これは、俺が5歳だったころの話だ…

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シュライユ（５）「ねえねえヴァシロおにいちゃん！」


ヴァシロ（２３）「なんだい、シュライユ」


シュライユ「きょうもポケモンさがしにいこうよ！」


ヴァシロ「うん！いいよ！じゃあすぐ出発しよう！」


リリア（２）「ふえええええん！おにいちゃ、いっちゃやあ！」ｸﾞｽｸﾞｽ


シュライユ「リリア。はなかなんか、もってかえってきてあげるから」ﾖｼﾖｼ


リリア「わかた！りりあ、おりこうにしてる！」ﾆﾊﾟｱ


リリア「ちゃんと、もってかえてきて！」


シュライユ「よし、いいこにしてまってろよ」


ヴァシロ「そろそろいい？出発しよう！」


シュライユ「うん！いってきまーす！」


リリア「いてらっしゃい！」


シュライユ「きょうはどこにさがしにいくの？ヴァシロおにいちゃん？」


ヴァシロ「今日は村はずれの花畑にいこうか！」


シュライユ「えー？はなばたけなんて、ポケモンいるの〜？」


ヴァシロ「それがね、最近発見されたポケモンが花畑によく生息するらしいんだよ」


シュライユ「え！？しんしゅのぽけもん！？」ｷﾗｷﾗ


ヴァシロ「うん、そうだよ。今日はそのポケモンの生態を観察しに行くんだ」


シュライユ「じゃあ、さっそくはなばたけにいこう！」


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〜花畑〜


ｻｱｱｱｱｱ･･･ｷﾗｷﾗｷﾗ


シュライユ「わあー」ｷﾗｷﾗ


ヴァシロ「ここが花畑だよ」


シュライユ「きれいだね！」


ヴァシロ「そうだね。…さて！そろそろ手分けしてポケモンを探そうか！」


シュライユ「うん！」


シュライユ（よーし、ヴァシロおにいちゃんよりはやくみつけてじまんしちゃおー）


ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ･･･


？？？「フラーン…」ﾌﾖﾌﾖ


シュライユ「ん？このこは…ポケモン！？もしかしてしんポケモンってこのこのことかな？」


シュライユ「まあとりあえずヴァシロおにいちゃんをよぼう！ヴァシロおにいちゃーん！！！」


ﾅﾆｰ?


シュライユ「ポケモンがいたよー！！！」


ﾁｮｯﾄﾏｯﾃﾃｰ!


ヴァシロ「はあ、はあ、疲れた…。それで、そのポケモンはどこにいるんだい？」


シュライユ「このこだよ」ﾊｲｯ


？？？「フラーン…」


ヴァシロ「このポケモンは…！このポケモンが最近発見された、新種のポケモンだよ！このポケモンはずっといるっていう言い伝えは多くあったんだけどね、妖精のような存在だったから今まで誰も捕獲できていなかったんだよ！あ、妖精といえばね、このポケモンは同じように最近発見されたフェアリータイプというタイプを持つポケモンでね、最強タイプと言われていたドラゴンタイプの技をなんと無効化してしまうんだ！あ、ドラゴンといえばね、最近の研究でｎシュライユ「うんちくはいいからはやく観察しようよ！」


ヴァシロ「ははっ、すまない。新種のポケモンを見つけて興奮してしまったよ」


ヴァシロ「あ、このポケモンはね、フラべべ、というんだ」


シュライユ「ふーん。フラべべ、かぁ…」


シュライユ「ねえねえヴァシロおにいちゃん！このポケモン、つれてかえっていい？リリアにもみせてあげたいんだ！」


ヴァシロ「いいよ、と言いたいところだけれど…だめだ」


シュライユ「なんでぇー？」


ヴァシロ「フラべべは妖精なだけあって、仲間意識が強いんだ。もし連れて帰ったりしたら、二度と花畑には出てこなくなってしまうかもしれない」


シュライユ「わかったよ、ヴァシロおにいちゃん。はなをつんでもってかえるだけにしておくね」


ヴァシロ「ああ。それがいいと僕も思う」


フラべべ「フラーン…」


シュライユ「そんなかなしそうにしないで、フラべべ！またあいにきてあげるから！」


ヴァシロ（こんな短時間でフラべべが懐くなんて…。すごいな、シュライユは）


シュライユ「またね！フラべべ！」


フラべべ「フラーーン！！！」


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シュライユ「ただいま！リリア！」


リリア「おかえり、おにちゃん！！！」


シュライユ「はな、もってかえってきたよ！」


リリア「わあ！ありがとう！おにいちゃん！！！」


シュライユ「それでね、はなばたけがきれいでね、あとね、…」


リリア「そうだたの？ははは！」


ﾜｲﾜｲｷｬｯｷｬｯ


ヴァシロ（兄妹っていいな…。なんてね）


ヴァシロ「なんだいなんだい？僕もいれておくれよ！」


シュライユ「あ、あとヴァシロおにいちゃんがね…」


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シュライユ「っと。こんなところかな」


リリア「あの花、やけにながくもったのよ！なんかあったのかな？」


シュライユ「さあ？…フラべべのおまじないでもあったんじゃないのか？」


リリア「あはは！なにそれ！」


ﾜｲﾜｲ･･･


少年シュライユの旅はまだまだ続く！