第十八話 迷宮の中の竜
ここはいつものギルド。
普通に依頼を、しかもお尋ね者じゃない、普通の依頼を選んだんだが……。
ちょっと……何だ?ガバイトを倒せ?
何これ?こういうのなら、お尋ね者ポスターに張ってくださる?
……ちょっと喋り口調が変になったな。
まぁ、何やかんやで、今はミルの説得中である。
〜☆〜
「嫌だ!!絶対に行かない!!」
「我侭言うな!!そもそも『行く』って言ったのお前だろ!?」
「だって!そんな依頼だとは思わなかったんだもん!!」
ここはプクリンのギルド――の地下一階の梯子の近く。
ラルドは片手で梯子、もう片方でミルを引っ張っている。
だが、ミルも案外強情らしい。滅茶苦茶に強張って、中々に離さない。
こっちの方が疲れるぞ……。
と、そこに救世案が頭に閃く。
「ミル!!良く聞け!!」
「?」
「掲示板に張られるお尋ね者(違うけど)に、怯えてちゃ探検できないぞ!?」
「今現在、進行中でする所」
こいつ……理屈だけは一級品だな……。
「だって、怖いんだもん!!ガバイト怖いもん!!」
「そこで必死になる前に、ガバイト討伐を頑張れ!!」
こいつだけは、必死だな本当に。
しかし…いや、ちょっと。これは……。
「お前……何でそんなにお尋ね者を拒否するんだ?」
「……え?何が?」
「もしかして……何かあるのか?」
「ギクッ!?」
こんな解かり易い尋問に応えてくれるとは……いい子だなぁ、うん。
ミルの方は、しまった、とか思ってるんだろうけどな。
「まさか……宝石をアクセサリーにしようとしてたり……」
何て、そんな事は無いだろう。
だって、当てずっぽうだし、何より滝壺の洞窟から宝石なんて、持って来る隙が……。
「へ?え?そんな訳ないじゃん。ラルドと一緒に行った時にしか滝壺の洞窟には行ってないんだから〜」
前言撤回、こいつ三日間の間に行ってたんだなっ!!
「……解かった。今日の依頼、別のを受ける」
「本当!?やったー!!」
「じゃあ、どんな依頼でも受けろよ?」
「うん!!」
計画通りになってきた。
「じゃ、これ受けるな」
「へ?」
「だって、『やめる』とも言ったけど、『どんな依頼でも受ける』とも言っただろ?」
「そっ、そんなの理屈だ!!」
自分が一番、理屈で反抗してるくせに……対策済みだけど。
「ふふふ……お前の足元に何か無いか?」
「え?……って、あぁ!!」
そこには、真っ黒になったミルの足と、依頼を受ける為の足型『サイン』が押された紙……そう、依頼があった。
しかもミルの足型(綺麗な)なので、俺が無理矢理押させたんじゃないよ?って言っても十分通る。
「ふっふっふ、ミル。お前が俺に勝てると思いで?」
「うぅ!!悔しい負けた〜!!」
「はっはっは!!」
こんなくだらない事で高飛車になる俺もどうだろう……。
って、おい!!
「シルガだな!?」
「おお?気付かれたか」
「気付くもなにも。さっきからそこにいたじゃないか」
「そうだな。確かにそうだな。それでも気付かない愚かな者がここにいた」
この発言……ちょっとおふざけが過ぎたな。
「おいシルガ……お前ちょっと後で双子山来い、あの時の決着つけてやる」
「ん?なんなら今直に行こうか?」
「おう!!絶対に来い!!山もろとも吹き飛ばしてやる!!」
無理な事を言うな?
いやいや、『爆弾』を所々にセットすれば……。
「おい」
「はい?何?」
「爆弾は無しだぞ?」
何!?こいつ、心の中が読めるのか!?
「当たり前だろう?」
なん……だと?
