第一話 初めてのポケモン!
初めてのポケモン! 後編
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シュライユ「くそっ…ちくしょうっ!」


シュライユ「ちくしょおおおおおおおおお!!!!!!!!」

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ガチャッ!バタン!

トコトコトコ・・・


シュライユ「こんにちは!ヴァシロ博士!」


ヴァシロ「やあ!よくきたなシュライユ君!」


リリア「もう!遅いよお兄ちゃん!」


シュライユ「ごめんな、リリア」


リリア「やけに素直ね…。まあいいわ!」


ヴァシロ「さて!役者も揃った事だし、君たちにポケモンを授けよう!」


ヴァシロ「だけど、その前に…簡単にポケモンについて学ぼうか!」


リリア「えー、早く頂戴よ、はかせー」ブーブー


シュライユ「リリア、静かにしろ」


ヴァシロ「あはは…じゃあ説明していくね!」


ヴァシロ「ポケモンは、このケイモロス地方含め、世界中に存在している。海、山、川、町、とにかくいろいろな所に、たくさんのポケモンが、様々な形で存在している。
僕たち人間は、このポケモンたちと、多くの形で共存してきた。その中でも最も多く、
最も関わりやすく、この地方で最も盛んなものが、そう」


ヴァシロ「バトルだ」


ヴァシロ「君たちはこのポケモンバトルを極めるために旅立つ。それがこの村の伝統だからね」


ヴァシロ「でも、忘れないで欲しいのが、ポケモンはバトルのための道具ではない、ということだ」


ヴァシロ「それを理解した上で、君たちには旅立ってほしい。理解できたかい?」


シュライユ「もちろん理解しtリリア「もちろん!」


シュライユ「おい」


ヴァシロ「よし、いいだろう。君たちにポケモンを授ける。この中から選んでくれ」


リリア「お兄ちゃんからどうぞ!」


シュライユ「んじゃあ、俺は…こいつで」


ヴァシロ「それはパチリスというポケモンだ」


ヴァシロ「とても人気があって、世界中のトレーナーの最高峰である世界大会の決勝戦では、登場しただけで歓声が上がったらしいぞ」


リリア「じゃあ私は…この子ね!」


ヴァシロ「それはナックラーというポケモンで、地面タイプのポケモンだ。進化させるととても強くなるぞ!」


ヴァシロ「二人ともポケモンを受け取ったな。じゃあそのポケモンにニックネームをつけるかい?」


シュライユ「俺はいいや」


リリア「私もつけないことにする」


ヴァシロ「お、おおう…予想外の反応だったな」


リリア「そんなことより、お兄ちゃん、貰ったポケモンで早速バトルしようよ!」


シュライユ「いいぜ!バトルだ!」


ヴァシロ「ちょっと待て、二人とも」


シュライユ「何?」


ヴァシロ「言い忘れていたんだが、バトルはバトルアプリがないと基本的にできないぞ。一部の例外もあるが。ポケギアに入れてあげるよ」


リリア「は・か・せ!は・や・く!」


ヴァシロ「はいはい。インストール…っと。これでバトルできるぞ」


シュライユ「ありがとう、博士。じゃあ早速バトルだ!リリア!」


リリア「望むところよ!お兄ちゃん!」


バトルスタート!


ヴァシロ「バトルアプリで技を確認してポケモンに使ってもらうことで、相手にダメージを与えることができるぞ!」


リリア「ん…じゃあ、ナックラー!地震!」


ヴァシロ(やべえ研究用に覚えさせてたの忘れさせるの忘れてた!)


ナックラー「クラアアアアアアアア!!!!!」ドドドドドドドゴオオオオオオン!!!!


パチリス「ぱ…ちぃ」ドサッ


リリア「やった!勝った!」


シュライユ「えっ」


ヴァシロ「シュライユ。今のはしょうがないから気にするnシュライユ「くそっ…ちくしょうっ!」


シュライユ「ちくしょおおおおおおおおお!!!!!!!!」


初めてのポケモン! 後編 完

pachirisuman ( 2016/08/01(月) 18:31 )