事件の前
「ほら!ここまだ汚いじゃないの!!」
とある家の中、でかい声が響く
「すみません・・そこは・・今やるところです・・」
右目にボロボロの包帯を巻いているポケモン・・コリンク
「ふん! 帰るまでに終わらせないと1週間飯は抜きよ!!」
オコリザルと言った
「承知しました・・ズク様・・」
コリンクはオコリザルに頭を下げる
「頭上げなさい」
「・・っ!?」
オコリザルはコリンクの腹を蹴り飛ばす
「くぅ・・」
「全く・・また散らかったわ・・片付けておきなさい!!」
「ズク・・様・・しょうち・・しました」
コリンクは体を痛めながら掃除を始める。オコリザルはそのままどこかへ出かける
「・・・」
コリンクは急いで掃除を終わらせようとする
「いったかな・・?」
コリンクは念のため確認する
「・・・もう行ってるね・・」
コリンクは体を動かしながらため息をする
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ー とある豪邸
「サナ!」
「っっ!? ・・どうしたのミナ?急にでかい声出して・・」
イーブイとツタージャは、高そうなベッドの上で寝転がっていた。ツタージャの"サナ"は耳痛そうにしながらイーブイの"サナ"を睨む
ミナ「私たちのチームにさ!弟欲しくない?!」
サナ「ええっと・・いきなり過ぎて困るんだけど・・弟?」
サナはモモのみを食べながら、冷めた目でミナをみる
ミナ「そう! 弟みたいな子欲しくない!?」
サナ「別に・・」
「ミナ様入ってよろしいでしょうか?」
ミナ「いいよ。リナ」
メイドの服を着たキルリアのリナが入ってくる
リナ「ミナ様にサナ様・・消灯時間でございます」
ミナ「ええ〜・・もっとサナと話したいよ・・zzz」
キルリアはミナに催眠術をかける
サナ「私も寝ようと・・リナさんおやすみ」
リナ「はい!お休みなさい」
リナは笑顔でサナに言う
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「ふぅ・・掃除と食事も終わった・・あ・・帰って来た・・」
コリンクは小さくため息をする。
コリンクは次から次へと仕事をする。このコリンクは嗅覚と聴覚がかなりすぐれている
「ズク様おかえりなさい・・」
「コリンク・・今からあなたに新しい仕事を与えるわ」
「新しい仕事ですか・・?」
「今から貴方一人で、盗みをしてもらうわ」
オコリザルはの微笑む
「盗み・・? それは・・僕にやれと・・?」
「あなたはもうポケモンじゃないんだから・・あなたは私の道具なのよ〜わかる?」
オコリザルはコリンクを蹴り飛ばす
「かはっ・・けほっけほっ・・」
オコリザルはコリンクの首の後ろを引っ張る
「その『強制の首輪』してる時点であなたはもうポケモンじゃないのよ・・私の道具」
オコリザルはコリンクの首輪を少しいじる
「うぐぅ・・!!」
コリンクは苦しそうに頭を抑える
「僕は・・ボクハ・・ゼッタイ・・ニ・・」
コリンクの動きが止まる
「コリンク・・ここの豪邸の物盗みいける?」
「ショウチしました・・ズクさま・・」
コリンクの緑色の瞳は赤い瞳へと変わっていた
「アッヒャハハハ!!! いい子ね」