ポケットモンスター デスティニー 〜憎しみを砕く絆〜 - 第2章:塗りつぶされる心
2‐8:心の中

 ドォン! と爆発音が響き、巻き込まれたヴォルは大きく吹っ飛ばされた。
 シェイミの放つ技は“エナジーボール”。炎タイプのヴォルに対しては効果はいまひとつの攻撃のはずなのだが、残り少なかった彼の体力を削り切るには、十分だった。

 気がつくと、ヴォルは地面に横たわっていた。吹っ飛ばされて意識を失ったはずなのたが、地面に激突した直後にボンヤリと目を覚ましてしまう。朦朧とする意識の中、感覚が消えかかっている身体をなんとか動かし、今一度シェイミを見据える。
 ジワジワとにじり寄ってくるシェイミ。未だにヴォル意識が残っている事に気づかれたのだろうか。トドメを刺すべく、その空虚な瞳のまま近づいてくる。

『(ボクは……このまま……)』

 一体、どうなるんだ? シェイミに傷一つ与える事もできず、ただ一方的にやられてしまうのか?
 ……嫌だ。怖い……。シェイミが一歩一歩前に踏み出す度に、恐怖心が募ってゆく。歯を食いしばらなければ、今にも泣き出してしまいそうだった。
 呼吸は荒く、息苦しい。先ほどの嘔吐感が蘇ってくる。身体中が痛い。でも、身体は動かない。
 嫌だ……。まだ、死にたくない――。

『……まだ、終わりじゃない』

 まるでヴォルが頭の中で考えた事を、読んでいたかのような言葉。再び震え始めていたヴォルの目の前に、その声の主は現れた。そのポケモンは接近してくるシェイミに攻撃を仕掛け、進行を妨げる。シェイミは身を翻して彼の“ドラゴンクロー”を避けようとするものの、その重く素早い攻撃を完全に避けきる事ができない。直撃は免れたようだが、進行は妨げられてしまった。

 シェイミを退ける彼の姿を見た瞬間、ヴォルの心は安心感に包まれる。ヴォルが待ち望んでいた姿。ヴォルが憧れの念を抱き始めていた、その頼りがいのある背中。傷ついた身体を動かし、息苦しさも厭わずにヴォルは呟く。

『カインさん……』

 無事だった。ヴォルが手助けしたかったそのポケモンは自らの足でしっかりと地面を踏み、ヴォルを守るようにそこに佇む。カインの腕の火傷はすっかり治り、乱れていた呼吸も大分 落ち着いていた。
 自分は、少なくとも使命を果たす事はできたのだ。そう実感すると、ヴォルの身体から力が抜けてゆく。どっしりと疲労感が伸し掛かり、眠気にも似た感覚に襲われる。

『ヴォル……。無理をさせてすまなかった』

 ヴォルの方へは振り向かず、けれどもカインは口を開いた。今にも眠りに落ちてしまいそうな意識の中、カインのその声だけがヴォルの耳に響く。

『だが、もう大丈夫だ。お前のおかげで助かった』

 優しい声。
 ヴォルのカインに対する第一印象は、無口で無愛想なポケモンであった。しかし、こうして彼を前にすると、その印象には少し誤解がある事に気づく。
 積極的に喋るタイプではないが、意外と素直でこんなにも優しい。ヴォル自身、カイン達と出会う前のたった一匹で過ごしてきた日々ではこんな言葉をかけられる事はなかった。その為か、カインのその気持ちはすごく温かく感じられる。

『……ありがとう。あとはゆっくり休め』

 そこで始めて、カインは振り返る。横たわるヴォルの額に優しく手を置き、そっと言葉を投げかけた。ありがとう、と。ずっと孤独だったヴォルが、始めて言われた言葉。
 そうか。この言葉は、こんなにも――。

