グランド・クレ
un 初事件
事件の前
「ほら!ここまだ汚いじゃないの!!」

とある家の中、でかい声が響く

「すみません・・そこは・・今やるところです・・」

右目にボロボロの包帯を巻いているポケモン・・コリンク

「ふん! 帰るまでに終わらせないと1週間飯は抜きよ!!」

オコリザルと言った

「承知しました・・ズク様・・」

コリンクはオコリザルに頭を下げる

「頭上げなさい」

「・・っ!?」

オコリザルはコリンクの腹を蹴り飛ばす

「くぅ・・」

「全く・・また散らかったわ・・片付けておきなさい!!」

「ズク・・様・・しょうち・・しました」

コリンクは体を痛めながら掃除を始める。オコリザルはそのままどこかへ出かける

「・・・」

コリンクは急いで掃除を終わらせようとする

「いったかな・・?」

コリンクは念のため確認する

「・・・もう行ってるね・・」

コリンクは体を動かしながらため息をする

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ー とある豪邸

「サナ!」

「っっ!? ・・どうしたのミナ?急にでかい声出して・・」

イーブイとツタージャは、高そうなベッドの上で寝転がっていた。ツタージャの"サナ"は耳痛そうにしながらイーブイの"サナ"を睨む

ミナ「私たちのチームにさ!弟欲しくない?!」

サナ「ええっと・・いきなり過ぎて困るんだけど・・弟?」

サナはモモのみを食べながら、冷めた目でミナをみる

ミナ「そう! 弟みたいな子欲しくない!?」

サナ「別に・・」

「ミナ様入ってよろしいでしょうか?」

ミナ「いいよ。リナ」

メイドの服を着たキルリアのリナが入ってくる

リナ「ミナ様にサナ様・・消灯時間でございます」

ミナ「ええ〜・・もっとサナと話したいよ・・zzz」

キルリアはミナに催眠術をかける

サナ「私も寝ようと・・リナさんおやすみ」

リナ「はい!お休みなさい」

リナは笑顔でサナに言う

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「ふぅ・・掃除と食事も終わった・・あ・・帰って来た・・」

コリンクは小さくため息をする。
コリンクは次から次へと仕事をする。このコリンクは嗅覚と聴覚がかなりすぐれている

「ズク様おかえりなさい・・」

「コリンク・・今からあなたに新しい仕事を与えるわ」

「新しい仕事ですか・・?」

「今から貴方一人で、盗みをしてもらうわ」

オコリザルはの微笑む

「盗み・・? それは・・僕にやれと・・?」

「あなたはもうポケモンじゃないんだから・・あなたは私の道具なのよ〜わかる?」

オコリザルはコリンクを蹴り飛ばす

「かはっ・・けほっけほっ・・」

オコリザルはコリンクの首の後ろを引っ張る

「その『強制の首輪』してる時点であなたはもうポケモンじゃないのよ・・私の道具」

オコリザルはコリンクの首輪を少しいじる

「うぐぅ・・!!」

コリンクは苦しそうに頭を抑える

「僕は・・ボクハ・・ゼッタイ・・ニ・・」

コリンクの動きが止まる

「コリンク・・ここの豪邸の物盗みいける?」

「ショウチしました・・ズクさま・・」

コリンクの緑色の瞳は赤い瞳へと変わっていた

「アッヒャハハハ!!! いい子ね」

さなっち ( 2015/06/27(土) 11:57 )