おまけ
キャラ紹介
ナイル(ジュプトル)

 俺。中卒。不思議荘の居候。家賃滞納気味。怪盗“黒影”の中の人。ほかからは目つきが悪いとか無愛想とよく言われるが、これが自然体だから仕方がない。そろそろ安定した仕事先がほしい(できればバイトではなく正社員として)。そのためにはまず怪盗稼業を辞めたいのだが、ブラック企業にいるせいでそれも叶わずにいる。

マル(イーブイ)

 男の子。小学一年生。ティオさんの息子。不思議荘の住民。やんちゃ坊主。元気はつらつ。……かわいい。不思議荘の怖い大人たちからいらぬボキャブラリーをぐんぐんと吸収していて、時々心臓に悪い。残念なことに、世にはびこる怪盗に興味があるらしく、お菓子の付録の怪盗名鑑カードを集めている。そのなかでも好きな怪盗が“黒影”と聞いたときには、半ば真剣に死にたいと思った。

ティオ(ニンフィア)

 主婦。おしとやか。不思議荘の住民。大家代理。マルの母親。怖い大人その一。俺の中で今一番怒らせてはいけないポケモン。今もなかなかの美人だが学生時代はそれこそ学校のマドンナ的存在だったとかそうじゃなかったとか。よくドラゴンタイプの男子生徒からナンパに遭っていたらしいが、気に入らない男にはその触手をつかって&@#いdw/

アフト(ヌマクロー)

 通称あんさん。好青年。公務員。趣味はプログラミング、PC組立。怖い大人その二。笑顔がやたらにまぶしい。マルのボキャブラリー増強には、主に彼とティオさんが寄与している。しゃれにならない金額を銀行に預けている。どうにも俺を学校に通わせたいらしく、仲直りの条件に「大学のオープンキャンパスへ行くこと」と言われて今頭を抱えている。

仲介(ヨノワール)

 無駄な丁寧腰。無駄な敬語。無駄な皮肉。無駄なアタッシュケース。小賢しい笑み。世をかけずる怪盗たちに仕事を斡旋する業者“仲介所”の職員。ものすごく残念なことに、俺専属の仲介。こいつとしゃべるときは決まって人気のない公園に行く。視界に現れてほしくないランキング一位。


エイミ(レパルダス)

 女刑事。まじめ。(残念ながら)柔軟性皆無。素直で正直。戦闘力の高さだけで刑事まで上り詰めただけはあり、刑事として必要な能力が著しく欠けているという始末の残念な刑事。彼女が警備をしけば必ずムラができる。この刑事が俺専属で助かった。

マリア(ロズレイド)

 女刑事。勝ち気。エイミ刑事の上司。怪盗“スナッチ”の中の人。警察と怪盗との狭間を行き来してスリルを感じているとは本人の談だが、その割にはあっけなく捕まってしまった感が否めない。エイミ刑事のことは個人的に結構気に入っていた様子。警察内では「優秀な手腕の刑事」という立場の反面、もっぱら「話題をお水な方向へ持っていく迷惑な上司」という残念な立ち位置だった。


ティオさんの旦那(???)

 不思議荘二代目大家。放浪家。ティオさんの旦那さんでありマルの父親。……のはずだが、彼自身は根っからの放浪気質を持っているようで、不思議荘に帰ってくることはめっっっっっっったに無い。たまに手紙を寄越してくるが、所在も書いておらず本人が何をしているかは全くの謎。


伝説の大怪盗(???)

 借金まみれ。素性不明。行方不明。あくまで仲介所がそう銘打っているだけなので、本当に伝説の大怪盗なのかは不明。認めたくないが俺の父らしい。仲介所からの高額報酬の依頼を掛け持ちしただけ掛け持ちして蒸発。もし見かけたら息の根を止めようと思っている。
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ものかき ( 2013/09/26(木) 20:43 )