突ポ娘外伝






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最終章 理を侵す者編
#1 刃と拳を交えて

#1



数多の旅に意味はあったのか?
良い事ばかりじゃない。
哀しい事も沢山あった。
それでも希望があったから、挫けずにいられた。

混沌、特異点、理……。
俺からすれば、そのいずれもどうでもいい。
俺の生活に、茜とその子供を護れればそれで十分なんだ。

俺の名は常葉茂、数奇な運命を辿り今ここにいるしがないシステムエンジニアだ。
この物語は今、終わりへと加速している。



突然始まるポケモン娘シリーズ外伝

突然始まるポケモン娘と理を侵す者の物語

最終章 理を侵す者



***



ルージュ
 「……ぅ?」

全てが光に染まる。
アルパシティで行われたバディーズバトルトーナメントを優勝したアタシは茂と共に、願いを叶えて貰う儀式に挑んだ。
アタシの願いは無事茂がお家に帰れる事、ある意味でアタシの願いは叶っていたからそれで十分だった。
だけど……アタシはその異変に気がついた。

ルージュ
 「なに? ここは……」

そこは、不気味な世界だった。
ただ色褪せた街並み、それはアルパシティのような近代化した街並みとは異なる。
中世的で、煉瓦を幾重にも組み立てたファンタジー世界に出てきそうな街だった……のだが。

ルージュ
 「誰もいない?」

アタシは周囲を伺った。
アタシは街の一角にいるようで、兎に角情報を探るために歩き出した。

ルージュ
 「茂ー! お母さーん! ジラーチ!?」

兎に角アタシは大声で誰かいないか叫ぶ。
この世界、何かがおかしい。
アタシは臆病かもしれないけど、でも本能的にこの世界には恐怖を抱いている。
いや、この感じには覚えがあるんだ。

やがて、アタシの視界は急に広がった。
街並みを抜けると、広場に出たのだ。

ルージュ
 「どうなってるの? まるで神隠しみたいに?」

広場は噴水公園だった。
本来ならさぞ美しいのだろうけど、今は不自然な程色褪せた世界が、ただ寂しさを醸していた。

ルージュ
 (誰もいない……アタシだけ? いや、いる……!)

ルージュ
 「いるんでしょ!? アタシはもう特異点は、茂は殺さない!」

パチパチパチパチ。

眼の前で拍手が起きた。
それはなにもない空間から響いた。
それは空間に穴を開けることもなく、滲み出すように眼の前に現れた。

混沌
 「おめでとう! 君は無事願いを叶えた訳だ!」

それは声だけだが、間違いなくアタシに特異点を殺せば、願いを叶えると言った声だ。
その男(?)は顔に当たる部分が真っ黒でまるで能面だ。
体格は大人の男性のようで、茂より少し低いだろうか。
その雰囲気は異様としか言いようがない。

ルージュ
 「ここはなに? アタシに何か用があるの?」

アタシはそっと、両腕のブレードに力を込めた。
アタシの全身は紅い鎧と白銀に輝くブレードが生える。
キリキザンのアタシは息を吸う位当たり前に、全身のブレードを動かせるのだ。
何かあれば、直ぐにでも斬りかかるつもりだ。

混沌
 「くはは、つれないなぁ。君との仲なのに」

ルージュ
 (殆ど接点ないじゃん!?)

一体何が目的なんだろう。
そもそも、こいつからすれば、アタシは目的を達せなかったはず。
普通に考えれば、あまり快くはないと思うんだけど……。
うぅ、やっぱり考えるのってちょっと苦手……茂がいればなぁ。

混沌
 「別に君に何かを求めてる訳じゃないんだけどな〜」

ルージュ
 「そ、そう言って騙す気じゃ……!」

混沌
 「騙す? いいや、少なくとも特異点を殺せば、願いを叶える、嘘は言っていないよ?」

その点はもうどうでも良い。
というか、茂は誰にもやらせないし!

ルージュ
 「お前の目的は茂なの……? だったら……!」

私は態勢を低くして、構えた。
そいつは、私の仕草を見ると肩を竦めた。

混沌
 「特異点……彼にはね、実は秘密があるんだ」

ルージュ
 「秘密……?」

茂の秘密?
一体なんだろうか。
茂のことは実はそんなに良くは知らない。
混沌は少し間を置いて勿体ぶると。

混沌
 「彼は神であって、神ではない……我々の側に属する存在だ」

ルージュ
 「えっ!? な、ならなんでアタシに殺させようとしたの!?」

混沌
 「実験だよ、それでも……生き残れば、彼の特異点としての力は証明される」

それは、俄には信じがたかった。
茂がこの男と同類?
男が纏う雰囲気は茂とは似ているようには思えない。
だけど、確かに茂は不思議な人だった。
アタシみたいなポケモンや、ジラーチ、お母さん、色んなポケモンと打ち解けて、アタシ達はあり得ない奇跡の繰り返しで、あの大会を優勝出来た。
茂はアタシの事を、奇跡を起こせるって言ってくれた。
ドジで駄目なアタシでも、なんとか変わる事が出来た。
その奇跡は、実は茂によって仕組まれた物だった?

