ポケモンスクール編
それぞれの目指す道
俺はナミノ、この学校で教師をしている。つい、去年まではカントーのプロリーグで活躍していた選手だったはずなのだが、今は教師をしている。今日は二者面談だ。俺の生徒達のこれからについて話し合うんだ。人の分だけ願いがあり、人の分だけ目指す道がある。そうだろ?さて、1人目が来たようだ。

「失礼します!ナミノ先生!」

1人目は、この金髪の少年…カイだ。父親がコガネシティの有名な経営者で名家なのだとか…

「カイは卒業したら何を目指すんだ?」
「地元ジョウトでポケモンリーグを制覇したいと思っています!」

ハッキリ彼は答えた。彼はよく単純と言われてるがそれがいい、その純粋さが夢を決める一歩を決めるのだから、それにしても予想外だ。彼なら父親の会社を継ぐとでも言いそうだがな

「何故ジョウトでリーグ制覇を目指そうと思う?」
「いやぁ、なんというか、パパのように経営者になるのも良いと思ったんだけど…ニャースとあって、変わったんだ!バトルを通して、みんなに夢を与えるようなチャンピオンになりたいんだ!」

純粋な瞳で、答える、彼に心配はいらないなと思い。今日は帰らせた…さてさて、生徒は終わっても教師はまだ終わらん。次の生徒が待っている。

「先生、失礼します!私にようかしら?」

彼女はレナ、俺がもっと若ければなぁ…こういう美少女と恋したかもなぁ…いかんいかん俺は教師だ。さて、進路を聞くぞ。

「お前は将来どうなりたい?」
「ナミノ先生、いつもいってるじゃないですか?私は、ポケモンリーグ制覇する美少女よ。」

カイよりすごい純粋というか…自信家なんだろうなぁ…と思った。後何故他のクラスのレナの分もやってるかって、俺は2クラス分の面談を受け持ってるからだ。スクールの教師はトレーナーをやりながらで忙しい人も多いからな。ちなみレナのクラスの担任は現役プロだ。試合で忙しいのだ。

「ちなみに何故なりたい」
「私だからよ。人気者になって、注目を浴びるのよ。そして私はすごいってみせるのよ。」

なんかすげぇ理由だなと思ったけどこいつならやっていけるだろう。彼女も帰らせた。そして次が最後の生徒だ…

みゃーす ( 2020/08/14(金) 08:40 )