Chapter3
二匹、苦戦する。
トゲトゲ山 1F

「言っておくけど、ルリリが危ないから、『隅々まで探検したい!』は、聞かないからね。」
「わかってるよ。」

トゲトゲ山といえば、ムックルの電光石火にイトマルの糸を吐く&怖い顔のコンボという恐ろしいダンジョンだった記憶が……。
おっと、失礼。私のプレイの実録なんてどうでもいいですね。
二匹は、キビキビと歩きながら階段を探した。すると、ムックルが現れた!
ムックルの電光石火!

「痛っ!」

まるで、電光石火はこうやって使うんだと言わんばかりの電光石火だ。悔しくなったシャイトは試しに電光石火をやってみた。

「電光石火!」

シャイトの技はムックルに当たった。つまり、電光石火を覚えたのだ。おめでとう。
ムックルは、「なかなかやるな……。」と言いそうな顔をして、仙人のように倒れた。弱いとかは言わないであげて。

「おぉ……、すごい!」
「やっと電気ショック以外の攻撃技覚えたよ……。」

シャイトは「ふぅ……。」と汗をぬぐう手振りをした。そして、二匹は近くにあった階段を上がった。



トゲトゲ山 9F

「もう、ここまで来たら、倒されたくないね。」
「シオン、危ない!」
「え?」

―ベチャッ。
シオンが振り向いた瞬間、ネバネバとした糸がシオンの体に引っ付いた。
そう。これは、イトマルの糸を吐くだ。
シオンは動けず、鈍足になった。
どんどんイトマルは近づいてくる。
シャイトは、イトマルの前に立ちはだかった。

「シオンは僕が守る!」

シャイトがそう言うと、イトマルは怖い顔をした。それに驚いたシャイトは、あまりの恐怖に鈍足になった。

「せっかくいいこと言ったのに、あっけなさすぎでしょ!?」

シオンのツッコミが炸裂した。シャイトは、イトマルに投げやりの電気ショックをお見舞いしてやった。

「期待に答えられなくてごめんね。」
「……まぁ、倒せたからいっか。」

ふと、シャイトは何かを思い出した。

「あ、そうだ。スリープと戦う前に、種集めた方がいいよ。」
「なんで?」

シオンは首を傾げながら、シャイトの言うとおり種を拾い始めた。

「スリープに投げつけるの。睡眠の種とかふらふらの種が効果的だよ。」
「不思議玉じゃ、ダメなの?」

シャイトは、シオンが拾った種を貰うと、頷いた。そして、理由を説明した。

■筆者メッセージ
何気に原作に忠実(笑)である。
メグレス ( 2015/05/02(土) 01:17 )