ハウとヨウの リーリエに最高の手紙を送ろう大作戦!! - あとがき
Q.エーテル財団職員のスカル団に対する姿勢は、どんなことを思って作品の形にしましたか?
A.ポケモンを傷付けるスカル団に対して敵意を持っている、という側面を強調しています。


 エーテル財団職員がスカル団をどう認識しているかについては、二種類の答えがあると思います。
 ひとつめはルザミーネの真意を知らなかった職員の場合。彼らは原作中でも随所に見られるように、スカル団に対して怒りと嫌悪を持っています。
 ふたつめはルザミーネの真意を知っていた職員の場合。彼らはスカル団と手を組んだことを自覚しているので、それぞれの形で負い目や後悔を感じていると思います。
 当作では主に前者に焦点を当てています。終盤で残党スカル団に視点が移るので、「スカル団があって良かった」と考える彼らの対比として、「スカル団なんてなければ良かった」と考える職員の存在が必要だったのです。
 ハウはこの両視点を持ったうえで、あの態度と言葉を選択したということが、伝わっていれば幸いです。


カイ ( 2020/07/14(火) 22:06 )