飽食のけもの - #2 火矢を放つ
#2 火矢を放つ-3-

 次の朝、ジャグルは少年たちの寝床で誰よりも早く起床し、レガのもとへ向かった。しかし、大人たちの誰よりも遅かった。筒のように丸めた紙を手に持つレガと、一緒に旅立つ二人の大人が既に馬屋で待機していたのを発見し、慌てて走った。
「すみません、遅くなって」
 おうおう、遅いぞー、と笑ったのは、髪を伸ばした長身の男だった。もう一人、強面の男は腕を組んでしかめっ面をしている。悪意あってのことではないのだろうが、ジャグルは恐縮しきりであった。
「よし、これでメンバーが揃った訳だけど、新人もいることだし、自己紹介といこうじゃないか。改めて、俺はレガ。今回の遠征のリーダーをやらせてもらう。よろしく」
 レガは手を差し出し、握手を求めた。ジャグルはそれに応じる。しっとりとした、落ち着きのある手だった。その後に、残りの二人が続いた。まず、長身の方が歩み出た。
「オイラはラッシュ。ラッシュ・タルトだ。ま、名字なんか言わなくても分かるけどね。みんなタルトだから。君もね。あはは」
 ラッシュはへらへらと笑いながら、握手した。握手と言うより、振り回された感じがした。そして、強面が歩み寄る。
「ローク・タルトだ」
 ロークの名乗りはその顔面に相応しい厳格さを漂わせていた。タルト姓を名乗ったのは、ラッシュとは違い明らかに意味があるように思われた。自分が一族の一員であることの自覚だろうか、それはジャグルには分からない。握手した手は分厚く、硬かった。多くの苦労を乗り越えてきたことを、物語っていた。
「ジャグル・タルトです。宜しくお願いします」
 二人につられて、ジャグルもフルネームを名乗った。
「じゃ、早速予定を確認しよう」
 明朗な声で、レガは告げた。
 そこでようやく、持っていた紙の正体が分かった。伸ばして地面に広げると、山や森、家の絵と、それに伴う文字が描かれていた。地図だ。
 レガの話によると、今回向かうのはクラウディア領の東北部にある村々だった。タルト一族が住まうハイラ山脈はそれより更に北に位置するので、ほぼ南下する形になる。周辺の村々を三、四件ほど回り、まじない方面の相談を解決していく。最初の村に着くまで丸一日。村一つ辺り二、三日滞在し、また移動する。多少の延期は最初から考慮の上だ。七日間、と言うのは、どうも比較的短い遠征を指す言葉であるらしく、おおよそ言葉通りの意味ではないようだ。八日か、十日か、それは状況とレガの采配によりけりである。
「では、行きましょう。長旅ですが、宜しくお願いします」
 レガの一言が、全員の気を引き締めた。
 四人は馬を走らせる。馬術の心得がないジャグルはレガの前に乗った。馬術が子供の教育カリキュラムに含まれていない訳ではないのだが、ジャグルは術を磨くことに熱心だった分、おろそかにしていたことは否めなかった。だからジャグルの体は終始カチコチに強ばっていた。それ以外にもいくらか原因はあるのだが、ジャグル自身、恐縮以外に理由を求めなかった。
 村を出た後、ジャグルは一度だけ振り返った。見慣れた建物の群れが木々の間に隠れて、もうほとんど見えない。今までの自分の暮らしを、全て捨ててくるような気分だった。しっかりしなくては。どれだけ辛いことがあっても、村の少年用の宿舎で泣き寝入りすることは出来ないのだ。
 やがて森が終わり、視界が広がった。まず目に飛び込んだのは、広大な麦畑だった。前方全てが平らで、ひたすらに開けた景色だった。初めて見る光景に、思わず声をもらす。外の世界は、これほどまでに広いのか。
 空に少し橙色が混じり始めた頃、村が見えた。石造りの壁と木の屋根が集まっている。
