【作品解説と謝辞】
この作品は、猫村さんのポケモン二次創作小説「山あり谷あり笑顔あり!」(http://pokest.moo.jp/25/novels/read/6)および「山あり谷あり笑顔あり!」に寄せられた感想を受けて、制作しました。
まず明言したいのは、当作によって「山あり谷あり笑顔あり!」および「山あり谷あり笑顔あり!」に寄せられた感想の内容を否定・攻撃する意図は全くないということです。また、「山あり谷あり笑顔あり!」との優劣や上下関係について論じられることは、不本意と感じます。(上下関係についてあえて言うなら、当作が完全に下位です。なぜなら「山あり谷あり笑顔あり!」がなければ、当作は存在しないからです。)
以上を踏まえて、当作を一言で表現すると、これは「山あり谷あり笑顔あり!」への感想作品です。
「山あり谷あり笑顔あり!」を読んで、また「山あり谷あり笑顔あり!」に寄せられた感想を読んで、私はハウについての解釈に大きな違和感を覚えました。(重ねて言いますが、どちらが正解とか優れているとか言う意図は全くありません。あくまでも「山あり谷あり笑顔あり!」で描写されたハウは、私の知っているハウとは違った、というだけの話です。むしろ私の知らないハウの存在を見せてもらえて、感謝しているぐらいです。)
しかし、私が感じた違和感を、違うハウの解釈もあるよという感想をそのまま主張するのは、あまりにも説得力がなく、字書きの端くれとしてかっこ悪いなあと思いました。そこで、このような作品としてしたためた次第です。創作に創作で応えることを試みた、と捉えていただけると幸いです。
舞台設定やシチュエーションを似せているのは、もちろんわざとです。私が出会ったハウならば何を感じ、どう行動するか、その違いを浮き彫りにしたいという意図があります。
また「山あり谷あり笑顔あり!」は企画投稿作品であり、5つのお題を使うという制約の下で書かれているので、当作も同じお題を使う制約の下で書きました。
字数もなるべく同程度になるように仕上げております。
当作を書きあげて感じたことは、「山あり谷あり笑顔あり!」に対する改めての感謝の気持ちです。
私は、USUM世界のハウの二次創作をすることは考えていませんでした。けれど今回こうして「山あり谷あり笑顔あり!」が公表されたことで、当作は生まれることができました。私は私の全く知らなかったハウに出会えただけでなく、自分が出会ったハウについても深く掘り下げることができたのです。
どちらの作品のハウも幸せそうで、自分のことを大好きだと胸を張って言ってくれて、私はとても嬉しいです!!
「山あり谷あり笑顔あり!」と作者の猫村さんに対しては、敬意と感謝で頭が上がりません。猫村さん、「山あり谷あり笑顔あり!」を書いてくださり、そして当作の制作についてご快諾をくださり、本当にありがとうございました。
併せて、当作と当作解説をここまで読んでくださったあなた様にも、深い感謝の意を表したく思います。当作が少しでも、ハウというキャラクターは魅力的だな、アローラって素敵な所だな、ポケモンって面白いなと感じる一助になれれば、これに勝る幸せはありません。
お目通しいただき、誠にありがとうございました。
アローラ!