ポケモンスクール編
対決!VSニョロモ
あれから一週間が過ぎ、実践授業の日がやってきた!どうやら今日はいつもより見てる人が多いようだ?

「やっときたようね。待ってたわ。今日は私の姿を見てもらうためにいろんなクラスに声かけさせてもらったわ。私の人望にかかればこんなにも集まるわ」

実践授業は一週間に1回、放課後の時間に行われる。1日2つのクラスの生徒達が使う。そのため日によってはさまざまなクラスが使う。他は放課後のため観客としてくるのはOKなのである。実は俺は、緊張しやすい。たくさんの人がいて、少し汗をかいてきたし、あわあわしてた。

「レナちゃん頑張ってー!」
「レナさん頑張れ!そんな奴に負けるな!」
男女問わず応援が聞こえるし、完全にアウェイだ…その時1人の声が聞こえた。
「ユウ!頑張れー!俺の分も!」

カイの声が聞こえた。カイが応援に来てた。それにつれて自分のクラスの人達が応援の声をかける。どうやら相手のレナはハナダシティ出身でみずタイプの使い方に長けてるらしい。どうやら自分の親戚にみずタイプのジムリーダーがいるとか…そしてまぁ美人で、人望も厚い…そしてこの通り、自信家だ。そんなことを考えてるうちに、ナミノ先生がやってきた。

「今日も俺が審判を取り仕切るぞ!ユウもレナも正々堂々戦うんだぞ。さぁ、ポケモンを出すんだ」

実は結構イケメンでファンの多いナミノ先生他クラスの女子達の歓声が聞こえる。まぁそんなこと気にせず、モンスターボールを手にかける。

「いけ!ポリゴン!」
「いきなさい!ニョロモ!」

お互いのポケモンが元気よく飛び出す。お互いを睨み合うように見ている。

「ポリゴン!たいあたり!」

先に動いたのは俺とポリゴンだ。先手でいきなりぶつからせてもらう。ポリゴンは真っ直ぐ直進するように、たいあたり

「そんなんじゃ、先週のニャースと変わらないわ?ニョロモ!みずでっぽう!」

突撃してくる。ポリゴンにみずでっぽうで対応、遠距離から攻める作戦らしい。ポリゴンは真っ直ぐたいあたりしてる最中だったのでまともに食らってしまう。

「キュ、キュィーン!」
「ポリゴン…くっ、トライアタック!」

今度は、少し距離を取り、雷、炎、氷の三種類のエネルギー弾を相手のニョロモに飛ばしていく。ニョロモは華麗に二発の球をかわすが、最後の氷の球はぶつかってしまう。

「な、なかなかやるじゃない?ニョロモ!バブルこうせん!」

バブルこうせん。たくさんのあわが、ポケモンに襲いかかるが横に少しずれてかわす。しかしバブルこうせんのあわの一部が、ポリゴンにかすり傷だがダメージを与える。

「くっ、ポリゴン!たいあたり!」

もう一度たいあたり、バブルこうせんを放ってる最中なら隙があるかと突っ込む。しかし…

「ニョロモ!みずでっぽうに切り替えて!」

みずでっぽうに切り替え、また、撃墜しにきた…しかし…

「ポリゴン!そこでバリアー!」

たいあたりしながらバリアーを貼り、みずでっぽうと相殺させ、たいあたりで相手はふっとぶ、そこを見逃さない。

「ポリゴン!トライアタック!」

また、三種のエネルギー弾が襲いかかる。

「ニョ、ニャロモ!!かわして!」

といってもなぜか、ニョロモは不自然に動かなかった。かわせずエネルギー弾をくらう。そしてニョロモは倒れた。

「ニョロモ戦闘不能!よって勝者!ユウ!」

その声と共に、歓声が湧き上がった…

みゃーす ( 2020/08/14(金) 07:58 )