第0章 探検隊
少年と探検隊
ここは、ポケモンタウンの広場…。広場には、たくさんのポケモン達があつまっている。

大きいポケモンや小さいポケモンみんな姿は違えどこのポケモン世界にすむ住人である。

さて、では…なんでこんなにもたくさんのポケモン達があつまっているのか、 それは彼らの話を聞いてもわかる、有名な探検隊チーム「ブレイブズ」がいるからだ…。探検隊とは、ポケモンをダンジョンから助けたり、探し物を見つけに行ったりし、たまに悪いポケモンを逮捕?する仕事だ。

―広場にて…
「また、あんな難しい仕事こなしたんですか?」
とあるポケモンが聞いた。
「なに、朝飯前だ。」
リーダーのバシャーモがにっこりと答えた。彼はとても誇らしげな顔をしていた。

「だって、あのお尋ね者めちゃめちゃ強かったのよね〜。」
別のポケモンが聞いた。

「まぁ、相手は鋼タイプでしたからね。」
ちょっと、首を傾げて紅一点のサーナイトが言った。
※サーナイトはフェアリータイプが入っているので鋼には弱いのだ。

「でも、やっぱりあんな手強いポケモンをたった3人で倒したからやっぱり皆さん、凄いっすよ!!」
また、別のポケモンが言った。

「そ…そうですかね?他にも、もっと凄いことがあると思うけど…。」
小さい声で、恥ずかしながらルカリオが言った。

そのとき、ルカリオの言葉を聞いた少年がポケモン達の中を掻き分け前に出てこういった。種族はピカチュウである。

「ねぇ、悪い奴を倒すより凄いことって一体なんなの?僕に教えてよ!!」

それは、元気なピカチュウの少年だった。突然出てきた少年に3人とも、世の中にはこんな好奇心の大きい子供がいるのか〜と3人とも驚き顔を見合せていた。

「どうしたの、3人揃って不思議な顔して?僕、何か変なこといった?」

少年も不思議そうな顔をした。しかし、まだ自ら出した問に対しての答えを聞きたそうにしていた。
そのとき、まだ驚きの表情を隠せない3人の中からさっきのルカリオが出てきてこう答えた。

「探検隊をしていて、悪い奴倒すより凄いことか…それはね…」
「うん、うん!!」
ワクワクo(^o^)o

ルカリオの心の中
(ひゃあ〜この子こんなに僕の近くにきてるよ、答えないと(´-ω-`))

「それは、いろんなところに行けてそこでいろんなことを学び、知り。そしてそこでたくさんのポケモンと出会うことができること…かな…。」
ルカリオの心の中
(タブンネ…(汗))

少年はその答えを聞き、感激し更に質問をぶつけた。

「じゃあ、たくさんのポケモンと友達になれるってことなの?」

ルカ…以下略
(え…)
ルカリオは動揺した、だがこう続けた。

「うん、そうだよ。いろんなポケモンと友達になれることだよ。」
ルカリオは、無理やりもうそういうことにして置こうと思った。

「へぇ〜、凄いな探検隊って僕もなりたくなってきたなぁ〜。どうしたらなれるの?」

その答えには、ルカリオではなくリーダーのバシャーモが答えた。

「まぁ、お前にはまだ少し早いが、最低でも1人だったら活動はできるぞ。探検隊のチームを組むには2人は必要だぞ。」
彼は、何故か少し嬉しそうだった。

「へぇ〜じゃあ、まず僕、頑張るよ!!」

そう、元気よく少年は答えた。
目には、期待の光が輝いていた。

「じゃあ、頑張ってね!!」
サーナイトは、微笑みながら少年を後押しした。

「僕も、早く探検隊になっていろんな場所を冒険するぞ〜!!」

広場には、少年の声が響き渡った…

そして、それが少年の夢と冒険の始まりだった…。

第1章に続く

■筆者メッセージ
なんとか、書き終えた〜。
自分にしては、とても長くなりました。まぁ、重要な話だからこんなに長くても仕方ないと思います。たいへんでした。(´-ω-`)
こんな調子で頑張ります。
あと、少し手直ししました。
メロメロめろえったん ( 2015/04/29(水) 22:39 )