突ポ娘短編作品集


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短編集
突然始まるポケモン娘とプロレスでフィーバー! 完結編


#5



実況
 『皆さんお待たせしました! 時刻は18時、いよいよ決勝戦が始まろうとしています! まずは青コーナー! 入場してくるのはレディマシンガンズ! 1回戦では四次元殺法ガールズと戦いビーナスドッキングにてこれを撃破! そして準決勝では激戦の末メロディーファンタジアを降しました!』

ワァァァァァァ!

リトルレディ
 「……」

グレートレディ
 「どうですリトルレディ? 気分の方は?」

リトルレディ
 「少し高揚しているかも……」

私はついに決勝戦まで辿り着いた。
最後の相手はご主人様を掠ったあのファイヤーストームズ。
だけど憎いとかそういう気持ちはない。
ただ、お祭りをこんなに楽しみたいって思ったのも初めてかも。

実況
 『そして赤コーナー! やってくるのはファイヤーストームズ! 1回戦ではサンシャインキャッツの天海選手との激戦の末ガオガエン選手のハイパーダーククラッシャーで撃破! そして準決勝ではメイドカーペンターズの曜子選手をフリーフォールで勝利した! あれ程の激戦を超え、ついに辿り着いた決勝戦! 最後も彼女たちに微笑むのか!?』

ガオガエン
 「へ……分かるぜ、アイツらは今まででも最強だ」

ルチャブル
 「だけど負ける気はないでしょう?」

ガオガエン
 「カッ! 当たり前だ!」

実況
 『両チームリング中央に! さぁ今宵最強のタッグが決定します! 決勝戦! レディマシンガンズVSファイヤーストームズ!』

グレートレディ
 「今回は私に任せて貰いましょう」

リトルレディ
 「……うん」

私はロープの外に出ると、相手の先方はガオガエンらしい。
審判は最後にルールを確認すると、互いの用意を聞く。

ガオガエン
 「ああ、審判、所でありゃなんだ?」

ガオガエンはそう言うと審判の後ろを指差す。
それに反応した審判が後ろを向くが、何を言っているのか分からない。
だが……!

パシィ!

ガオガエン
 「なっ!?」

グレートレディ
 「古典的ですねぇ、息を吸うようにやるところは評価しますが」

実況
 『ふ、不意打ちだー! 審判の目をそらしてラリアットするもグレートレディ、それを受け止めた! 審判慌てて合図! ゴングが今鳴りましたぁ!』

グレートレディ
 「真剣勝負です」

ゴングと同時にグレートレディは態勢を低くしてアマレス式タックル!
そのスピードは誰よりも速く鋭い、ガオガエンさんは踏ん張るもグレートレディはそれも見越して素早く後ろに回り、ジャーマンスープレックス!

リトルレディ
 「投げるのではなく落とす!」

その基本を守り、鋭角に落とすそれは細身のグレートレディでも充分驚異的だ。

ガオガエン
 「ぐは!? 野郎!?」

ガオガエンは直ぐに脱して、立ち上がる。
その際散る汗は、ガオガエンを緊張させただろう。
グレートレディは本当に強い、だけどこれはプロレスだ。
ガオガエンはもう攻撃を仕掛けてくるだろう。

ガオガエン
 「脳みそぶちまけなぁっ!」

実況
 『アックスボンバー! その豪腕振るうもグレートレディはダッキング! いや!? 顎が跳ね上げられたぁ!』

ガオガエン
 「まだだ! 行くぞテメェらー!」

ガオガエンはラリアットと見せかけて、膝蹴りをグレートレディの顔に直撃させた。
更にガオガエンはグレートレディをロープ際に投げる!

ルチャブル
 「行くわよ!」

実況
 『あーと決まったぁぁ! ガオガエン選手とルチャブル選手のツープラトン! ルチャブル選手ドロップキック!!!』

グレートレディ
 「ぐふ!?」

強烈なドロップキックを受けてグレートレディが倒れる。
ガオガエンは更にグレートレディの足を脇に抱えると、観客を最大限に煽った!

