序章「神話」
−プロローグ−
  Believe
 −プロローグ−

 どんな世界でも、神話は存在する。
 これはとある世界の神話の一部である。

 *

 この世はアルセウスによって創造された。
 まず、アルセウスは、時間と空間を創った。
 そして、感情、意志、知能を創った。
 さらに、17の属性(エレメント)を創った…。
 アルセウスからうまれた生き物は、属性を受け継ぎ、感情、意志、知能を持った。
 アルセウスは、この世を司る属性をその身にまとい、その身を守っている。
 アルセウスが、それを失えば…
 この世界は滅亡する。

 * 

 「ついに…ついに、見つけた!」

 闇夜に写るポケモンの目はらんらんと光っていた。
 彼の視線の先には、光り輝く何かがあった。
 ポケモンの側には、一回り小さなポケモンがいた。

 「?どうした?震えているじゃないか?」

 彼は、話しかけた。
 どうやら、その子は震えているようだった。

 「…怖いのか?」

 その子は頷いた。

 「…オレだって怖いさ…。」

 「だが、やっとオレ達の願いが叶うんだぜ?」

 彼は言った。

 「神を倒して、オレはオレの世界を創るッ!」

 そう言って、彼は、神に技を繰り出した…。

 *
 
 それは、この物語の始まりに過ぎなかった。 
 
 To Be Continued...




■筆者メッセージ
メッセージは省略させていただきますm(_ _)m
イチゴ ( 2012/06/23(土) 00:32 )