「ジャグル」
 不意に、ロークが呼んだ。手招きするので、レガは馬を近づける。
「いいか。町中に入ったら、お前の役割は一つだ」
「なに?」
「何もするな。勿論、返事もだ。村人に声をかけられても、反応するな。ただレガのやることをじっと見ていろ」
 釘を刺すように彼は告げた。想像だにしなかった言葉に、ジャグルは面食らった。
「おいおい」
「何でさ」
 レガが咎めるのとほぼ同時に、ジャグルが噛みついた。
「何でもだ」
 まるで痛くもないと言わんばかりに、ロークはぴしゃりとはねのけた。
「ちぇ」
 感情を滅多に露わにしないジャグルも、他の同世代とは一つ上の待遇を受けた直後だったせいもあり、内心むっとした。自分は他の子供らと違って、もっとレガの役に立てる。立たなければいけないのだと思った。

 最初の村に到着するなり、小さな子どもがどこからともなく現れた。一人、二人、三人。いつの間にかわらわらと現れ、終いには大人も近寄ってきた。不思議そうな顔で見上げる小さな瞳、歓迎の眼差しを投げかける目、実に様々な視線があったが、総じて負の感情はなかった。ジャグルにしてみれば、初めて出会うまじない師以外の人間だった。歓迎されたことが嬉しくて、つい声をかけてみたくなったが、ロークの言葉を思い出しぐっとこらえた。
 この村には三人ともよく来るらしく、案内されるまでもなく村長の家まで最短距離でたどり着いた。中から、髪も髭も白く染まった老爺が出て来た。
「これはこれは、タルト様。お久しぶりです。よくぞいらしてくれました。ささ、長旅でお疲れでしょう。お入り下さい。食事を用意させましょう」
「お心遣い、感謝します。短い間ですが、宜しくお願いします」
 食事の間だけは人払いをしていたが、終わるやいなや村人がなだれ込んできた。皆、まじない師が珍しいのだ。彼らにしてみれば、我々の来訪は年に数度しかないイベントなのだろう。
「じゃ、元気いっぱいの子どもたちのために、いいものを見せてあげよう」
 レガは立ち上がって、一枚の紙を開いた。手のひら程もない、小さな紙だ。
「これ、何に見える?」
 レガが聞くと、子ども達は仕切りに手を上げて、自分の意見を言いたがっている。レガはぐるりと見回し、やがて一人の少年を当てた。
「じゃあ、君」
 彼は元気よく、
「紙!」
 と言い切った。
 周りからは大ブーイングが巻き起こった。レガはそれを制す。
「まぁ、確かに紙だね。でも、ただの紙じゃあない」
 一言一言を切っては、子ども達の顔を見渡すレガ。その語りに、いつしかその場の全員が引き込まれていく。ジャグルも、子どもと同じように、レガの手に見入っていた。
 レガは手のひらに紙を貼り付けるように、指で押さえた。それを一度周囲に見せつけると、手のひらを自分の方に向けた。そして、押さえた指を離しながら、ふうっ、と大きく息を吹きかけた。バタバタと音を立てる紙が、風圧で手に引っ付いた。
 少しの沈黙が訪れる。この後に何が起こるんだろう、その期待は最高潮に達した。
 その瞬間だった。紙が、火花を吹いて弾けた。バチバチと、橙色の閃光が掌から飛び散っていく。爽やかな音が、鮮やかな光が、隙間なく次から次へとやってくる。
「おおおおお!!」
 周囲が湧いた。火花が消えると、レガは両腕を開いて、怪しげな笑みを作った。
「ありがとう!」
 一斉に、拍手が沸き起こった。
 子供たちの興奮が、レガに質問や願いとなって浴びせられる。
「今のもまじないなの?」
−−そうだよ。まじない師は、こんなことだって出来るんだ」
「何で火花が出るの?」
−ー火花よ出てこい! っていうまじないを紙にかけたのさ。
「ぼくにもできる?」