「お前、自分が声に出して言ってる事に気付いてないのか?」
へ?嘘だろ?いくら俺でもそれは無いわー。
いや、本気で、本当の本気ですよ?
嘘じゃないですよ?信じてくださいよ?
「まぁ、これでお前がいかにも悪者、と言う事が解かった」
こいつ……『十万ボルト』を喰らわせてやりたい。
なんなら帯電≪ボルテージ≫からの『チャージビーム』でも喰らわせようか?
「まぁ、早く行こうぜ。ちなみにガバイトと戦うのはミルな」
「えぇ〜!?」
「うん、最近ミルも本当の生死を賭けた戦いとかはまだあんまり実戦経験無いだろ?」
「へ?『生死』?」
おいおいまさか……こいつ、ガバイトの戦い方知ってる?
「あのガバイトは、プライドが高いんだ。自分が負けそうになったら、例えケムッソであっても本気を出すよ?『殺す』気で……ね」
「えぇぇえ!?」
フィリアよ、随分ミルを怖がらせるのが好きだな。
まぁ、ミルの弄りやすさもあれだけど。
「早く行くぞ。ミル、今のうちに遺言状でも書くか?」
「嫌!!絶対に勝つ!!」
「その勢いだ。さぁ出発〜!!」
勢いに身を任せたミルを、うまく操って、目的のダンジョン――迷宮の洞窟へと向かった。
ここは迷宮の洞窟――。
迷宮と言う辺り、迷宮の様に難しいかと思ったが、それは違った。
何故に迷宮かと言うと、帰ってきた者が『一人』もいないからだ。
理由は俺達の目的……ガバイトの鱗を求め、全員が負けて、ガバイトに何かされたのだろう。
あのガバイトが殺す気になる……つまりダンジョンのポケモンと同じ状態になるのは、自らがピンチになったら、だ。
ミルが勝てるわけが無いから、安心できるし、助けも要らないだろ。
と、俺は史上最大の間違いをしてしまった。
〜☆〜
「『突進』!!」
「『メガトンパンチ』!!」
「『はっけい』」
「『グラスミキサー』!!」
……え?何でいきなり技を放ってるかって?
……今、俺達は絶賛モンスターハウス中だ。
「倒しても倒しても減らない気がするのは俺だけか!?」
「いや、このフロア中のポケモンが集まってきている……恐らく長期戦になるよ」
「そんな時には……放電!!」
ラルドが電撃を広範囲に放出する。
その威力は案外大きいらしく、ほとんどのポケモンが一撃で倒れた。
「へぇ、中々やるね」
「当たり前だ!!シルガ!」
「ふん、本当はやりたくないが……『波動弾』」
ラルドの掛け声と共に、シルガを波動弾を連続で五発撃つ。
それに合わせるように、ラルドが高速移動で走って……。
「行くぜ……『波動爆弾』っ!!」
シルガの波動弾に、電撃を加えると、ラルドは直にそこからバックステップで退避する。
そして、その波動弾が地面にぶつかった瞬間、波動弾は爆発した。
原理?そんな物、電撃が拡散したに決まってるでしょ?
「へぇ!?」
「うっ……!!」
「よっし!!成功っと!!」
俺はガッツポーズをとる。
だって……さっき言っただけで、練習なんかしてないんだよ?
本当だよ?
「もうすぐかな……?」
「最終階でモンスターハウスに入っちゃったんじゃないか!!」
「最終回みたいな言い方で言うな!!」
本当に変な奴だな、全く……。
そういや、ミル。肩慣らしにちゃんとやってるかな……?
「『目覚めるパワー』!!『シャドーボール』!!」
……エネルギー切れ狙ってるな?こいつ。
まぁ、ピーピーマックスがあるからいいんだが。
「はぁ、はぁ」」
「ミル、退いとけ」
「へ?」
俺はミルの口に綺麗にピーピーマックスを入れ(もちろん入れ物は入れてないぞ)敵に向かっていく。
簡単な事だ、こいつらを吹き飛ばす方法……いや、無視しても進める方法!!