 眠気に耐えられなくなり、ヴォルは意識を失った。ただ、その表情は不思議と絶望はしていなかった。
 自分は約立たずなんかじゃない。自分だって、誰かの力になれる。そう実感できたからこそ、こんな表情を浮かべる事がのだろう。
 ヴォルは頑張ってくれた。カインも、彼に救われた。彼の思いが、結果として状況の打開までに繋がった。
 だから今は、ゆっくり休むといい。

『……来るなら来い』

 かがみ込んでヴォルに声をかけていたカインが、何かに呼びかけるように口を開く。そのポケモンはカインの背後でピタリと動きを止め、警戒心を強めた。
 目の前で背中を晒し、無防備になったカインに強力な攻撃を仕掛けてやろうとシェイミは考えたのだろう。だが、直前でカインが呟いたその言葉を聞くと、本能的に動きを止めてしまう。

 このまま攻撃すれば、シェイミはカインに痛手を与える事も可能だ。さっきあれほどダメージを与えたのだから、その気になれば瀕死まで追い込む事もできる。
 しかし、カインのこの余裕はなんだ? これまで押され続けていた彼からでは、考えられない感情。ただの虚勢なのだろうか。
 一瞬 動きを止めたシェイミだったが、再び地面を蹴る。これ以上、様子見などしない。シェイミはただ、与えられた命令を全うするまでだ。

 シェイミは飛び込む。顎を引き、カインに突進する。その背中に、向けて“ずつき”で攻撃しようとした。
 だが、シェイミの“ずつき”がカインに衝突する直前、突然シェイミの視界が揺れた。その視線にカインを捉えていたはずなのだが、気がつくと目の前にはジムの天井が広がっている。

 シェイミはカインに斬り上げられていた。背中を向け、ヴォルに語りかけていた、あのカインに。ついさっきまで一方的にやられ続けていた、ポケモンに。
 シェイミでさえも反応できにない程の、鋭い一撃。それを目の当たりにした紅ローブも、小さく驚愕の声を上げた。

「あのスピード……火傷が治っただけでここまで……?」

 あのジュカインが火傷を負っていたのは分かる。それで動きが鈍くなっていたのも、紅ローブは気づいていた。だが、ヒノアラシが注意を引きつけている間に回復したジュカインが、あれほどまでのスピードが出せるなど、想像してもなかった。これが、彼の本領なのだろうか。

『ハイク。ヴォルを頼む』
「分かった!」

 “ずつき”で突っ込んできたシェイミに鋭い“リーフブレード”を加え、上手くカウンターをしたカインは声を上げる。それに呼応したハイクは、ヴォルをモンスターボールに戻した。
 ヴォルが戻ったモンスターボールを少しの間 見つめ、気持ちを新たにしたハイクは顔を上げる。こんなにもボロボロになるまで頑張ってくれたヴォルの為にも、このバトルは絶対に負けられない。

 カインの“リーフブレード”で斬り上げられたシェイミだったが、やがてのっそりと立ち上がった。やはり何事もなかったかのように、シェイミはカインを睨みつける。
 本当にダメージを受けているのか、様子を見ただけではまるで分からない。草タイプに草タイプの攻撃を仕掛けている為 効果はいまひとつだろうが、それでもまるでダメージを感じさせないシェイミの様は どこか引っかかる所があった。

 身体の砂埃を払うように身震いしたシェイミは、ギロりとカインを一瞥した後 再び突っ込んできた。
 “ずつき”。スピードは物凄く早く、勢いも強い。ただの“ずつき”と言えど、あのシェイミの攻撃ではかなりの高威力となり得る。だが。

「カイン、“リーフブレード”だ!」

 ハイクが指示を飛ばすと同時に、カインは身体を捻ってシェイミの“ずつき”を回避する。その流れで一瞬 腕を引き、カインは“リーフブレード”で斬りつけた。右下段から左上段へと、身体ごと捻って大きく斬り上げる。丁度シェイミの腹部に直撃し、“ずつき”を放つ勢いに乗っていたはずのシェイミでさえも、軽く吹っ飛ばしてしまう。シェイミは大きく宙を舞った。