ーーもちろん。紙にかかったまじないだから、息をふっと吹きかけさえすれば君にもできるよ。いくつか持ってきたから、お土産にあげよう。
 やったあ、とまた子供たちの喜びが聞こえる。ジャグルはレガに群がる子供たちから離れ、ロークとラッシュのそばに寄った。二人はいつの間にか、部屋の隅に逃げていたようだ。
「あいつもよくやるよなぁ。なにが楽しいのか、俺には分かんね」
 ラッシュがつまらなさそうに言った。
 ロークは腕を組んで、レガと子どもたちを見ていた。レガの行いは軽薄である、と言わんばかりに、その顔は険しい。ロークはまだしも、ラッシュまで乗り気ではないことが少し意外だった。
それでも、ジャグルは思った。楽しそうだな、と。子どもたちだけではない、それを見ている大人も、そしてレガ自身も。いつか自分も、こんな大人になれるだろうか。そんなことをぼんやりと考えながら、最初の1日が更けていった。

 次の日。初めてレガの仕事を見たジャグルは、すぐに自分の仕事に対する考えが甘いことに気付いた。ジャグルは大いに落胆した。
 まず、依頼の多くは失せ物や人物の特定、将来の道筋、言葉の裏に隠された心理を読み解くといったものだったことだ。自分の出番などこれっぽっちもなさそうだったのである。火矢を放つ技術など、いつ使えばいいというのだろうか。術とは武器を用いて何かを駆逐するものだと思っていたジャグルにとって、これには面食らった。少年期に学ぶ術が弓矢や剣などを用いるのは、どんな場面でもまず己の身を守れるようにすることが大事であると説く一族の方針からであるが、あまり実際に即しているとも言えないことを悟る。なんとまあ非効率的なしきたりではないかと、ジャグルは心の中で吐き捨てた。
 更に何日か過ごしてみて分かったことは、どれだけ術を知っていても、実際に人の悩みに立ち会ってみれば、どれを使えば解決するのか見当もつかないことが非常に多いと言うことだ。自分なりに、レガがどんな方法を用いるのか想像しながら聞いてみたが、まるで当たらない。なぜレガがそれを提案したか分からなくとも、終わってみればかなり的確に問題の要点を見抜き、解決に導いていたように見えた。ジャグルもまた、そこで新しいまじないを知り、術の使い方を記憶に留めていった。
 ジャグルの役割は、術とは全く関係のないような雑用ばかりだった。水を汲んできたり、他の一行の荷物を代わりに持ったり。そんなことばかりを繰り返すばかりの生活だった。最初は不満もあったが、そんな気持ちは次第に薄れていった。と言うより、思い直した。自分は大人として独り立ちするにはあまりにも力が足りない。むしろどんな力を身につけなければいけないのかでさえ、はっきりとした答えを見出せずにいるのだ。それでも、分かることが一つだけあった。一つ依頼が解決した時の依頼人の表情を見れば、こちらもほっとした気持ちになり、その後胸の底が疼くのだ。いつか、こんな風にできればいい。レガのように、楽しく、堂々と。だからこそ、ロークの言葉通り、自分の今の仕事は大人たちの仕事をしっかりと見ることなのだと思った。

 いくつかの人里を転々とし、六日目の昼に辿り着いた街は今までとは打って変わって都会だった。馬を下りて、宿を取る手はずを整えた。街の規模が大きいと、さすがに人の家に止めてもらうのも難しいのである。荷物を預け一通りの支度が整うと、レガは自由時間にしようと告げた。大きな町だし、ちょっとくらい満喫しても罰は当たらないだろう、とのことだった。お堅いロークが反対するかと思いきや、まんざらでもないようだ。
 四人同時に宿を出て、そこから先は別行動になった。ジャグルはレガについて行こうとしたが、ラッシュが強引に引っ張っていった。
