Chapter3
シャイト、町を見る。
―トレジャータウンにて。

「ここが、ポケモンたちの広場……、トレジャータウンでゲス。」

ビッパに連れてこられたのは、なんとまあ賑やかな所。トレジャータウンだ。シャイトは初めて見る光景に魅了された。

「あ、トレジャータウンのことなら、私もわかるよ。シャイト!よく聞いてね。」
「うん!」

シャイトはハキハキとした声で頷いた。そして、シオンは説明を始めた。
最初に、ヨマワルがいる施設を右前足でさした。

「まず、あそこが、ヨマワル銀行。お金が預けられるよ。」

次に向こうをさした。

「そして、あそこが、エレキブル連結店。技の連結が出来るんだけど……、今日はエレキブルが居ないみたいだね。」
「連結って、連結箱でも出来るんでしょ?居なくてもいいじゃん。」

シャイトは、あっさりひどいことを言った。

「簡単に見つからないから、あるんだよ。」
「あっしも見たことがないでゲス。」

連結箱は、ここでは、あまり見かけないようだ。
シオンは次の説明に入った。

「ここは、カクレオンのお店。道具を買ったり、売ったり出来るよ。」

シオンはカクレオンをさした。シャイトは懐かしく感じ、口元が緩んだ。
それに気づかないシオンは遠くをさした。

「そして、ガルーラの倉庫。ここに道具を預ければ、絶対になくならない。」
「大切な道具があったら、冒険するまえに、ここに預ける……。探検隊の基本だね。」
「そうそう!大体、こんな感じかな。」

シオンは一通り説明すると、一息ついた。

「なかなか詳しいでゲスね。それなら安心でゲス。じゃ、一通り準備が出来たら、あっしに声かけるでゲス。そしたら、お尋ね者を選ぶのあっしも手伝うでゲスよ。」
「ありがとう。ビッパって優しいんだね。」

シオンは、天使のような笑顔を見せた。きっと、イーブイ好きなら誰もが心を奪われるような笑顔だ。ちょっと大袈裟かもしれない。

「そ、そんな……。照れるでゲスよ……。ぽ……。じゃ、あっしはギルドの地下1Fで待ってるでゲスよ。」
「わかった!」

シャイトが頷くと、ビッパは、ギルドに向かっていった。

「じゃあ、行こうか。私、どんな道具が、あるのか見たいし、あと買いたい物もあるから、カクレオンのお店に行ってみたいな。とりあえず、カクレオンのお店に行ってみようよ。」
「うん、行こ!」

メグレス ( 2015/03/08(日) 14:26 )