自己紹介と仲間達
校門に入り、そのまま校舎内へ、俺とカイは案内板を見ながら自分の教室へ、幸運ながら実はカイは同じクラスならしい。さっき出会ったばかりだが知り合いと一緒のクラスというのはありがたい。教室に入ればさまざまな少年少女達が席につき、静かに待っていた…
ガラガラ…
「おはようございます!みなさんが入学生ですね?待っていました!」
茶髪のショートヘアーの男性が入ってきた年齢は二十代後半というところか、白いメガネに白のスーツを着ている。まぁセリフからして教師であることがわかった。
「おはようございます!私が担任のナミノです。みんなよろしく!」
ニコッと笑い担任教師はフレンドリーな感じで話す。その後淡々とナミノ先生が話していく。今日はみんな集まったばかりだからと自己紹介をみんなですることになったそうだ。
「よし、まず俺がお手本をみせよう!私って言い方堅苦しいからこれでいくぞ!俺はナミノ!これでも元プロのポケモントレーナーなんだぞ!相棒はシードラだ!よろしく!」
ナミノ先生がお手本を見せてくれた、モンスターボールから相棒のシードラを出し、説明。
簡単に言うと名前と相棒のポケモンを教えてくれだそうだ。順番に1番前の席の人からじゅんぐりと話していった。
「僕はカイ!コガネシティの名家出身!相棒はニャース!」
自分の前までちょうど説明が終わったようだ。というか前の席はカイなのか…しかも名家の説明はかならずやるんだ…と考えていた。
「じゃあ、次のやつ頼むぜ!」
「は、はい!トキワシティ出身のユウです!相棒はポリゴンです。よろしくお願いします!」
「キュィーン!!!」
慌てた様子でモンスターボールからポリゴンを出して自己紹介焦った様子で話していたが、ポリゴンに緊張はなく。元気よく鳴き声を上げた…こうして、ナミノ先生率いる俺たちのクラスが始まった