Chapter2
シオン、依頼を成功する。
湿った岩場 6F

タイトルがネタバレになってる……。シオンは、そう思いながらシャイトと共に、なんだかんだ、6Fまで来た。依頼達成までもう少しだ。シャイトは気付かれないように眠っているカラナクシをチラリと横目で見た。

「……カラナクシっていうポケモンってさ。東の海と西の海で姿が違うって聞いたことがあるんだけど。」
「えっと……。多分、ここは西の海だよ。」
「へぇー……。西の海のカラナクシは桃色なんだ。じゃあ、前に見た水色のカラナクシは東の海だね。」
「そうだよ。」
「……起こしてもいい?」

突然、シャイトは良からぬ言葉を発した。寝てるのに無理やり起こす意味で、最低である。シオンは目を見開いた。

「えぇっ!?いきなり何言ってんの?」
「冗談だよ。」

シャイトは、「にひひっ♪」とイタズラっ子のような笑みを浮かべた。実際に、賢い子がこんな笑みを浮かべたら、それを見た子はどんなリアクションをしてくれるのだろうか。シオンは、ホッと安堵のため息をついた。



「あ、階段あったよ!」
「ここを上がれば、落とし物があるんだよね。」

二匹は、てくてくと階段を上がっていった。

―湿った岩場 奥底

「あっ!あれは!」

シオンは真珠を見つけた。シャイトは、

「そんなあっさり見つかっていいのかな……。」

と呟いた。

「これがきっと、バネブーの真珠だね。早く持って帰ろ!」
「そうだね。」

こうして、無事に依頼を成功させた二匹だった。

■筆者メッセージ
シオンの心の声から、まさかのメタ発言。
メグレス ( 2015/01/08(木) 22:19 )