「敵縛り玉!!っと」
「へ?」
ミルの呆気ない声が聞こえたが、この際無視だ無視。
俺、何でこんな事いままで気付かなかったんだろう……。
「ほら、敵は動けないし。今のうちに行くぞ」
「えぇ〜!?」
ミル、残念だな。
〜☆〜
「こ、ここが奥地……?」
「ああ、あそこに宝が積まれてる……ガバイトの習性だよ」
「おーい!!ガバイト!!お前の鱗をくれー!!」
まぁ、こんな言い方で出て来る訳が……。
「ん?また愚かな探検隊が来たか?」
……来たよ。地面から思いっきり。
「おう!!依頼でな。悪いが倒されてもらうぜ!!」
「……っ!!」
「行け!ミル!!」
「はっ!?」
ガバイトはてっきり俺が来るのかと思ったのか、俺がイーブイ……ミルの後ろに行った事に驚いたらしい。
残念だな!ガバイト!!
「ふ、ふん。まぁいい。お前が相手か?」
「う、うん……」
ガバイトはドスのきいた声で、ミルを睨みつける。
俺なら絶対に怯えはしない。
だが、こいつの相手は臆病オリンピックがあったら絶対に勝てそうなミルだ。
今も足が震えてるし……。
「わ、私はミル。探検隊エンジェルの副リーダーだよ……」
「ほう、自己紹介か。ならば、俺はガバイトのイートだ。よろしくな(戦い的な意味で)」
「う、うん。よろしく……(普通のよろしくの意味で)」
そういう二人は、もう攻撃態勢に……。
……なのはガバイトのイートだけで、ミルは思いっきり震えている。
おいおい……大丈夫か?
「じゃあ……『ドラゴンクロー』!!」
「えっ!?『守る』!!」
イートは紫色のエネルギーを手に纏うと、ミルに向かって振り下ろす。
だが、ミルもただのポケモンではない、れっきとした探検隊だ。
素早く技を察知し、守るを発動する。
「ほう、これを避けるとは……『竜の怒り』!!」
「っ!?」
ミルはいきなりの遠距離攻撃……一定のダメージを当てる『竜の怒り』を至近距離で放たれ、戸惑ったが、守るでそれを防いだ。
「なッ……!?連続で!?」
「め、『目覚めるパワー』!!」
「しまっ……!?」
ミルの『目覚めるパワー』を受け、大ダメージを受けるイート。
それもそのはず、ミルの目覚めるパワーは氷タイプ。
イートの竜、地面タイプにとっては四倍だ。
「追撃だよっ!!『シャドーセリエス』ッ!!」
「なぁッ!?」
イートが倒れた隙を狙い、シャドーボールを連続で五つ、上空へ撃つ。
それは一気に下降していき、全てがイートに直撃する。
「更に上乗せ!!『スピードスター』!!」
「負けるかっ!!『竜の息吹』!!」
イートも負けておらず、広範囲に攻撃する技……『竜の息吹』を発射する。
や、やっぱり強い……。
でも……。
「ふぅ、どうだ!?」
「うぅ……」
煙が晴れると、そこには動けないミルの姿があった。
恐らく追加効果の、麻痺だろう。
「ふん……終わりだ!!ドラゴンクロー!!」
「ミル!!」
フィリアが大声を上げた、その時だった。
急にイートが吹き飛んだのだ。
「なッ……!?」
「『アイアンテール』……だよっ」
「かはっ……」
イートはそのまま吹き飛ばされていく。
そして、今の所私は無傷。
これはもしかしたら……完封勝利狙えるかも?
けど、この油断が、私の後に起きる大惨事の元かもしれない。
「ぐッ……ぐぉおお!!」
「ヘッ!?」
「ミル!!気をつけて!!暴走状態……つまりダンジョンのポケモンと同じ様になったよ!!」
「えぇええ!?」
これはもしや……フラグだった?
