ。」
おお…ラウン今帰ってきたのか。どこ行ってたんだろ?
「おかえりラウン。」
「おはよラウン。」
「おはようラウン。飯できたぞ。みんな集まれ。」
ちなみに朝はリンゴや木の実なんだよ。
「よし、いただきます!」
「もぐもぐ…そういえばポストに救助依頼がきてたよ」
「どんな依頼?」
「えーっと…『オ前達ノ噂ハターヤチャンカラ聞イタ。助ケテクレコイルガピンチナノダ。洞窟ニ不思議ナ電磁波ガ流レタ拍子ニコイルトコイルガクッツイテシマッタノダ。レアコイルトシテ生キテイクノニモ一匹足リナイシ…コノママジャ中途半端ダ。ダカラ頼ム!助ケテクレ!ビビビ。
コイルの仲間より』…よ、読みづらい。」
「作者〜次は読みやすくしとけよ〜!」
ああはいはい。
「ようはくっついたコイルを洞窟から出せばいいんだろ?場所はどこだ?」
地図を広げるグレン。
「ここから近く北北西に行ったところにある電磁波の洞窟だよ。」
ラウンがつるで洞窟の場所を指す。
「結構遠い…」
「気にしたら負けだ。困ってる奴を助けるのが救助隊だからな。頼むぜリーダー。」
「リーダーってラウン?」
「何言ってんの?イザヨイ、君だよ。」
「ええっ!いつの間に…」
「ついさっきメンバー追加のついでにリーダーを変えてもらいました。僕はリーダーには不向きですから。」
なんか強制的にリーダーになったげどまあいいか。
「まあオイラ達がサポートするし、グレンはバトル強いしラウンは頭いいし、なんとかなるよ。」
バブルがそう言ってくれると、安心するなあ…
「リーダー行こうぜ!
それじゃ…新生ポケモンズ救助に向かうよ!」
「「「おーーー! 」」」
電磁波の洞窟 入口
「ああ…お前たちこっちだビビビ。
きたきたビビビ!」
「コイルの喋り方は読みやすくさせたぜ!」
「諸事情なんだ。しかたないだろ。あと仲間はB6Fくらいにいる。よろしくなビビビ!」
「ああ!」
「待っててよ!」
「頼んだぞビビビ!」
コイルを助けるために電磁波の洞窟へ突入する。
電磁波の洞窟B1F
なんかピリピリするな…
「オイラ…先に帰りたい…」
「ダメですよ依頼なんですから。」
「電気は苦手…」
「大丈夫です!僕とイザヨイが電撃から守りますから」
「巻きこむなよ…」
「仲間が倒れたら入口からやり直しだからな。協力したないとダメだよ。」
「グレン!敵がいる!」
「ああ!熱くなれよ!ひのこっ!」
某熱い人のセリフをグレンは言って火の粉を繰り出す。ポチエナとグレンが交戦。
「バブル後ろにニドラン♀が!」
「毒針」
毒針が迫る…!バブルは対応できそうにない…なら俺が。
「電撃波!大丈夫か?」
「ありがとイザヨイ。オイラも頑張るよ。水鉄砲!」
「雷パンチ!」
「バブル!うしろ!」
後ろからエレキッド雷パンチを打ってきて危うしという時に…
「つるのムチ!」
「水鉄砲」
ラウンがその腕を抑える。バブルが水鉄砲でエレキッドを倒した。
「あぶねえとこだな。」
「気を引き締めて行きましょう」
電磁波の洞窟B6F
それからなんとも無く…着いてしまったわけだが…コイルが2匹くっついている。これをどうしろと?
「…引っ張っても外れないね。」
「仕方ないからとりあえず洞窟から出ようか。」
「済まないな…ありがとうビビビ」
救助隊バッジを使いコイルを連れてポケモンズの面々は外へ出るのだった。
電磁波の洞窟 入口
「離れたぞビビビ」
「良かった良かったビビビ」
「ありがとなビビビ」
「どういたしまして」
無事に離れて万事解決だな。
「御礼の道具です」
「ありがとう」
「それではワレワレはこれで」
コイルたちは道具を渡して帰っていった。
救助って大変だな。困ってるポケモンたちもたくさんいるんだな。
基地にて…
「今日も頑張ったよね。」
「そうだね。道具もそろそろ倉庫に預けなきゃね。」
「倉庫?」
「まあ詳しいことはまた明日。」
「オイラがいろいろ広場のことを教えてあげるよ。今日はもう遅いし寝ようよ」
「だな…ってもうグレンは寝てる。」
「僕らも休みましょう。明日も救助頑張りましょう。」
「ああ…」
長い1日だったな…しかしコイルが喜んでくれたし良かったな。誰かを救うために明日も…がんばら…なくちゃ……
基地は静寂に包まれて4人の寝息だけが聞こえるのだった。