NEAR◆◇MISS















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おまけ
設定補足:時系列
本編のネタバレを含みます。
8章読了後の閲覧を推奨いたします。
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<作中の簡易時系列>


<Q&A式解説>


Q.過去を改変したのになぜ人類滅亡に至っていないのですか

A.セレビィが誕生する・セレビィが時渡りをするの条件がそろってはじめて、歴史改変が成立します。セレビィが過去に手を加えすぎた場合、条件がそろわない未来(XX10年とまったく異なる世界)を作り出してしまう可能性があります。たとえば、過去の世界で人類を虐殺するなど直接的に根絶やしにしようとしても、セレビィが誕生するきっかけとなる人類そのものがなくなってしまえば矛盾が発生するので、過去・現代・未来の時間軸でもっとも確定要素の薄い未来出身のセレビィは人類を根絶やしにする前に消えてしまうなどといった、時空規模の自然淘汰を受ける羽目となります。

セレビィが生まれるセレビィの原点が消滅してしまっては意味がないので、セレビィは時渡りをする瞬間までは歴史に手を加えつつ、改変前世界(XX10年)に匹敵する改変後世界(YY10年)が成立するよう調整しました。改変された歴史は当時の時代に直接的影響を与えません(いわゆるバタフライ効果のようなものです)が、YY10年に時渡りがおこなわれると一気に連鎖反応を起こし、YY10年以降の世界は瞬時に人類の存在しない世界に塗り替えられることになります。ニアミスのセレビィ=麹塵はムンナやムシャーナの夢の力が具現化した特殊なセレビィなので、過去のどこをどういじれば思い通りになるか、本能的に掌握できるという設定です。

セレビィは誕生してすぐに過去の時代へ飛ぶため、セレビィ自身の未来の時代を持たない存在ともいえます。つまり、セレビィの時渡り一度が失敗した後の世界と紐づかない存在ともいえるので、YY10年以降の世界はあれほど過去を改変したセレビィの手を離れて独り歩きしはじめることになります。ニアミス本編のキズミたちの行動により未来の分岐は一つ決定され、「改変前世界から時渡りをして歴史を変え、改変後世界に作り変えたもののセレビィの時渡りは不発に終わった世界」というバランスで、今後もニアミスの世界は続いていくようです。



Q.時渡りしたのなら、J・ロングが改変後世界に二人いる?

A.ロング自身にも真実は分かりません。片割れ的存在が消滅したのか、同化したのか、はたまた改変前ロングの記憶と意識が改変後世界のロングに移植される形で覚醒したのか。判明していることは、J・ロングが改変後世界に二人いないということです。



Q.夢からポケモン?

A.ポケモンBWでは、ゲーム内の通信端末Cギアを経由してゲーム内で寝かしつけたポケモンと夢の世界で遊ぶことができるPDW(ポケモンドリー厶ワールド)というネットサービスがありました。夢の中で遭遇したポケモンは現実世界(ソフトのポケモン世界)に連れ帰ることができるというシステムから着想を得ております。夢世界のポケモン→夢の煙による実体化、サービス終了後の眠るポケモンたちはどうなる?→夢の力の暴走化、からのハイリンクの森≒森の神様という設定で知られるセレビィ、BW2の隠し穴→夢世界と現実世界をつなぐゲート、など解釈を広げております。

ニアミス内の夢の実体化は大きく3パターン登場しました。

ダッチェス→ポケモンの夢からポケモンを作り出す実験の成功体
アイラの姉メギナ→ポケモンの夢から生前人間だったポケモンを作り出す実験の不完全体
ダークライ→ポケモンと人間の夢を掛け合わせてポケモンを作り出す実験の成功体






↓ ※エピローグまでのネタバレを含みます




Q.10章で現れた長髪のキズミはそれまでどこにいたのですか

A.セレビィ=麹塵が存在する以上、時渡り実行のリスクは常にあるため人類滅亡を回避できたわけではなく、あくまで保留でした。10章の長髪キズミは改変前世界の住人で、J・ロングと同じく時渡りに巻き込まれましたが過去ではなく、未来へ飛ばされました。序章から登場する短髪キズミは長髪キズミの不自然な不在に対する。自然発生的な補完的存在です。
セレビィの消滅で人類滅亡のリスクがなくなり、長髪キズミのいた人類のいない未来もまた観測不能となった模様です。しかし、あの未来はセレビィの思惑を回避できなかった場合のIFの未来であるか、セレビィと無関係に迎えるはるか遠い自然的な未来であるか、はっきりと断定できる根拠はないようです。





レイコ ( 2020/07/02(木) 19:39 )