『……次だ』

 シェイミを斬り飛ばしたカインは、今度は力強く地面を蹴った。未だに宙を舞うシェイミ目掛けて大きくジャンプし、それと同時に自身の腕を背中の方まで届く程に強く引く。彼が地面を蹴った勢いはかなり強く、先に飛ばされたはずのシェイミの所まであっという間に追いついていた。
 強く引いた腕から力を爆発させるように腕を振り、カインは“リーフブレード”を放つ。宙を舞っていたシェイミは、成す術なく地面に叩きつけられた。

 ドスンッ! と鈍い音を立て、シェイミは背中から墜落する。強い衝撃の為か一瞬バウンドし、シェイミの身体が浮いた。

『(ッ! こいつ、やはり……)』

 空中でシェイミに一撃を加え、上手く着地したカインは違和感を感じていた。
 火傷の影響で集中力が途切れかけていたあの時から、薄々と感じていた違和感。それが、今になって強くなってくる。
 どうもどこか戦いにくい所があった。すばしっこくて動きを捉えにくい、と言うのとは違うもの。どこか一瞬 躊躇してしまうような、突発的な違和感。それが今、攻撃を二発加えてはっきりと伝わってきた。
 カインは一つの結論に至る。

『(子供……なのか……?)』

 シェイミと言うポケモンを、これまでカインは見た事がなかった。どれくらいの体長なのか、実際にどんな容姿をしているのか。野生の個体はホウエン地方に生息していない為、それを確認できる機会は少ない。
 一目見ただけでは、今まで戦っていたこのシェイミが、幼い個体だと言う事は全く気づかなかった。
 あれほどまでの力を発揮し、火傷していたとは言えカインをも圧倒しかけたこのシェイミ。そんなポケモンがまだ子供だと言う事は少し納得できないが、カインが感じていた違和感を説明するにはそう結論づけるしかない。始めてみるポケモンだったとしても、例えそのポケモンとの意思の疎通が不可能だったとしても、一戦交えれば相手の歳くらいは何となく分かる。

 このシェイミは、あまりにも幼い。

「……限界ね」

 大きなダメージを受けてうずくまり、それでも尚バトルを続行しようとしているシェイミを見て、紅ローブがボソリと呟いた。懐からモンスターボールを取り出し、シェイミに向ける。
 立ち上がろうとしていたシェイミだったが、その直前に紅ローブのモンスターボールに吸い込まれた。しかし最後まで睨みつけていたシェイミの視線がカインの脳裏に残り、彼は思わず目を細める。

『か、勝ったの……?』

 モンスターポールに吸い込まれるシェイミを見て、チリィがそう呟いた。
 カインの火傷が治った途端、一気に形勢は逆転。一撃も攻撃を受けることなくシェイミを倒してしまったカインを見て、チリィも驚きを隠せない。

「どうやら、そろそろ潮時のようね。そっちも終わったようだし……」
「そっち……?」

 紅ローブの言葉が怪訝に思い、ハイクは眉をひそめる。ハッとなって後ろを振り向くと、そこにあるのはレイン達の姿だった。
 強く指示を出し続けた為か、息が上がっているレイン。片膝をつき、苦しそうに荒い呼吸を繰り返すノココ。自らの脚でしっかりと立っているものの、やはり呼吸は荒いルクス。しかし、レイン達の視線の先にあるのは、気絶し、目を回しているモジャンボとナットレイの姿だった。

 どうやら彼女達も、上手く切り抜ける事ができたようだ。ノココが大分 苦しそうな所を見るとかなりギリギリのバトルだったようだが、何とか勝利する事ができたようで取り敢えずハイクはホッとした。

