Chapter2
二匹、説明する。
「お前は、初めてのギルドだろう?掲示板はギルドにしか無いんだ。見たことあるのは気のせいだ。」
「あ、そうなんだ。」
「へぇ……。」

シオンは、恐るべしペラップの地獄耳と思いながら、掲示板を見た。目立つものから地味なものまで、たくさんの張り紙がピンで貼られている。

「お前達は初心者だからね。まずは、この仕事をやってもらうよ♪」
「改めて説明しよう。これは掲示板。各地のポケモン達の依頼がここに集まってるんだ。最近、悪いポケモン達が増えてるのは知っているよな?」
「確か、時が狂いはじめた影響で悪いポケモン達も増えてるんでしょ?」
「(時が狂いはじめている?それがおかしくなっているってことか。そのせいで悪いポケモンが増えてる……。なんでだ?)」

シオンより頭のいいシャイトだが、さすがに理解が難しかった。ペラップはうなずいた。

「その通り。時の影響で悪いポケモンが増えてるせいか、この掲示板も最近、特に依頼が増えているのだ。」

ペラップは話を続けた。周りの賑やかな声に耳を傾けずに、二匹は真剣に聞いている。

「また、これも時の影響なのかどうかは、わからないが……。最近、各地に広がってきてるのが、不思議のダンジョンだ。」
「……不思議のダンジョン?」

シャイトは聞いたことがあり、思い出そうと頑張ったが、無理だった。

「シャイト。昨日、私達でカケラを取り返したよね?あそこも不思議のダンジョンだったんだよ。」
「あ、思い出した!それって、入る度に地形が変わるし、落ちている道具も変わる。途中で倒れるとお金が少なくなったり、道具も半分くらいなくなって……。」
「そう!んで、ダンジョンの外に戻されるという……、本当に不思議な場所なんだよ。」
「行く度に新しい発見があるんだよね?探検にはもってこいの場所なんだってね。」

シャイトは、やっと思い出してスッキリした。シオンは「よかったね!」と呟いた。

「なんだ!よく知ってるじゃないか♪それなら話が早い♪」
「依頼の全ては不思議なダンジョンだからな。よし、じゃあ、この依頼をやってもらおうか?」

メグレス ( 2015/01/08(木) 22:09 )