Chapter2
シャイト、血走る。
依頼を成功して、無事に帰ってきたシャイトとシオンはギルドの地下1Fにいた、頭に真珠が無いバネブーに真珠を渡した。

「あ、ありがとうございます!」

バネブーは何度も何度もお辞儀をした。残像ができる程に。

「ワタシ、この頭の上の真珠が無かったせいで、ここ最近もう落ち着かなくて……。」
「そこらじゅうピョンピョン跳ねまくり!おかげで、もうアザだらけでしたよ……。」

確かに、痛そうな色をしているアザらしきものがある。実に痛そうである。

「でも、そんな心配も、今日から無くなります。本当に、ありがとうございました!えっと、お礼です。」

と、バネブーは後ろに隠していたと思われる箱を差し出した。早速、開けてみた。
すると、タウリンやリゾチウム、ブロムヘキシンに、そしてなんと、2000ポケが入っていた!

「にっ、2000ポケ!?大金だよ!」
「なんということでしょう。一気に金持ちだ!」

二匹は、2000ポケに目を輝かせた。

「本当に貰っていいの?」
「はい。真珠に比べたら、安いので。では。」

バネブーは去っていった。すると、代わりにペラップがやって来た。

「お前達、よくやったな♪でも、お金は預かっておこう。」

そして、シャイトからポケを預かろうとすると、

「渡してたまるか!」

シャイトは血相を変えた。目が血走っていてすごく怖い。シオンは嫌な予感がすると察し、

「やめときなよ。おとなしく、預かってもらおうよ。」

とシャイトをなだめると、しぶしぶペラップにポケを渡した。

「ほとんどは、親方様の取り分♪お前達は、このぐらいかな。」

メグレス ( 2015/01/08(木) 22:24 )