第一話 初めてのポケモン!
初めてのポケモン! 前編
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「…ちゃん。……おに…ちゃん」


???「お兄ちゃんっ!!!」バンッ!!!


???「ぶわぁっ!?」ガバッ!!!


???「全くお兄ちゃんったら、私が起こしても全然起きないんだから」


???「ついつい叩いちゃったよ」


???「…ったく。いつも叩くなって言ってるだろ!?」


???「そんなことより、今日は博士にポケモンをもらって旅に出る日なんだから、早く着替えて研究所に行こうよっ!」


???「あー…。そうだったな。じゃあ俺は着替えるからお前は先に行っといてくれ」


???「わかった!」


そう言って、妹のリリアが出て行った後、俺は着替え始めた。
俺の妹は、ポケモンが大好きな10歳だ。黒い綺麗な髪を、ポニーテールにしている。
人懐っこくて可愛い、自慢の妹だ。
そんな妹の兄の俺は、13歳。顔は普通位。母さんによると、妹が生まれる3年前、急にこの村、クオレに光が落ちてきて、その中に赤ん坊の俺がいたらしい。そんな俺を拾ってくれた母さんには感謝してもしきれない。
そんなことを考えている内に、着替えは終わった。
後は持っていくものを準備しよう。


???「後は帽子をかぶって、傷薬と、昨日母さんに貰った3000円をバックに入れて…
準備完了!」


???「おはよう、母さん!」


母「おはよう、シュライユ」


母「今日は待ちに待った旅立ちの日ね。リリアなら先に行ったよ。今日は旅立ちの日だから、プレゼントを買っといたよ」


シュライユ「え?なになに?」ワクワク


母「はい。最新型のポケギアよ」


シュライユ「わあ!ありがとう!」


シュライユ「それじゃあ行ってくるね!」


母「いってらっしゃい。無理だけはしないようにね」


シュライユ「いってきます!」ガチャ


ーーーーーそして俺の物語は始まったーーーーー



pachirisuman ( 2016/07/31(日) 11:00 )