第一話 ヒトカゲが しょうぶを しかけてきた!▼
第一話 ヒトカゲが しょうぶを しかけてきた!▼
ここはマサラタウン
のどかな町で数件の家が建つ小さな町
大きな木に囲まれ海へと繋がる小さな池のあるいやもう説明めんどくせえよ
大体わかるだろここ

オーキド博士の家で何かもめている様だったです

そこにはゼニガメ ヒトカゲ フシギダネ
その三匹の前に立つ一人のトレーナー

『ぁー迷うなーどれにしようかなー』

ヒトカゲ「いやいや普通に考えろよ!俺はランカートレーナー達の人気の者だぞ!俺しかねぇだろ!」

ゼニガメ「いやいや何言ってるんです?君を最初に選ぶなんてありえないから、わかります?序盤ジムは岩タイプなわけ君を選ぶなんて効率的に悪いわけですよ?」

フシギダネ「わートレーナーさんカッコイなぁー」

ヒ「何?序盤私有利ですとか言いたいわけ?じゃぁ次のジムは?水タイプだろ?お前の役目は序盤しかないんだわ」

ゼ「あなたは序盤も次も相性最悪ですけどね」

ヒ「は?そんなもんキャタピーをバタフリーにして挑めばいいだろ、ねむりごな最強だからなめんなよ」

ゼ「は?序盤でバタまで育てる苦行とか終わってますねwwしかも最初の森でピカ厨捕まえれば次も楽勝なんですけどねww」

ヒ「君はピカチュウ出るまで粘った少年少女達を見たことあんの?あいつマジで出ない時出ないから、勉強机のライトで夜中まで集める彼等を見たことあんのかボケ」

ゼ「メタ発言入ってますよせめて設定守ろう」

フ「お外はどんな世界なんだろーなー」

ヒ「いやもーほんとさー今とか序盤とかどうでもいいわけよ?ね?最終的には終盤を考えるとリザードンだろうが総合順位知ってます?俺毎年TOP10入りなんだわ」

ゼ「じゃあ君の言う事を理論的に考えるとさ、性格がダメだよね?人気はひかえめかおくびょうだよね?あれ?君は全くそんな気がしないですけど?はい厳選外乙」

ヒ「はいバカー、いじっぱりで行けば良いんですぅー!リザードンXなら相性良いんですぅー!それさえ分からないんですか?あなたの性格は何ですか?バカですか?」

ゼ「私はいたって冷静に考える性格なんですけど、理解出来てない貴方がバカなんじゃないですか?」

ヒ「はい俺切れた、お前表出ろ」

フ「トレーナーさん、僕は良いから二匹のどっちかにしてあげてねー」

ついに乱闘を始めたゼニガメとヒトカゲ
その戦いは弱小レベルのひかっくとたいあたりのみの低レベルな戦いを繰り広げていた

ゼ「ていうか最終的には個体値も厳選されて結局ボックス行きなんだよバカアホたいあたり!」

ヒ「あれ敬語は!?れいせいはどこいったんですか!?厳選外乙ひかっく!」

フ「もー二匹ともー落ち着いてよー・・・ってあれ?」

二匹が乱闘している内にトレーナーはフシギダネを両手に抱きよせた。


トレーナーは オオキドから
フシギダネを もらった! ▼

ヒ「」
ゼ「」

フ「わぁー僕を選んでくれたのー僕でいいのー?うれしいなーこれからもよろしくねーぁこっちの言葉は伝わらないんだっけかー」


ヒ「勝ったわ」
ゼ「なんでですかバカ?」

ヒ「お前がバカwこの次にライバルはトレーナーにとって相性良いポケモン選ぶんだわwお前残り物乙w一生ボール行き亀確定ww」
ゼ「のおおおおぉぉぉぉぉ!?」
ヒ「安心しろwwそらをとぶ覚えたあたりに顔出しに来てやるよw」

ライバルは イーブイを くりだした! ▼

ヒ「」
ゼ「ぶげらざまぁwww」


二匹は低レベルのトレーナーとライバルの戦いをただ机で眺めていた。

そして戦いが終わった後
トレーナーとライバルはオーキド博士の家を後にし旅立って行った。
フシギダネの純粋な手を振る最後の姿が輝いていた。


ヒ「・・・なぁゼニガメ」
ゼ「なんですか」
ヒ「普通にさ、序盤効率良いのって草タイプだよな」

ゼ「まぁ普通にそうですね」
ヒ「次のジム水じゃん」
ゼ「そうですね」
ヒ「序盤効率考えたらやっぱ草タイプになるよね」


二匹は悟った、お互いの争いが無駄であった事を

ヒ「効率とかどうとか言ってたけどさ、俺気づいたんだ」
ゼ「急にテンション下がったね君」
ヒ「終盤がどうこうとか、ボックス行きだとか言ってたけど俺間違ってた」
ゼ「ヒトカゲ・・・・・」


ヒ「育て屋行きだった」
ゼ「え、まだ続いてたの?」



第一話 完

赤ペン ( 2019/08/11(日) 23:08 )