「さて……と。そろそろ撤退よ」

 紅ローブが唐突に口を開く。それとほぼ同時のタイミングで、茶ローブ達は動き出した。それぞれナットレイとモジャンボをモンスターボールに戻し、何事も無かったように歩き出す。

「えっ……?」

 あまりにも唐突な展開の為、レインはキョトンとしてしまっていた。急に起き上がったモジャンボを何とか倒す事はできたのだが、如何せんあのような不可解な現象が起きた直後である。再びモジャンボかナットレイが起き上がって来るのではないかと警戒していたのだが、茶ローブ達のあっさりとした諦めを見て、レインは拍子抜けたように唖然とする。

 そんなレインや彼女のポケモン達には目もくれず、茶ローブ達は止まる事なく歩き続ける。

「ま、待てっ! どこに行くつもりだ!」

 ハイクの横を何食わぬ顔で通り抜ける茶ローブ達を見て、彼は慌てて声を上げる。しかし、茶ローブ達は振り向く事もしないまま、そのままジムの出口へと向かう。
 そんな彼らの代わりに口を開いたのは、紅ローブだった。

「貴方達がどんな気持ちでこのジムに乗り込んできたのか、何となく分かる。……私の脅しを聞いてもそうやって立ち向かってきた所を見ると、それなりの覚悟を持って来たんでしょう?」

 「でも……」と紅ローブは続ける。

「今の貴方では、所詮私達を止める事はできない……。本当は心の中では感づいている事があるはずなのに、知らず知らずの内にそれを否定し続けてしまっている、貴方ではね……。ホウエンのチャンピオン君」
「なに……を……!?」

 紅ローブから投げかけられた言葉を聞き、ハイクは言葉に詰まった。
 自分でも知らない内に否定している事がある。ハイクにそんな覚えはない。彼女が何の事を言っているのか、まるで見当もつかない。そうだ、テロ組織の言う事など、取るに足らない言葉だろう。どうせ惑わせようとしているだけだ。

 しかし――ハイクは確かに何かを感じていた。心の中に、モヤモヤと浮かび上がってくるイメージ。はっきりとは分からないが、それがとても大切な事に思えてきて……。そのモヤモヤの原因を探ろうと、何度も思考を働かせるが、一行に答えは見えない。

「(心の中では感づいている事がある……? なんのことだ……? 俺は一体、何を……)」
「……ハイク? ハイク! ねぇ、大丈夫……?」

 レインの声が耳に入り、ハイクは我に返った。自分の思考にとらわれ、周りが見えなくなっていたハイクだったが、おもむろに顔を上げる。
 気がつくと、ローブ達はいなくなっていた。ハイクの視覚はあの血のような紅を捉える事はできず、その代わりに広がっていたのは誰もいないジムの風景だけだ。慌てて辺りを見渡してみたものの、やはり彼女達の姿はどこにも見当たらない。
 紅ローブの言葉に惑わされ、気が取られていたその隙に、まんまと奴らを逃してしまった。

「レイン……。あいつらは……?」
「……ゴメン。逃げられちゃった」

 ハイクの質問に対し、一瞬だけ表情を曇らせたレインが申し訳なさそうに答えた。
 レインは何も悪くない。バトルで負傷したルクスやノココが気がかりだったレインは、紅ローブの動きをすぐに把握する事ができなかったのだ。それでもやはり悔恨を感じているのか、彼女の表情は冴えない。

『……だが、外には人が沢山いる。今 奴らが出ていった所で、捕まって拘束されるのがオチだろう』
「そう……だといいんだけど……」

 カインの言う事はもっともだ。外には警備隊もいる。ハイク達によって主力となるポケモンは全滅状態であるはずの彼らでは、大した抵抗はできないだろう――とハイクは思う。
 だが、それはあくまで一人の少年による勝手な偏見だ。彼は警察でもなければ、勿論テロなど行った事もない。その手における素人であるハイク達では、ローブ達の真の策略など、掴めるはずがなかった。