と、反省するのも遅く、イートは私に向かって……って、早っ!?
「ドラゴンクロー速いよぉ!!」
なんと、さっきのはお遊びとも言えるようなスピードで、私に向かってくる。
やめて!!私が敗走しちゃう!!
「きゃッ!?」
間一髪、私はドラゴンクローを避けた。
でも……無理!!あれが連続で来たら無理だよッ!!
「シ、シャドーボールっ!!」
「ぐぉおお!!」
私はシャドーボールを放つけど、いとも簡単にドラゴンクローに薙ぎ払われる。
こうなったら……。
「ふぅ……突進!!」
「ぐおぉ!!」
「ミル!!」
ミルが馬鹿正直に突進で向かって行ったのを見て、フィリアは制止しようと声をかける。
だが、ミルはそのまま向かっていく。
カウンターで倒すつもりなのか、イートはドラゴンクローの体制にになっている。
「へへっ、成功するかな……」
「ごぉお!!」
イートはドラゴンクロー……自分の腕の届く距離まで、ミルが来た瞬間に、一直線に爪を刺す。
だが、直前でミルは『電光石火』で回避し、イートのバランスを崩す。
「今だ!!『目覚めるパワー』!!」
「ぐっ……ぐおお!!!??」
氷タイプの技を直撃し、イートはその場で倒れこむ。
そこに、更に上乗せで……。
「『シャドーセリエス』!!」
上空へシャドーボールを放ち、全てが目標に降り注ぐ技……『シャドーセリエス』を撃つ。
それはまたもやイートに直撃し、大ダメージを喰らわせる。
「ぐぎゃあ!!?」
「やった!?」
その威力はやはり高く、並みのポケモンなら瀕死寸前の攻撃だった。
並のポケモンだったら……だが。
「やった!!ミル!!早く鱗を!!」
「え?あ、うん!!」
そうだね、早く鱗を剥ぎ取らなきゃ……。
ちなみにガバイトの鱗は直に生え変わるんだ。
「えっと、剥ぎ取りは……」
「……っ!?ミル!!危ない、逃げて!!」
「へっ?」
瞬間、ミルは吹き飛んでいた。
紫色のエネルギーを帯びて。
「ミル!!」
「あれは……『竜の波動』つまりイートは、かなりの高レベルって事だな」
「じゃあ、何でミルに圧倒されてたんだ?」
ラルドは高レベル、という単語に反応して反論する。
一体全体、何で……。
「ポケモンは、窮地に立たされるとかなりの力を持つ様になる。今のイートがそうだな」
「ミル……」
何て強い相手なんだ……イート!!
〜☆〜
「かっ……!?」
「ぐがぁあ!!」
ミルが吹き飛ばされた場所に、『竜の息吹』を撃つ。
しかも、さっきの広範囲のブレスとは違い、収束された光線≪ビーム≫のようなものだった。
「へ……ま、守るっ」
だが、そんな高威力の技の直撃は流石に拙いらしく、守るで防ぐミル。
「ぐぉおお!!」
「シ、シャドーボール!!」
「ぎゃああ!!」
ミルもシャドーボールを放つが、それは『ドラゴンクロー』に弾かれる。
……しょうがない。あの技使おう。じゃなきゃ……殺される。
「行くよ……私の秘技!!」
「ぐがぁああ!!」
秘技、という言葉に反応したのか、球状にした竜の波動を放つイート。
だが、それは失敗に終わる。
「現れてっ!!『シャドーピンボール』!!」
瞬間、十のシャドーボールが、ミルの周りに現れる。
その一つが、竜の波動を相殺する。
「ぎゃ!?」
「からの……」
ミルは正直言って、この技を撃てるか不安だった。
でも……。
『コツは、シャドーボールの弾力の扱いって言っただろ?』
そうだ!この技を……完成させなきゃ!!
