Chapter3
二匹、案内される。
「はぁっ……はぁっ……。お呼びでしょうかー?」
「おお、ビッパ♪速いな。コイツらのことは、もう知ってるよな♪最近入った新入りだ。広場に、コイツらを案内してやってくれ♪」
「はいっ!了解でゲス!!」
「テンション高いなぁ……。」

シャイトはボソッと呟いた。

「コイツは、ビッパ。弟子の一匹だ。ビッパの言うことを、ちゃんと聞いて行動するんだぞ。じゃあな♪」

と、ペラップは去っていった。

「あ、あの時の!」

シオンは驚いた。まさかここでまた会えるとは。

「あ、この前ギルドの前をうろついていたポケモンでゲスね!」
「ビッパって弟子だったんだ。よろしくね!」
「おろろ?二匹とも知り合い?」

話についていけないシャイト。可哀想に。

「……ううっ。嬉しいでゲス……。」
「い……、いきなり、どうしたの?」
「後輩ができたんで、感動してるんでゲス……。うううっ……。キミ達が、ここに来る前は、自分が一番の新入りだったでゲスよ……。ぐすんっ……。」
「涙もろいんだ……。」
「泣かないでよ。ビッパ先輩♪」

腹黒そうなセリフを言い放ったシオンだった。恐ろしい。シャイトは、そう思った。

「じゃあ、案内するでゲス。ついてくるでゲスよ。」

ビッパは立ち直り、最初にギルドの案内を始めた。

―地下2Fにて。

地下2Fに入って(シャイト達から見て)すぐ右に、グレッグルがいた。

「え〜と、まず……。ここは、グレッグルがいるんでゲスが……。実は何をやってるのか、あっしにも謎なんでゲスよ……。なんか後ろの壺を、いつもいじってるみたいなんでゲスが……。よくわかんないでゲス。」
「悪かったな。」
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッ…むぐっ。」
「やめて。」
「はい。」

シャイトの叫びはシオンによって阻止された。ビッパは気にせず、

「右に行くと食堂があるでゲス。左に行くと弟子達の部屋があって……。」

と、次はプクリンの額のぐるぐるの模様がついた部屋に向かった。

「ここが親方様のお部屋でゲス。じゃ、次はギルドの外を案内するでゲスね。」

メグレス ( 2015/03/08(日) 14:23 )