第一章
時空の伝説
トキ「私達、絶対良いコンビになるよ!!よろしくね!」


あの日、あの海岸から“私達”の物語は始まった...






EPISODE5.5ー時空の伝説ー


トキ「気を引き締めていこうねソラ!」

ソラ「うん、此処でワタシ達がやられる訳にはいかないは!」


ソラ(いつの間にかトキが先頭を仕切ってる!心強いな...)

トキ「どうしたのソラ?早く行こうよ!」

ソラ「うん!」

時限の塔 頂上


トキ「ここが時限の塔の1番上なのかな?」


刹那、雷鳴とともに落雷が落ちる!

トキ「わわっ!雷!」

落雷にビックリし、空を見上げると


トキ「ソラ!凄い、赤い雲が渦巻いてる!急ごう!ソラ!」

ソラ達が奥に進むと、サークルの模様の様な不思議な物がある...

トキ「これは何かな...?なんか神秘的な感じがするけど...」

ソラ「サークルの模様の中に...えぐれる様に崩れた窪みがあるんだけど...何だろう...」

ソラ「...!まって!窪みの数は全部で5つと言う事は...!トキ!」

トキ「そっか!5つの窪みに時の歯車を収めれば!時の破壊が治るかも!...わかった、やってみるよ!」

トキは時の歯車を収めようとしたその時!


グオオォォォ!!!

トキ「わわ!急に辺りが真っ暗に!」

※「お前達か、この時限の塔を破壊するのは!」


トキ「ええっ!?違うよ!ワタシ達は時の破壊を防ぎに来たのよ!」

※「時の破壊......」

辺りが一気に明るくなり...

グオオォォォ!!!


トキ「ディ、ディアルガ!」

ディアルガ「お前達、どうしてもこの塔を破壊すると言うのか!」

トキ「違うよ!そうじゃない!ワタシ達はこの塔が崩れるのを防ぐ為に......」

ディアルガ「黙れ!グルルルルル!時限の塔を壊す者は、私が許さん!」


トキ「駄目だ、ソラ!全然聞いてくれないよ!」

ソラ「ディアルガは時が壊れた影響で、暴走してるのね!でも、未来世界で見たディアルガに
比べれば、まだ闇に染まりきっていない!ディアルガを正気に戻すチャンスはまだある!希望はまだある!」

トキ「く、来るよ!ソラ!」

ディアルガはドラゴンクローを繰り出した!
その威力は大地を切り裂く威力
トキとソラは間一髪ディアルガの技を避ける!

ソラ「トキ!大丈夫!?」

トキ「ソラ!危ない!」

ディアルガの龍の息吹がソラを襲う


ソラ「わわっ!」

間一髪攻撃を避ける

トキ「ソラ、一旦隠れよう!」

ソラ達は竜の息吹の猛火に紛れて柱に身を隠す

ディアルガ「グオォォォ!!!出てこい!」

ソラ「そう長く身は隠せそうにないみたいね」

トキ「ど、どうしよう」

ソラ「大丈夫、私に考えがあるわ!」


ディアルガ「出てこないのなら...」

ソラ「ディアルガ!」

柱に隠れていたソラが姿を現わす

ディアルガ「グオォォォ!!!」

ディアルガのげんしのちからがソラに向かって放たれるが、それを避けシャドーボールを近距離で放つ

トキ「後ろはがら空きだよ!火炎放射!」

その時

ディアルガ「グオォォォ!!!小賢しい!」

時の咆哮がソラ達を襲う

ソラ・トキ「うわあぁぁ!」

ディアルガ「ドラゴンクロー!」

二人を大きな爪で裂く

ソラ「まだ、“本当”の狙いはこっちじゃ無い」

ディアルガの足元が眩く光る

ディアルガ「何だ!?」

ソラ「光の玉!」

トキ「爆裂の種に火炎放射を繰り出して」

トキの放った火炎放射が、爆裂の種に引火して爆発を起こす

ディアルガ「グオォォォ!!!」

トキ「や、やった! ソラ、今の内に!」


そして私達は、時の歯車を元の位置に収め、星の停止を防いだ


それから1年

トキ「ソラー!」

ソラ「トキ!どうしたのそんなに慌てて?」

トキ「大変だよ!新しくギルドに弟子入りしに来た子達がいるのよ!と、とにかく行ってみよう!」


トキ「ふふ、可愛いね!」

ゴロ「わわっ!いきなり女の子に触られたりなんかしたら恥ずかしいですよ!」

トキ「そう?でもワタシ達に後輩が出来て喜んでるのよ」

ソラ「じゃあ二人とも、ギルドを案内してあげるね!」


ゴロと呼ばれたゴマゾウと、黄色いイーブイのキースは頷いた








次回「旅立ち」乞うご期待!
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シンラ ( 2021/08/10(火) 03:45 )