 さすがに街は、規模が違った。家並みはとても綺麗だし、行き交う人の数も倍ほどあった。あれよこれよと目に留まった興味引かれるものの姿を追っていると、目が回りそうだった。
「おい、ジャグル。あの子どうよ」
「どう、って言われても……」
 たった今目の前を横切った女の子を指さして、ラッシュは声をひそめて言った。言葉の意味がまるで分からない。ジャグルは困惑していた。
「そんなことないだろー。もうそろそろ、そう言うこと考え出すお年頃じゃないのか」
 肘で体を突っつかれる。少しよろけた。
「どういうことを考え出すって?」
「なんだよ。面白くねぇな。まだまだお子様だってことか? まぁ、初めて森を出るんじゃ、しょうがないか。今まで女になんて、会ったことないもんなぁ」
 そうなのである。タルト一族で「まじない師」としてやっていけるのは、男子だけだ。ジャグルの周囲には、女子は一人もいなかった。小さい頃から、何度も聞かされた言い伝えがある。女は術力を多く持つが、それを放出する術を知らない。だから、その髪や爪を灰にして男に使ってもらうことで、初めて己の術力を解放することが出来るのだ、と。そのため、タルト一族の森には、男が暮らす集落と女が暮らす集落は、全く別の場所にある。そして、特別な事情が無い限り、その行き来は許されないのだ。
 ラッシュがひどく残念そうにつぶやいたが、しかしまたくるりと表情を変えた。行き交う女性の後ろ姿に夢中である。
「いやー、しかし街中の娘さんってのは、いいボディしてるねぇ」
「何それ」
「もっと大人になったら分かるだろ。早く大人になれよ」
 楽しそうに語るラッシュのにやついた顔が、妙に癇に障った。
「あーあ。てっきりもっと色々なこと、出来ると思ってたのになぁ」
「お楽しみの話?」
「違うよ、まじない家業の話」
 ジャグルは頭の後ろで腕を組み、不機嫌そうに言った。
「なんで大人たちって、子供に攻撃術ばっかり教えてんのかね。おれ、全然役に立たないじゃん。何に使うってんだよ」
「なんだ、そんなことか。気にすることないでしょー。これから覚えていけばいいんだし」
 ジャグルのもやもやとした怒りにまるで気付いていないかのような口ぶりで、ラッシュは話す。
「まぁ、使うときだってあるんだぜ? 人食いが出たときとか。人食い退治は金になるんだよ。世間には知られてない、理屈の分からん問題の正体を、俺らだけが知ってるんだからさぁ。何も交渉しなくても、大体すげぇ額くれんのよ」
 ラッシュはさも当然のように、あっけらかんと答える。何度もそういう場面に出くわしているのだろう。
「理屈は分からなくもないけどさ。稼がなきゃ生きていけないわけだし。分かってる、けどさ」
 反論を試みるも、何も言えない。我々は、人にはない特殊な術力を用いて人々を助ける。助けて、報酬をもらう。そうすることでしか生きていけないのだ。分かってる。分かってはいるけど、ラッシュの物言いには何かが腑に落ちない部分があった。そんな思いだけがぐるぐると廻り、何も言えず、やがてジャグルは口を堅く結んだ。
 ふふん、とラッシュは笑って、指先でジャグルを突っついた。おちゃらけたその感触がやけに癇に障った。
「お子様だなぁ、ジャグルは」
「レガんとこ行く」
 ジャグルは言い終わらないうちに、早足で歩き去ってしまった。

