01 見捨てないで、、、
「はあっ、、。はうっ、、、。」
「まだまだ!」
新人トレーナー、ユウキの厳しいトレーニングに
連は死ぬほど耐えつづけた。
まず5時間のランニング、その次は10時間のバトル。やっと休憩だと思ったら10分で休憩は終わり…そんなにも厳しいトレーニングだった。
いきなり同じくユウキのポケモンのゴースが
連の足もとに石を置いた。
「うわあああああ!」
連がいきなりころんだ。
「
連!!!、、、。ちょっと来い。」
久しぶりのマッサージかなぁ?と思って
連はすぐさまユウキのところに行った。
「いいか、、、恐ろしの森に行ってせんせいのつめを拾ってこい。拾ってくれたらマッサージしてやる。」
そんなの落ちてるっけ?と
連は思ったが、マッサージしてくれるならとすぐ恐ろしの森へ行った。
恐ろしの森はとても寒かった。
「せんせいのつめ、、、。あっ!あった!」
せんせいのつめが足元に落ちていた。
連はすぐユウキのところへ向かった。
「ユウキぃ、、、。拾ったよぉ、、、。」
ユウキはもういなかった。
連は妙に悲しくなった。 まさか、まさか、、、!
まさか、僕を見捨てたの!?
「ユウキぃ、、、。ユウキってばぁ!」
その夜、
連は10時間も必死にユウキを泣きながら探していた。