ポケモン不思議のダンジョン〜約束の風〜









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序章
序話-プロローグ
 


 いつかの時代、どこかの場所…



「…………来た」



 降りしきる雨の中、その生き物は何かを待ち構えていた。


 そこに一閃の衝撃が走った。


「おまえ何なんだよ! 俺にはやらなきゃいけないことがあるんだ! 邪魔すんなよ!」


 怒りを含んだその声は、虚しく響いていく。


 さっきから、少しおかしい気がする。


 そう、何か歪みだしている。


 しかし、その歪みの正体が、空間なのか、時間なのか。


 はたまた自分の身に起きていることなのかは、わからない。


 嫌な感じがする。


 こんな所でもたついてられない。


 早く…、行かなきゃいけないのに……。


 焦燥感がそこに渦巻いていた。


 その時、闇を切り裂く稲光が、辺りを真っ白に覆い尽くした。


「こ…以…邪魔……す…なら………」


 最後に聞こえたその声は、稲光の中に消えていった……


「うわぁぁぁぁぁぁ!!」………



■筆者メッセージ
拙い小説ですが、これからよろしくお願いします。


投稿日、2013.9.11
アース ( 2014/03/26(水) 18:23 )