とある青年の物語 〜kizuna〜 - §5 an archeological society
twenty-seventh
PM4:00 カイナシティー 公民館 大ホール

ユウキ、エーフィー、ライトは他の学者達との会話を楽しんだ。
そんな中………。

「君はイッシュの伝説を解明したユウキやんね?」

ユウキの同じぐらいの青年に話しかけられた。

「えっ、はい。」
「俺はカエデ。主に宝具の調査してる、新人やよ。」
「新人、僕と同じだね。知っていると思うけど、伝説とか伝承の調査をしてるよ。」
「そんなんやね。 ここに初めて来たけど、どの人も年上やったから、同年代の人と会えてよかったよ。」
「うん。ところで、カエデは今は何の調査をしてるの?」

ユウキはカエデに聞いた。

「俺はホウエンに伝わる宝具の調査をしとるよ。」
「ユウキ君とは似た感じだね。」
「うん。僕はホウエンの未解明の伝説の調査、もうテーマは決まっているよ。」
「そうなんやな。 伝説の調査なら、共同で調査する?」
〈いいと思うわ。ユウキ、イッシュの[絆の証]みたいに、宝具が関係するかもしれないわよ?〉
「確かに、そうだね。うん。賛成だよ。」
「よかった。 ユウキ、左腕に着けているバンダナって、[絆の証]やんな?」
「流石は宝具の専門家だね。そうだよ。」
「やっぱりそうだったんやな。 ということは、[絆の賢者]なんやな?」
「うん。 ここまで当てれたのは初めてだよ。」
「ということは、ポケモンの言葉がわかるんやな?」
「うん。」
「なら、俺のポケモンの種族はわかるか?俺のポケモンに聞いて、答えてくれよ。」
「うん。それくらいなら、容易いよ。」
〈カエデ、無茶ぶりじゃないかな?〉

カエデのポケモンが答えた。

「じゃあ、聞くよ。君は何て言う種族なの?」
〈僕はフローゼルだよ。出身はシンオウ地方だよ。〉
「うん。わかったよ。カエデのポケモンの種族は、フローゼルで、カエデはシンオウ地方出身でしょ?」
「えっ!?あたりやよ。本当にわかるんやね!?」
「うん。」
「ユウキくんのバンダナって、そんな効果があったんだね。」
「そういえば言ってなかったね。」
「あと、これでも俺はトレーナーとしてジムを巡っとるよ。」
〈私達と同じね。〉「僕も巡ってるよ。カエデは何個のバッチを持ってるの?」
「俺9個やよ。一つ星だよ。学者で星を持ってる人はなかなかいないやろ?」
「確かにね。僕が知っている人は、会長のシロナさんだけだよ。」
《ちなみに、私達も星を持ってるわよ。》
「!? この声は!?」

突然の事にカエデは辺りを見渡した。

「エーフィー、完璧に使えるようになったんだね?」
《ええ。ライト達のおかげでね。》
「まさか一晩でテレパシーを使えるようになるなんて思わなかったよ。」
「これが、テレパシー!?まさか、伝説のポケモンだったり………」
〈カエデ、どう見ても普通のエーフィーでしょ!!〉
「伝説とかじゃなくて…」
《ごく普通のポケモンよ。》
「僕のパートナー、始めのポケモンだよ。」
「そうなんやな。俺はこのフローゼルやよ。」
〈10年以上のつきあいだよ。〉
〈一度戦ってみたいわね。〉
「うん。 なら、明日、バトルする?」
「それ、ええな。ええよ。俺の実力、なめてらあかんよ!」
「僕も負けないからね!」

2人はバトルの約束をした。

「じゃあ、後でな!」
「うん!」

一度、2人は別れた。

………

PM5:00 カイナシティー

考古学会が終わり、解散となった。

「結構たのしかったね。」
「うん。知り合いも出来たしね。」

ユウキは4つのボールを投げながら言った。

〈学会、どうだった♪?〉
〈楽しかったわよ。それと、伝説の調査、ある人と共同ですることになったのよ。〉
〈共同で〜?〉
「うん。その人は宝具を専門としていてね。方向性は同じだったから。」
「あと、ユウキくんと同じぐらいの年だったよ。」
〈ということは、ユウキと同じで新人だな。〉
「うん。 その人と明日にバトルをする約束をしてきたから。」
〈ユウキと同じで、一つ星のトレーナーよ。〉
〈相当の実力の持ち主ということですね。〉
「うん。そうだよ。だから、これから部屋で作戦会議しようか。」

ユウキ達は予約しておいたポケモンセンターの宿泊施設に向かった。

@ ( 2013/05/16(木) 23:20 )