ガオガエン
 「行くぞぉ! 1! 2! 3! 4! 5!」

ガオガエンはグレートレディを回し始める。
それはジャイアントスイング! 遠心力が掛かりグレートレディも脱出出来ない!

ガオガエン
 「だぁぁぁ!」

実況
 『ジャイアントスイング! 投げたーっ! グレートレディそのままリングアウト!』

リトルレディ
 「グレートレディ!?」

グレートレディ
 「むぅ……流石ですね」

グレートレディは頭をフラフラさせて立ち上がろうとする。
しかし、ダメージもあり中々立ち上がれない。
審判のカウントは進み、ガオガエンは更に挑発する。

ガオガエン
 「けっ! どうしたその程度か!? 悔しかったり俺の首を掻っ捌いてみろぉ!!」

そう言って首の辺りで手を横に振る。
あれも技としては挑発だろう。

グレートレディ
 「やれやれ、ああ言われては応えねば女の恥、ですか」

実況
 『グレートレディ立ち上がる! だが急がないと場外負けだぞ!』

ガオガエンは間違いなくリングに上がるのを阻止してくるだろう。
だがグレートレディの凄いところはあらゆる点で死角が見当たらないこと。

グレートレディ
 「では――」

実況
 『な!? グレートレディが消えた!? いや! ガオガエン選手の後ろだー!?』

グレートレディ
 「――反撃をさせて頂く」

ガオガエン
 「速っ!?」

神速だ、グレートレディはその応用でガオガエンを真上に蹴り上げた。

グレートレディ
 「行きますよ! リトルレディ!」

リトルレディ
 「! 分かった!」

グレートレディが飛び上がる!
ガオガエンの上から背筋にエルボーを落とすと纏めて落下!
私はそれにタイミングを合わせて膝蹴りをガオガエンの首に打ち込む!

実況
 『これは恐ろしい! 人間なら間違いなく即死のギロチンコンビネーション! まさに超人的殺人技だぁ!!』

ルチャブル
 「ガオガエン!」

ルチャブルはすかさずグレートレディを跳び蹴りで弾き飛ばし、ガオガエンを救出し、タッチして交代した。

リトルレディ
 「こっちも交代」

グレートレディ
 「気を付けて、貴方は耐久だけは不安ですからね」

頷くと、ロープを飛び越え、ルチャブルの目の前に着地する。

ルチャブル
 「正々堂々行くわよ!」

ルチャブルの連続チョップ、私は冷静に弾いて捌く。
ルチャブルは技巧派のレスラーだから、気を付けないと。

ルチャブル
 「はぁ!」

水平チョップの連打が通用しないと判断したのか、ルチャブルは頭まで跳ね上がるハイキックを放つが、私は動体視力に自信がある。
頭一つ動かして回避すると、その大振りに反撃を……!

ガッ!

実況
 『おお! 流石技のルチャブル! ハイキックと見せかけて蹴り出した足が茜選手の後頭部を襲う!!』

リトルレディ
 (大丈夫、痛くない……だけど!?)

見えない角度からの奇襲、私はその一瞬動きを止めてしまう。
ルチャブルはすかさず跳びかかり、私の首をルチャブルの足が挟み込む。

実況
 『ルチャブル選手! そのままリトルレディを抱えて飛び上がる! そして高さをつけたフランケンシュタイナーが炸裂ゥ!』

リトルレディ
 「くぅぅ!?」

私は一瞬意識が飛んだ。
そして戻ったときには、ルチャブルが私をフォールしている!

審判
 「2!」

リトルレディ
 「ガブ!」

ルチャブル
 「痛!?」

私はすかさずルチャブルの首元に噛みつき、ルチャブルを無理矢理引き剥がす!
何とかカウント以内に立ち上がると、ルチャブルは恨めしそうに私を睨む。

実況
 『危なかったぁ! 反則を取られましたが何とか脱出! ルチャブル選手も悔しそうだ!』

ルチャブル
 (……あと1カウントだった! もうあんな奇策は通用しない! ならば……!?)

