03 夢の国、「ゲッコウ地方」
5分位でゲッコウ地方についた。
ゲッコウ地方にはルナトーン、マニューラ、ピッピなどのポケモンがたくさんいた。
「そういえば、あなたの名前は?」
と、連は見たことのないポケモンに聞いた。
「あっ、自己紹介を忘れてましたね。私はクレセリア。よろしくね。」
「僕は連っていうんだ。よろしくね。」
連は、あたりを見回していった。
「この地方には人間がいないんですか?」
「ええ。傷ついた月系ポケモンのための地方ですから。」
と、クレセリアはにこっと笑った。その笑い顔は少し妙な気がした。
「あっ、連さん、みんなに自己紹介しないとね。」
「あ、、はい。」
連はクレセリアについて行った。
ついた場所はゲッコウ地方の全体が見えるほど高ーい灯台だった。
「えっ、こんなところで自己紹介するんですか!?」
「ええ。みんなそうしてるわ。」
「でも誰も僕の方見ていませんよ???」
「今注目させるわ。準備はいいかしら?」
連は以外と堂々としているタイプなので、すぐ
「いいですよ!」
と元気いっぱいに返事をした。
クレセリアが高い声を大音量で上げた。みんなびっくりしてこちらを見た。
「えっと、、、。イッシュ地方から来た連といいます!よろしくお願いします!!!」
ゲッコウ地方は拍手の音でいっぱいになった。
「みんな、仲よくしてあげてね。」
クレセリアがフォローしてくれた。
自己紹介の後、連はピッピと友達になった。
そして、ピッピと綿あめを食べたり、かくれんぼをしたりした。
連の生きている中で1番楽しい日だった。