混沌
 「ククク、だからとても感謝しているんだ、どうかこれからも力を貸してくれないかルージュ君?」

ルージュ
 「……っ」

私はどうすれば良いか分からなかった。
馬鹿だし、考える事が苦手だし、一体何を信じればいい?
この場に茂はいない。
あいつの言が正しければ、茂とこの男は仲間という事になる。
だけど……こいつはまだ茂の味方とは言っていない。

『俺の信じるお前を信じろ! お前の思う自分を信じろ!』

ルージュ
 (! そうだ……茂の信じるアタシを、アタシが信じるんだ!)

アタシは茂の言葉が去来すると、自らの意志力を後押しする。

ルージュ
 「アタシはもうお前には与しない! お前は信用には値しないっ!」

アタシはそう啖呵を切ると、右のブレードを展開し、男に斬りかかった!

混沌
 「! やれやれ、交渉決裂かな?」

男はゆらりと後ろに幻惑的に引くと、アタシの一撃を回避した。
アタシは警戒感を解かないまま、男と対峙する。

ルージュ
 「お前はどうしても信用できない! お前は何者だ!? 何故茂を狙う!?」

混沌
 「私は混沌……やれやれ、君には失望したよ」

混沌、そう名乗った男は、やれやれと首を振り、落胆を見せる。
あわよくば、アタシを利用しようとしたみたいだが、アタシを利用していいのは茂だけだ!
この男が少なくとも茂の益になる男ではないと思う。
なら、アタシは茂のために、もう一度戦う!

ルージュ
 「覚悟!」

アタシは一瞬で踏み込んだ。
顔の見えない混沌の表情は分からない。
余裕がありそうだけど、実際はピンチなのかもしれない。
生憎だけどアタシは馬鹿だから、それを見極めて立ち回る器用さなんてない。
ただ……全力でぶつかるだけだ!!

混沌
 「クク! ご生憎様!」

混沌の身体が闇に吸い込まれる!
危険そうだが、アタシはそのまま闇に向かって刃を振り払った!


 「はっ!? はぁ!」

だが、突然闇から別の少女がせり出してきた。
真っ黒な拳法着を来て、黒髪を三編みにして首に巻いた、背の低い少女はアタシの刃を屈んで避けると、すかさず足払いを放ってきた!

ルージュ
 「な!?」

アタシは咄嗟の出来事に、足払いを受けると、すぐさま、転がるように少女から退いた。

ルージュ
 (こ、混沌? 少女に化けた?)

少女
 「く、ここは一体? 貴方は何者ですか!?」

ルージュ
 「あ、アタシはルージュ、キリキザンだ!」

アタシは立ち上がると茂から貰った大切な名前を叫んだ。
少女はそれを聞くと、手を胸元で合わせ挨拶を返した。

少女
 「マーシャドー、名を恋と申します」

恋?
それよりもマーシャドーとは聞いたことのないポケモンだ。
見たところ、準決勝で戦ったバシャーモの古武術に近い。
果たして敵か? アタシは緊張に汗を垂らしながら、警戒する。


 (この相手……武器持ちは何度か戦ったけど、それらより出来る!?)

少女もまた、独特の構えを見せた。

ルージュ
 (闇の中から出てきた……怪しいのは怪しい! やるしかない!)

アタシは意を決すると、彼女に得意の一撃を振るう!

ルージュ
 「一の式、瞬剣!」

神速の辻斬り、瞬剣は相手の動体視力を上回る速度で彼女に迫る。
恋という少女はこれにどう対応する!?


 「はぁ!」

恋という少女の身体が地面に吸い込まれた!
アタシは虚を突かれ、無防備な態勢を晒してしまう!


 「てぇい!」

ルージュ
 「後ろ!? くっ!?」

恋はすぐさま後ろに現れた。
そして黒髪を群青色に発色させると、肩からぶつかるように飛び出してきた。

ルージュ
 「ああっ!?」

アタシは一撃を貰い、前のめりに吹っ飛ぶも、片手で逆立ちになるように地面を掴むと、一回転しながら次の技を放った!

ルージュ
 「二の式、船切り!」

アタシは辻斬りの闇の力を刃から放出すると、それを飛ぶ斬撃として放つ!
飛ぶ斬撃は大地を削り、恋に直撃した。


 「くう!?」

恋はなんとか斬撃をブロックしたが、追撃はしてこない。
正直助かったけど、運が良かったかもしれない。

ルージュ
 (凄い反応! それにパワーもある!)