ルチャブルがキョトンとして戸惑った。
それもそのはず、私のつぶらな瞳を見てしまったのだから。

ガオガエン
 「何してんだルチャブル!?」

ルチャブル
 「はっ!? 可愛くてつい!?」

これでルチャブルの攻撃も下がった。
ルチャブルは飛び上がると、空中を滑空してアクロバットな動きを見せる。

実況
 『空中は飛行タイプの独壇場! ルチャブル選手リトルレディを幻惑!』

ルチャブル
 「はぁぁ!」

リトルレディ
 「!」

ルチャブルは私に飛びかかるが、私は後ろにステップして相手のタイミングをずらす。
そして私はルチャブルに体当たりした。
体格差でルチャブルをダウンさせるには至らないが、それでいい。

ルチャブル
 「今よ!」

実況
 『ルチャブル選手リトルレディの身体を掴む! これはまさかぁ!?』

リトルレディ
 「悪いけど」

私はなんてことのないパンチをルチャブルの横顔に放った。
しかしそれは星のパーティクルを飛び散らせ、ルチャブルの意識を一瞬で刈り取った。

ルチャブル
 「え……?」
.
実況
 『ルチャブル選手ダウン!! 起き上がれないと負けるぞ!? それにしてもあの技は一体!?』

グレートレディ
 「とっておき、ここで解禁ですか」

ガオガエン
 「起きろ! マジでやばいぞ!?」

ルチャブル
 「……」

リトルレディ
 「起きないでよ?」

私はルチャブルをフォールすると審判はカウントを進める。

審判
 「1! 2!」

ルチャブル
 「!」

ルチャブルが腕を上げる!
私は撥ねのけられて、ルチャブルが立ち上がるが様子がおかしい。

ルチャブル
 「……」

リトルレディ
 「意識がない?」

まさかカウントコールに身体が反応した?
だとしたら恐ろしい闘志ね。
でもそれならもう一度倒すだけ!

ガオガエン
 「ルチャブルー! 避けろー!」

ルチャブル
 「……は!?」

私がパンチを振るう。
しかしルチャブルは寸前でグロッキーから脱して、パンチを回避した。

ガオガエン
 「交代だ!」

ルチャブル
 「分かった!」

実況
 『ここでファイヤーストームズ、ガオガエン選手に交代だ! それにしてもお互い正に一進一退! この戦いどこで決着するのか!?』

ガオガエン
 「かっ! 小さい身体に無限の力……アイツの言う通りマジでやべぇな」

リトルレディ
 「?」

アイツとは誰のことだろう?
私のことを知るのはそんなに多くない。
ましてリトルレディを知っているのはグレートレディだけの筈。
だが、疑問を浮かべている暇は無い。
何せ私もフランケンシュタイナーで受けたダメージが大きく、グレートレディの危惧した通りになっている。
ましてダイナミックでパワーのあるガオガエンの攻撃はほぼ受け止められない。

ガオガエン
 「行くぜぇ!」

ガオガエンはいきなり飛び膝蹴り!
私は横に動き、それを回避。
ガオガエンはすかさずバックブローを放った。
私はこれは両手ブロックで対応した。

実況
 『リトルレディ! 防戦一方か!? バックブロー防御するも吹き飛んだーっ!』

ガオガエン
 (自分で飛びやがった!? なんつー防御性能だよ!?)

リトルレディ
 「……あ」

バッグブローのダメージはほぼない。
だけど、吹き飛んだ先がロープだった。
体重の軽い私は簡単に吹っ飛んでしまうから、自分で飛ぶけどここは狭いリング。
ロープが私を無理矢理ガオガエンに向けて跳ね返す!

ガオガエン
 「はっ! 運がなかったなぁ!」

リトルレディ
 「まだ!」

私は拳を握り込む。
そして反動で加速したスピードで私はとっておきを放つ!

