ポケダン 探検隊レグルスの物語
序章
出会い
-プクリンのギルド前-

「うーん」
一匹のアチャモ、ティルナがギルドの前をうろうろしていた。

「いや、今日は宝物も持ってきたんだから大丈夫!」

そう言い聞かせる用にいうと、ギルドの前にはってある網の上に立った。

「ポケモン発見!ポケモン発見!」

「誰の足形?誰の足形?」

「うわあ!?」

ティルナは突然聞こえた声に驚き、網から降りてしまった。

「はあ。やっぱりだめか。宝物も持ってきたのに、やっぱり私臆病だなぁ。」

そう言いながらティルナは階段を降りていった。そして、

ギルドの横にある置物の影から2つの影が現れた。

一匹は蝙蝠のようなポケモン、ズバット。もう一匹は紫色のボールのような体

から常にガスを噴き出しているポケモン、ドガース。

「おいバリー、今のみたかよ?」とズバット。どうやらドガースはバリーという名らしい。

「ああ、勿論だぜウィルク。」とドガース。ズバットはウィルクというらしい。

「あいつなんか持ってたよな。狙ってみるか?」

「そうだな。お宝かもしれねえ。」

そして二匹はあとを追いかけていった。


-海岸-

クラブ達か泡を吹き、それを夕日が照らすことによって美しい光景になっていた。

「わあ!やっぱりきれいだなあ」

ティルナはその景色を眺めた。そしてふと岩場の方を向くと、

「!誰か倒れてる!?」

駆け寄って助け起こすとそのピカチュウ
は目を覚ました。

この出会いが今後二人の運命を大きく左右することになる...

メガツインテール ( 2015/07/11(土) 00:16 )