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「立つ鳥跡を濁さず」と言いますし、大したことを書くでもないあとがきを残すのも無粋かもしれませんが、作者よりの挨拶も全くなしに終わらせるのもどうなのか、ということで少しだけ。
もともとこの一作、まとまった一つの短編として私のフォルダ内に存在していました。しかしながら細かい所の辻褄合わせが面倒になったのと、ちょうど小説を書けない時期が重なってしまい、そのまま放置という形になっていました。
仮題として「少女」というものを付けていたのです。もしかしたらこの名前で短編ノベル集の方に上げさせていただいたかもしれません。しかし完結までの道のりが見えたところで、これはなかなか長くなるな、ということで分割し、それらに少しずつ手を加えて今の形と相成りました。
表紙絵はうしゃうささんよりいただきました。Twitterにて「表紙絵欲しいなー」などと抜かしてたら「描きましょう!」と言ってくださった方です。正直もったいないくらいの完成度……! 全員の特徴を上手く捉えているようで、非常にありがたい限り、この場でお礼申し上げます。ありがとうございます!
私にも画力があれば、などと思いましたが、練習する暇があるならさっさともう一つの連載の方の続きを書いてしまえですね、はい。精進します。
最後にひとつだけ。11話までのタイトルの頭文字を繋げてみてください。
“FLYING BIRDs”……飛び立った鳥は一羽だけではないのです。
思ったよりも長くなってしまいましたが、これにて失礼。
読んでいただいた全ての方に、感謝を込めて。
2014年12月24日
ポリゴ糖
2020年6月14日追記
別所で連載していたものを、こちらにマルチ投稿する形で連載させていただきました。5年半前に完結した状態と、中身はほぼ変わっていませんが……。
ともあれ、楽しんでいただけたのなら何より。
現在POKENOVELには、これまで書いた短編をまとめた短編集「mono」を投稿しております。触れて頂ければ嬉しい限りです。
また、いつになるかは分かりませんが、もう一つの長期連載についても、いつかはこちらにマルチ投稿の形で投稿していきたいと思っております。いつになるかは、分かりませんが……。