ガオガエン
 「うおおお!?」

ガオガエンは両腕をクロスして耐えた!?
そしてガオガエンはニヤリと笑うと、私をハンマーナックルで強襲!
私はリングの中央に倒れた。

ガオガエン
 「この好機逃がさねぇ! ハイパー! ダーク!」

ガオガエンが飛び上がる。
彼女最強の技、絶体絶命!?

グレートレディ
 「やらせません!」

ルチャブル
 「貴方こそ!」

すかさずガオガエンに飛びかかるがグレートレディだが、それを見越したルチャブルがそれを阻止!
いよいよ、フィニッシュがくる!

リトルレディ
 「ナインエボル……ブースト!」

私は潜在能力を最大まで解放する!
だが足りるのか? いや、届かせる!

ガオガエン
 「クラッシャー!」

ガオガエンのハイパーダーククラッシャー!
闇のオーラを纏い、今私の頭上から襲いかかる。
だが、私はその拳を強く握り……ガオガエンの顔面を振り上げた!

ガオガエン
 「ぐう!?」

リトルレディ
 「はぁぁっ!」

闇の力を纏った究極の一撃と私のとっておきの一撃がぶつかり合う。
この戦い、間違いなくギラティナと戦ったあの時よりも厳しい相手だ。
だけど負けない……負けたくない!

リトルレディ
 「真!」

ドガァ!

私は半ば無意識に左手でガオガエンの腹部を打ち抜いた。

ガオガエン
 「がふ!?」

リトルレディ
 「とおりゃああああ!!!」

そしてついに……!
私は闇のオーラを打ち抜いてガオガエンのハイパーダーククラッシャーを正面から破った!
私の最大のとっておきがガオガエンの身体を打ち上げた!

ガオガエン
 「く……そ!?」

どさっ!

ガオガエンがリングに大の字に倒れた。
その様にすかさず審判は手を交差する。

リトルレディ
 「はぁ、はぁ!」

私は肩で息をしていた。
少しでも気を緩めていたら逆に負けていたのは間違いなく私だった。

実況
 『決まったぁぁ! ついに試合終了! 勝ったのはレディマシンガンズだぁ!!」

ワァァァァァァ!

大歓声が上がった。
私はグレートレディを見ると、彼女は無言で頷いた。
私は腹に力を込めると……。

リトルレディ
 「ナンバーワーーン!!」

私は人差し指を高く上げた。
すると、何かが地面に落ちる。

グレートレディ
 「あ……」

実況
 『おおっと!? 激戦の証かリトルレディのマスクが破れて地面に落ちた! その顔はなんとも愛らしいイーブイ娘ではないか!?」


 「……リトルレディはもう引退ね」

グレートレディ
 「お疲れ様です茜」


 「グレートレディ……」

実況
 『さぁ皆さん今一度あの麗しき戦士達に拍手を!』

パチパチパチパチ!!!



***




 「優勝おめでとう茜!」

俺たちは試合が終了すると速やかに解放された。
今はホールの外で、観客達も帰った後だ。
茜はコスチュームから着替えると、尻尾を振って俺の前まで駆けてきた。
俺は茜の頭を撫でると、嬉しそうに目を細める。
俺の妻ながら、本当に大した奴だよなぁ。

