カントー地方制覇編
マジバトル
クチバポケモン大会…準決勝戦。俺は、自分の試合の後対戦相手を見るためにもう一つの準決勝を見に行った。しかし、そこに映るは驚きの光景、、タケルという受付のときあった少年が、前大会優勝者を一撃で仕留め、決勝へと駒を進めた。

「今日もポケモーニング!!クチバポケモン大会もいよいよ大詰め!今日もこの俺!バトルマイクマンが司会を務めるぜ!今日は決勝戦、すんげぇバトルを期待するぜ!!」

一回戦から気になってたが、あの司会の人、バトルマイクマンって言うのか……

「それでは今日のカードを紹介するぜ!!まず、準決勝、稲妻のの如しスピード戦法のレンマを倒した、男!!彼は、戦うたび成長する!!!ジェネレーションファイター!ユウ!」

俺の紹介が終わり、フィールドに姿を表す。俺にも歓声は上がるがとんでもないのはこれからだ。

「そして、もう1人、、前大会優勝者、レンのカメールを一撃で仕留めた…その破壊力、まさしく最強!!!今回も見せるか!ビックバン!!一撃王!!!タケル!」

タケルが現れるとドワッと歓声が大きくなる準決勝の様子を見た客たちは、あの一撃の虜となっていた。

「ユウ、受付の時の約束守ってくれたんやな…わいも決勝あがってきたでー!どっちが最強か、勝負や!!!」

飄々とした様子と一変し、その姿虎の如し、果てしない威圧と強者の風格が俺に襲いかかる。

「あぁ、やろう。決勝戦!」

俺も彼の答えに応える。さて、はじめよう、、、

「いくで!リザード!」
「行け!ポリゴン!!」

お互い決勝戦、、1番の札を出してくる勝負、相手はほのおタイプのリザードそれに対して俺はポリゴン。

「今回は先にいかしてもらうで!リザード!メガトンパンチや!!」
「リザードォ!!」

一瞬で距離をつめ、ポリゴンの目の前で右手を大きく振りかぶる。

「ポリゴン!テクスチャー」

重い一撃が飛ばされる寸前ポリゴンにテクスチャーを指示、いつものことながらゴーストタイプへ変化!攻撃は透ける。しかし、すり抜けて地面に叩き込まれた拳、地面に大きな拳の跡を残す。それが相手の破壊力を示す証となった。

「放て、ポリゴン!!シャドーボール!」

俺はポリゴンにシャドーボールを指示、闇のエネルギー弾が、リザードに襲いかかる。

「リザード!男なら耐えてみせるんや!」
「リザードォ!!」

リザードは動じず、不動の姿で、受け切った…

「ユウ!!ええ方法でかわしたな!やけど…まだまだや!ひるむな!ほのおのパンチ!」

その後ポリゴンの顔面にほのおのパンチが叩き込まれる。数メートル先まで吹っ飛ぶが、ポリゴンはなんとか耐えた。一撃でこの威力…

「ユウ、わいは次の一撃で、きさんを仕留める…次の一撃できさんのポリゴンを撃ち抜く一撃をかます!!!全力でかかってこい」

そう叫ぶと、リザードは前傾姿勢をとり準備を整える。

「リザード、フレアドライブや!!!」

リザードは体に火炎をまとい、ロケットのように飛び出す。

「こちらも対抗する!!ポリゴン!ギガインパクト!!!」

体に大きなエネルギーを纏い。こちらもロケットのような勢いで突進する。

バゴォォオオン!!!

大きな炸裂音がフィールド上に響き渡った、、、

みゃーす ( 2020/08/21(金) 08:38 )