 とは言え、レガが今どこにいるのか、見当もつかない。行き交う人の数は、森を出たばかりのジャグルからすれば目眩がしそうだった。どこか休める場所はないかと探す。宿に戻ろうかとも思ったが、そこに行き着くまでが大変だ。できれば人通りが少なく、草木に囲まれたところへ行きたい。何気なくそんな風に思い、勘を頼りに歩いていると、建物の並びが終わって街道が横たわっていた。道の雰囲気からして、来た道とはまた別の場所らしい。人々の雑踏もほとんど聞こえない、爽やかな空気だけが通り抜けていた。街道の反対側には森が広がっている。その手前に黒い柵が張ってあるのは、恐らくその先が貴族の家の敷地だからであろう。大きな屋敷の屋根が、木々の上に少しだけ顔を覗かせている。
 左側に、人影が見えた。門の前に立つ姿が、見覚えがあるもののような気がして近づいてみる。
「おーい、レガ!」
 その正体が分かったとき、ジャグルは名前を呼んで大げさに手を振った。レガが振り返ると、同じように手を振って答えてくれた。
「街中、堪能してるかい」
「うん。まぁ、でも、ちょっと人が多すぎて疲れちゃった」
 ふふ、と柔らかな笑みを投げかけるレガ。
「普段の俺たちからしたら、そうだよなぁ。ずっと森で暮らしてきたんだ。俺たちの肌に合うのは、きっとこういう森の中なんだと思うよ」
 レガにとってのタルト一族とは、一体何なのだろう。そんなことがふと気になった。
「でもさ、ここに来ることがなかったら、そんな風に思うこともなかったし」
「それもそうだな。ところでジャグル、遠征はどうだ」
 突然の問いに、ジャグルは言葉に詰まる。少し考えて、自分の気持ちを素直に語った。
「大変だね。体も、心もとにかく体力が足りない。まず、馬に揺られるだけでも相当パワーが要るだろ。その後すぐに村人相手にまじない師の仕事だろ。レガもラッシュもロークも、凄い体力。付いてくだけで精一杯だった」
 ジャグルは肩をすくめてみせる。
「こういうのって、続けていれば慣れるものかな。もしそうなら、こんな大変さもいつかは報われるんじゃないかって思う。だからまだまだ、やっていきたい」
 ジャグルの言葉を掬い取るように、レガは耳を傾けていた。何を言っても、レガはジャグルを否定するような言葉を出さなかった。だから思わず、ジャグルもつい、沢山のことを喋ってしまった。
「それはよかった。ジャグルを遠征に連れてきたのは正解だったかもしれないな。お前は出来た奴だよ」
 ぽんぽん、と頭を優しく叩かれる。思わず嬉しくなって、頬が染まる。
 そういえば、とふと思う。
「レガはここで何してたの?」
「あぁ。待ち合わせをしているんだ。丁度誘いがあってね。紙の鳥便が昨日届いたんだ。この屋敷の前で待つって。折角だから、ジャグルも来るか」
 えっ、と思わず聞き返した。
「いいのか」
「いいと思うぜ? あいつはそんなに悪い奴じゃないからな」
 悪戯っぽく、レガは笑った。
「しかし、遅いな。約束の時間は、とっくに過ぎている筈なんだが」
 辺りを見渡していたその時、後ろで錠が外される音がした。門の向こうで、高潔な佇まいをした老人が話しかけてきた。
「遅くなってしまい申し訳ございません、レガ・タルト様。とそれから、お連れ様。中であなたのご友人がお待ちです。さぁ、どうぞ」
 ジャグルはレガの顔を見上げた。と同時に、レガも困った顔でジャグルを見た。彼にも事情が良く飲み込めていないらしい。
「えーと、失礼ですが。私が待ち合わせしていたのはまじない師のディドル・タルトなのですが、何かの間違いなのでは」
 そうレガが訊ねると、老紳士は不敵な笑みを浮かべる。
「ディドル・タルト様は、この中にいらっしゃいますよ。さあ、遠慮なくお入り下さい」
 とにかく、ついて行くしかない。ジャグルとレガは、同じ結論に至った。二人頷き合い、門をくぐった。
 レガの友人、ディドル・タルトとは何者なのか。ジャグルは逸る気持ちを抑えながら、一歩一歩を踏みしめた。


乃響じゅん。 ( 2012/11/22(木) 00:22 )