常葉茂
 「で、どだ? 楽しかったか?」


 「……うん。まだ心臓バクバク」

茜はそう言うと心臓を抑えた。

大城
 「うおおおお!? 無茶しやがって!」


 「ほ、ほら? 私はご覧の通り大丈夫ですよ?」

大城は奏ちゃんが戦ったときは本当に魂が抜けたみたいだったが、こうして再会すると、号泣して奏ちゃんを困らせた。

大城
 「絶対無茶するなよ!? 俺はお前を失ってまで生きたくねぇんだ!」


 「道理さん……大丈夫よ、私は生きるわ」

天海
 「はっはっは楽しかったぞ慎吾!」

夏川
 「そのようで何より」

一方夏川の方は全く悲壮感の欠片も無い。
そもそも夏川も心配していないし、天海さんも見ての通り楽しみ抜いた感じだ。


 「それにしてもプロレスか、結構熱くなれるんだな」


 「はい、私もそう思います」



***



ガオガエン
 「チクショー負けたぁぁ!」

ルチャブル
 「あと一歩だったわね」


 「ははっ、この世界の奴ら強かったろう?」

俺の前に現れたのはスポンサー様だった。
金の輪っかを宙に浮かせて、あらゆる次元の世界を繋ぐポケモン。
通称魔神フーパ。
俺たちはある世界で遭遇して、それから意気投合してフーパがスポンサーをする代わりにプロモートする権利を与えた。
神々の王やその他のことは聞いていたが、想像以上だったな。
かなり面白い世界で、これはあのピカチュウと戦った時以来かな?

ガオガエン
 「さて、何から何まで用意してくれて済まないな」

フーパ
 「アタシとお前はマブダチだからな!」

フーパはそう言うとグッドポーズ。
本当は自分も戦いたかったようだが、今の姿をあの常葉茂に見せたくないと、諦めたのだ。
今は魔神化しているらしく、身長は180センチ、髪も腰まで伸びて腕が6本あるが、普段は4本は別の空間に収納している。

ルチャブル
 「それで、団体の方に物資搬入は終わったの?」

フーパ
 「ええ、帰ってドータクンに聞いてみなさい、それよりこれでお別れね……」

ガオガエン
 「ああ、俺たちは戦い続ける、プロレスラーだからな!」

ルチャブル
 「それじゃ次の世界に行きましょうか!」

フーパ
 「……では、ご武運を祈るよ」

俺たちはフーパの用意したゲートを通って別の世界に転位する。
さぁ……次はどんな世界が待ってんだろうなぁ!?



***



里奈
 「……そうなんだ」

ユクシー
 『そう、それが彼女の顛末』

私は大会の後、曜子さんのことを姉さんに電話で聞いていた。
曜子さんは元々プロレスラーで、ただ凄いバトルをしたいというリアルファイターだったらしい。
だが強すぎる力は、悉く相手を壊してしまい、曜子さんはクイーンオブデストロイとして恐れられた。
やがて、プロモーターにも干され、そしてプロレス界に自分を満足させる者はいなかったと、焼身自殺を図ったのだ。
しかしそれはゲートを通って、この世界に顕現した。
この世界ではもうプロレスからは離れ、なるべくバトルから離れた生活を送っていた。
しかし恵まれすぎた身体が、ある大手建設会社の目に止まり、曜子の名を与えられて、完全にプロレスから離れた筈だった。
しかし彼女の中の闘志は未だ燻っており、今回は初めて満足のいくプロレスが出来たことだろう。

里奈
 「それにしても3万4000CPなんて聞いてない……私達より上なんて」

ユクシー
 『だから最凶の助っ人と言ったでしょう?』



***



グレートレディ
 「……ふぅ」

討希
 「楽しかったか?」

私はマスク脱ぐと、夫が現れた。
私は夫に微笑むと。

育美
 「初めて馬鹿やっちゃった♪ でももう出来なくなるものね」

私はもう母になる時が来た。
母になったら、育児に専念してこういう馬鹿騒ぎは無理になるだろう。
だからこれは人生初めてであり、そして最後の馬鹿騒ぎ。

育美
 「帰りましょう、我が家へ」

討希
 「ああ、これから大変だからな」

そう、子供のためにも私達は頑張らないといけない。



突然始まる歴史改変する物語

突然始まるプロレスでフィーバー! する物語 完

■筆者メッセージ
執筆日2019年1月28日。
ファイアーストームズの面々はとりあえず、彼女いない歴17年の俺がポケモン女たちと日常を過ごす現実。やっぱり後悔はしていないから特別ゲストです。
この企画はプロレス物がやりたいというシンプルな動機から生まれました。
KaZuKiNa ( 2020/12/31(木) 22:46 )