新しい仲間!
翌朝 ポケモン広場の一角で
ポケモンズのメンツはコイルを待っていた。バブルは眠そうにあくびをし、ラウンは辞書を広げ何かをみていた。グレンは…うん。寝てるね。
「おはようビビビ」
「おお…きたのか。」
昨日の約束通りコイルは現れた。
「ああ…決めたからなビビビ」
「そうか…どっちなんだ?」
「私を仲間にしてくれビビビ」
「そうか仲間になってくれるのか!」
「これからよろしくね!」
「よろしくお願いしますビビビ」
コイルが仲間になった。やったね!
「やあっ!君たち!」
その時、後ろからいきなりこんな声をかけられたから俺はビックリ仰天だ。
「だ、誰?」
と、後ろを振り向くとそこにはプクリンとプリンが立っていた。
「君たち救助隊?」
「そうだけど…」
「僕、フリル。そして妹の……」
「リルリです」
プクリンとプリンが挨拶した。
「俺は救助隊ポケモンズのリーダーのイザヨイだ」
一応名乗っておこう。
「オレはグレンだ。」
「オイラはバブルだよ!よろしくね」
「僕はグラウンド…ラウンと読んでください」
「言い忘れマシたけどコイルのデンパです」
みんなに続いてコイルは改めてなのった。グレンいつの間に起きたのか。
「僕は今まで不動産屋をやっていたんだけどようやく土地を全部売り終わって資金もたまったんだ。だからこの大陸を離れようと思ってた。だけど妹は救助隊をやりたいから残るって聞かなくてね…僕から君たちにお願いがあるんだ」
「お願いとは?」
「リルリを仲間にしてあげて」
「あたしも救助隊になりたいの!」
「イザヨイ…」
ラウンが『どうするの?』という顔で俺を見る。俺はもう決めてある。
「ああ…」
「どうでしょうか?」
リルリが不安そうな目で俺を見ている。
「もちろんいいぜ!よろしくなリルリ!」
「イザヨイ…! ありがとう!」
デンパとリルリ___そうして俺たちは新しい仲間を2人も得たのだった。
「ありがとう!友達!友達!」
「お兄ちゃんは何処へ行くの?」
「僕は探検家になる為に西大陸にいく。しばらくはこっちにかえってこれないよ」
「そっかあ…でも頑張ってねお兄ちゃん!」
「うん!それじゃイザヨイたち…リルリをよろしくね?」
フリルの声に俺が頷くとフリルは西大陸に向かうため船で出発していった。
「さて依頼をしますか!」
「そうだな!」
ポケモンズは今日も依頼こなすようだ。