第2話 親友
次の日の朝私は早く起きあの幽霊が出るという館への道に着いた時
「おーいシル〜」
振り替えるとミドリが駆け寄ってきた。
「まさかあの館に行こうとしてる?」
「うん。お姉ちゃんを探す為に行こうって決めたんだ。」
「ふーん じゃあ私も行くよ後ルイとソルも一緒にね〜」
「私の為に皆を被害に合わせるなんて…出来ないよ…」
「いいえ、怖がりのシルだけであの館に入れるわけないじゃない〜それに私達親友じゃない〜じゃあそういうことで二人を呼んでくるね〜」
「あっ!待ってミドリ…」
私の声はミドリには届かなかった。
数分後…
「じゃあ行こうか?」
ミドリは皆に確認をとり、私以外は全員頷いた。私は…皆を…犠牲になって…欲しくない…
そう考えていたため頷くことが出来なかった…
「じゃあ出発〜」
ミドリの声が聞こえ我に戻った。既に皆は少し前に歩いていて私は急いで皆の後を追いかけた。