チーム☆PEACE☆
ドドドドドド!!
ドカン!
ドカン!
ドォーーーン!!
「なんだ!?」
星夜は飛び起きた
朝から物騒な音がレジェド島に響く
「ぎん!大丈夫か!?」
星夜はぎん-イーブイを探した
ー星夜とイーブイが、山の上で会った後、星夜はイーブイの名前を考えていた
「何が良いのかな」
星夜はイーブイに話しかけた
「オマエは、どんな名前が良い?」
イーブイは首をかしげた
(わからないよな)
星夜は思った
「うーん」
しばらく悩んだ末、思いついた名前は
「うーん、銀色だよな、オマエ」
(そうだよ)
イーブイはうなづいた
「なら、『ぎん』なんてどうかな」
(『ぎん』?なんかよくわからないけど、良いなぁ)
「どう?」
(良いよ!)
『ぎん』はうなづいた
「じゃあ決まり!
オレは星夜!よろしくな、ぎん」ー
ぎんはベッドの下から出てきた
「無事か、良かった」
そこで星夜は外がどうなっているかを見た
(なんだ…これ…?)
外に見えるはずの景色がいつもと全く違っていた
山の方には、見たことない人がたくさんいた
全員、白い服を着て、白いズボンを履いている
(あいつら、島民じゃないな、山のポケモン達を狙ってんのか)
「星夜!起きてる!?」
星夜の母さんが慌てて声をかけた
「もちろん!!」
「早く逃げましょ!ぎんをボールに隠して!」
星夜はぎんをモンスターボールに入れた
ドカーーーン!!
「母さん!早く逃げよう!」
星夜達は家の外に出た
しかし、白い服を着た人達に見つかってしまった
「オマエは、イーブイのトレーナーだな?」
白い服を着た人達が聞いてきた
(!?なんで知ってんだ!?)
表情は変えなかったが、内心は決して冷静ではなかった
「何のことだ?」
何も言わないのもマズイと思って、とりあえずとぼけることにした星夜
「とぼけても無駄だ。オレ達は『チーム☆PEACE☆』だ。オマエ達の情報くらい、簡単にわかる」