「行くよ……秘技!『シャドー・リヤード』!!」
「ぎゃお!?」
ミルが高らかに技名を言い放った瞬間、九つのシャドーボールが『周り』に撃たれる。
「何を……してるんだ?」
「……さあな?」
(頑張れよ……ミル)
そういって、自分達にも襲い掛かるシャドーボールを避けていく。
そして、ミルは……。
(あそこで止まってくれたら……私の勝ちだ!!)
「ぐぎゃお!?」
案の定、イートはシャドーピンボールを避けるので精一杯だ。
そして、チェックメイトが刻一刻と近づいていく。
「ぐ、ぐぎゃあ!!」
「っ!!」
イートはこのままでは避けきれないと思ったか、上空へ跳んだ。
それを見て、ミルは顔を歪める。
全てのシャドーピンボールが今、イートがいた場所に集まってきたからだ。
「ぐぎゃあ!!」
これで勝ったと思ったのか、イートは空中で竜の怒りを撃とうとした。
だが、現実は逆だった。
「ふふっ、終わりだよ、イートさん!!」
全てのシャドーピンボールがぶつかった瞬間、なんと直上へと全ての弾が上がって行く。
それはまるで、ボール同士が地面にぶつかると同時にぶつかり、衝撃で上へと昇がって行くようだった。
「これが私の全力だよッ!!『シャドー・リヤード』!!」
「ぎゃあ!?」
いきなりの襲撃に、イートは防御もとれずに……。
「ぐぎゃぁあああ!!??」
直撃を受けてしまった。
当然、その威力はシャドーセリエスより遥かに上だ。
そして――。
〜☆〜
「ぐ、ぐぅ……」
「あ、起きたよ!!」
「本当かい?回復が早いね」
「お?おきたのか?ならそこにあるオレンの実を食え」
イートが目を開けると、そこには四人のポケモンが居た。
ここでは珍しい、自我を持った四人……。
「こ、ここは……」
「気を失ったポケモン定番の言葉だね。ここは迷宮の洞窟。そして君はイート」
「それは解かっている……ぐっ」
「ほらほら、怪我してるんだから。動いちゃダメだよ!」
こいつは……そうか、俺に『勝った』のか……。
久しいな。俺に勝った者とは……。
「それと、忘れないでね?鱗」
「あ、ああ……」
……あいつと種族も性格も一緒とは……偶然か?
「ねぇ、イートさんの鱗って、どうやって剥ぐの?」
「……普通に抜け落ちた物がある。それを取れ。壷に入っている」
「へ?……し、知らなかった……」
……宝が目的じゃない?
ここに来る者は、殆ど全員が宝狙いだったがな……。
「これこれっと……あ、あった!!ありがとね、イートさん♪」
「ああ……」
「おい、フィリア!!そうとは知らずに倒しちゃったぞ!!ミルにあの壷だけ盗れ、って言えばこんな惨事には……」
「惨事という惨事にはなってないだろ!!」
本当……変わってるな。
「あ、イートさん。ごめんね。私達、ギルドに戻らなきゃ……」
「いや……オレンの実などは自分で常時用意している。言えばここが俺の住処だしな」
「そうなの?じゃあ、バイバイ。また会おうね。イートさん」
「……ああ」
そして、そいつ達は一つのバッジを掲げると、黄色い光に包まれて消えて行った。
本当、不思議な奴らだったな……。
〜☆〜
あれから五時間……。
ここはプクリンのギルド。
そして、ギルドの弟子達が眠る頃……。
「けっ、晩飯は食ったが……あれだけじゃ腹の足しにならないぜ」
「じゃあ、行くか」
「へへっ、そうですね」
「どこにですか?」
闇夜に召されし悪が、月に照らされた時。
「もちろん、盗み食いだよ」
明らかにこそ泥発言をして、消えて行った――。
次回「あるポケモンの弱点」