 (恐るべき技、剣技を昇華させればあれ程に……)

……しかし、アタシ、いやアタシ達は思った。
この子は悪党ではない。
彼女の一撃は、高潔さを感じた。
アタシやお母さんの力とは違う。
同様に同じものを感じたのか、少女もアタシを見て笑った。


 「どうやら、少し誤解していたようですね」

ルージュ
 「そうかも」


 「ですが……それとは別に、貴方とは力を比べてみたい!」

恋が構える、独特の古武術の構え。
アタシも同様に構えた。
この勝負、負けるわけにはいかない!

ルージュ
 (アタシだって茂がいなくても負けない!)

アタシは真っ直ぐ駆けた。
相手は私の対戦経験にはいないタイプだ。
アタシはコマタナの頃から自分より大きい相手ばかりしてきた。
その中で彼女は対戦経験の少ないアタシより小さな相手だった。
それもジラーチと違って、接近戦のスペシャリスト!

ルージュ
 (過去に同類との対戦経験はない、でも!)

恋はどっしりと山のように足を地面に付けて構える。
小さいのに大きく感じる気配はオーラとでも言うのだろうか?
アタシは冷や汗を流しながら、彼女に斬りかかる!

ブォン!

彼女は僅かに後方身を反らすと、刃は彼女の目の前を通過した。
凄まじい動体視力、それに凄い胆力の持ち主だ。
恐怖感は身体の動きを鈍くする、彼女は恐れがないのだ。


 「ハイヤー!」

カウンターの掌底!
恋は大きく踏み込むと、地面が土煙を上げる。
その掌底はアタシの胸に伸びた。
だけど……!

ルージュ
 「リーチは、アタシが上!」

恋の一撃は僅かにアタシに届かなかった。
アタシは自分の攻撃がギリギリ届く距離で戦い、相手の距離感を誤認させた。
こういうのもイカサマっていうのか分からないけど、千載一遇は来た!

ルージュ
 「はぁ!」

私は右の一撃を水平に振るった。
恋は咄嗟に見を捻り、その一撃を回避する。
しかしその回避ポイントはアタシの距離だ!

ルージュ
 「燕返しっ!」

アタシの奥の手、燕返しが恋の胴に炸裂する!


 「くはっ!?」

恋の身体が浮く。
逆刃だから、斬ってはいないけど、結構本気でやってしまったかも。


 「く……お見事、参りました」

ルージュ
 「ご、ごめん! 痛かった!?」

アタシは刃を納めると、少女に慌てて駆け寄った。
アタシ加減するの下手だから、骨とか折ってたらどうしよう!?
しかし、当の恋はアタシの態度にキョトンとすると。


 「ふふ、とてもお優しいんですね」

恋はそう言うと、微笑んだ。
アタシは改めて少女に謝罪する。

ルージュ
 「ご、ごめんなさい! アタシバトルだとどうもがむしゃらで周り見えなくて……!」


 「私も似たような物です、強い相手を見ると、自分の力を試したくて仕方がない」

アタシむしろ戦うの嫌な方だよ……。
ノワールお母さんからすれば、惰弱と罵られるだろうが、アタシは本質として臆病なキリキザンなのだ。

ルージュ
 「えと、立てる?」


 「大丈夫です、それにしてもここは?」

恋はゆっくり起き上がると、周囲を見渡した。


 「見たこともない綺麗な街並みですね……ですが、まるで精気がない……」

レンガ造りのゴシック建築に、大きな噴水、植えられた街路樹。
中〜近代の街並みはアタシたち以外の気配はなく、ただ色褪せた静寂が支配している。

ルージュ
 「茂……アタシどうすれば」


 「茂? し、師匠をご存知なのですか!?」

突然恋が食いついてきた。
し、師匠? なんの事言ってるのか分からないけど、まさかこの子も?

ルージュ
 「えと、アタシに希望をくれたのは常葉茂っていう人でね」


 「お、同じ名前です! 身長が高くて目付きが悪い!?」

ルージュ
 「そ、そう! それでとても温かい手を持ってるの!」


 「や、やっぱり同じだ!? 師匠……うぅ!」

恋はそう呟くと、泣いてしまった。
あわわ!? こ、こういう時アタシどうすればいいの!?
族長になろうというのに、アタシは人生経験が全然足りなくて困惑してしまう。


 「師匠……私、諦めません!」

恋は結局一人で自己解決したのか、直ぐに顔を上げた。
あんまり年齢は離れていなさそうなのに、アタシと全然違うなぁ。
なんとなくこの子は一人でも生きていけそうだと思った。
アタシだったら絶対無理、基本キリキザンは群れで生きるポケモンだからねぇ〜。


