異端新書
  • 硝子の巨人

  • 忘れてることがある。何か悲しいこと。確かにさっきまでは、覚えていた――。記憶の無いままに目覚めた僕は、埃を被った部屋の中で彼女と甘いひと時を過ごす。だがそれは、陰謀渦巻く大きな破滅の前触れに過ぎなかった。
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