「取り敢えず、人質達を助けようよ。もうあの人達もいないし、早く助けてあげないと」
「……そうだな。急ごう」

 レインの提案により、ハイク達は踵を返して人質達のもとへと向かった。
 ジムの奥、そこに集められている人質達は、未だに動けず震えてる。遠目からでははっきりと分からなかったが、こうして近づくと明らかになる事がある。
 人質の殆どが、ハイク達と同い年くらいか年下の子供だった。

 ジムはリーグを目指す挑戦者とのバトルを行う為だけの施設ではなく、バトルのトレーニングを行う場所でもある。一流トレーナーを目指す人々が集う場所であり、やはりそのような夢を抱くのは十代の少年少女が多いのだ。
 彼らは今日、たまたまジムを訪れていたが為に、こんな事に巻き込まれてしまった。あのテログループなどとは何の関係もない、一トレーナーであるはずの彼らがだ。

 酷い事をする……。ハイクはやきもきしていた。

「大丈夫ですかっ!?」

 レインが人質に声をかける。彼女の声を聞いた人質達が、おもむろに顔を上げ始めた。

「たすけ……助けか……!?」
「わ、わたしたち、助かったの……?」

 ザワザワと、人々はざわめき始めた。ついさっきまで命の危機に立たされていた為か、殆んどの人々は恐怖で引きつった表情をしている。未だ状況が呑み込めていないのだろう。
 だが、幸いにも怪我人はいないようだ。あのローブ達は、人には危害を加えなかったのだろうか。

「よかった……。ハイク、誰も怪我はしてないみたいだよ」

 ホッとしたレインが、振り返ってハイクに声をかけた。
 彼女の言う通り怪我人は見当たらないが、彼らの持つポケモンがローブ達のポケモンの手によって負傷してしまっている可能性もある。誰もポケモンを出していないのでどのような状況なのか分からないが、いずれにしても早いところジムから連れ出すのが得策だろう。

「うん……。皆さん! もう大丈夫です! 早くここから脱出しましょう!」

 軽くレインに呼応した後、ハイクは人質達に声をかけた。
 ハイクの言葉を聞いてようやく実感が湧いてきたのか、人質に取られていた人達の表情にも血の気が戻ってくる。座り込んでいた人々が、一人一人立ち上がり始めた。
 そんな彼らを見ていると、ハイクはホッと胸を撫で下ろしそうになってくる。だが、まだ何が起こるか分からない。ジムを出るまで、気を引き締めなければ。

「なぁ、アンタひょっとしてチャンピオンの……?」

 そんなハイクに、一人の少年が声をかけた。
 ハイクよりも頭一つ分くらい低い身長。声変わりが始まりかけているような声調。おそらくハイク年下だろう。そんな少年の口調は、有名人にでも会ったかのように横上がりだ。
 確かにチャンピオンで間違いないのだが、ハイクは はっきりと首を縦に降る事ができない。こう言う事には慣れてないのだ。口を開いても、どうしても濁らせてしまう。

「ま、まぁ……」
「そうだよ! この人こそチャンピオン! ホウエンリーグ歴代でも一、二位の実力を持つと言われていた、あのダイゴさんをも破った現ホウエンリーグチャンピオン、ハイクっ!」
「お、おいレイン、あんまり持ち上げるな……!」

 突然割り込んできたレインに高々と紹介され、ハイクはこそばゆくなる。言ってる事が間違っている訳ではないのだが、何もそんなに盛大な口調で言わなくても……。

「すげー! 本物だ! オレ、アンタに憧れてたんだ!」
「あ、うん……。ありがとう」

 目をキラキラさせて声を上げる少年を前にして、ハイクはモゾモゾとしたものを感じていた。こんな視線を向けられると、どうも緊張してしまう。
 「やっぱり俺はこういうの苦手なんだな」と、ハイクは密かに再認識していた。


absolute ( 2013/11/17(日) 20:38 )