 「師匠は近くにいるのでしょうか?」

ルージュ
 「ううん、多分いない」


 「やはり……」

恋はなんとなく予想はしていたのか腕組をすると、頷いた。
それにしても茂……貴方一体何やったの?
アタシは茂を不審に思いながら、恋を見た。
恋はちっちゃいのに、ボンッキュッボンで肉付きも良く、男好みしそう。
そういう所に劣等感を抱くのはアタシの欠点だと思うけど、凄まじく恋に嫉妬してしまう。


 「え、えと? ルージュさん、顔怖いですけど?」

ルージュ
 「茂とはもうしたの?」


 「は? 何をでしょうか?」

ルージュ
 「え、エッチな事とか……」

アタシは顔を真っ赤にして、茂との行為を想像すると、恋も当てられたのか顔を真っ赤にして、脳を沸騰させた。


 「え、ええええええ!? ま、まだしてませんから!? そ、それにアタシは師匠を敬愛していますが、それは父性としてと言いますか、その、勿論異性としても魅力を感じましたが、決してやましい思い等ではなく、純粋な好意でしてーー」

急にマシンガンのように早口で喋りだす恋は止まらない。
彼女の中で理性と煩悩が格闘しているようだった。

ルージュ
 (とりあえずまだみたいだけど……強力なライバル出現……!)


 「あーもう! え、エッチな事はいけないと思いますっ!」

遂には頭から上気させた恋はそれを打ち切った。
意外と煩悩自体は抱いているのね。


 「い、一度お互いの情報を整理しませんか?」

恋は首を振って、気を持ち直すとそう言った。

ルージュ
 「そ、そうだね……お互い知らないことが多すぎるし」

そうして、アタシ達は茂と何があったのか。
それを伝え合うのだった。



***




 「ルージュさんは元々暗殺者だったのですね……」

ルージュ
 「れ、恋ちゃんこそ結構ハードな人生経験してるんだね」

アタシ達は自分達が茂とどのように過ごしたか。
そして何を成したのか、文字通り隠さず教えた。
アタシは自分の身勝手な願いのために茂を殺そうとした事。
それがキッカケで、アタシは茂と異世界を漂流し、やがてアタシは本当に大切な物を手に入れる事ができた。
一方で彼女もまた、業の深い少女だった。
黄龍拳の継承者としての憎悪。
それさえも拳に溶かし、清山拳を継承する覚悟。
如何に彼女を茂は強く優しく支えたのかが、彼女の言葉の節々から伝わった。

ルージュ
 「それにしても茂……どうやっても普通には生きられないの?」


 「私も驚きです……ですが、偶然ではないんですよね?」

アタシは「うん」と小さく頷いた。
アタシ達二人の話はどこかが似ている。
何が似ているって茂のポジションなのだ。
弱くて情けなくてダメダメなアタシ達を最後まで導いたのは紛れもなく茂だ。

ルージュ
 「茂の側には混沌がいる」


 「混沌……」

恐らくだけど、混沌は茂を使って実験をしているんじゃないか?
アタシだけなら、偶然で片付けたかもしれないけど、恋の出自と合わせると、余りにも作為的すぎる。

ルージュ
 「もし、アタシ茂と出会えなかったら、一生弱いコマタナのままで、野垂れ死にしてた」


 「私も師匠と出会えなければ、清山拳への復讐で頭が一杯で、きっと取り返しの付かない事態を招いていたでしょう……」

アタシ達は似ている。
でもそれが作為的に選ばれたなら、きっとアタシ達以外にもいるのだろう。

ルージュ
 「混沌を探そう……多分そこに茂もいる」


 「そうですね、ですが……中々途方もなさそうです」

恋は頭上を見上げた。
灰色の空はどこまでも広がっている。


 「こんな世界でもあの閉鎖空間に比べればましだけど……」

ルージュ
 「兎に角足を使うしかないね」

恋も頷く。
お互い何らかの探知に優れた能力を持っているなら別だけど、悪い意味でもアタシ達は武闘派だ。

ルージュ
 「分散して探す方が効率いいけど……」


 「合流方法がありませんね」

うーむ、ある程度体内時計は効くけれど、これはアテにならないか。
コマタナ一族は群れで活動し、集団で狩りを行うから、優れた時間感覚や空間把握力がある。
だけどこれは恋にまで期待出来る能力じゃないもんね。


 「ひとまず共に行動しましょう」

ルージュ
 「それしかないね」

アタシ達は歩き出す。
全てが色褪せた世界……茂と離れ離れになってまだ体感時間は数時間と言った所だろうか?

混沌、アタシに茂を殺させようとした存在は、どこに消えたんだろうか。
茂と混沌……同じ存在?
アタシには全然分からない、だけど茂は混沌と違って気持ち悪くはない。

ルージュ
 (アタシ……信じるよ、茂!)



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#1 刃と拳を交えて 完

#2に続く。


KaZuKiNa ( 2020/11/11(水) 19:02 )