第4章  え.ん.せ.い...遠征!
霧の湖
最難関ダンジョン(裏道)を制覇したカイザ達は、キャンプへついた。


キャンプ場


[えー、では今回の遠征内容を説明する。]

ついにか.....どんな目的だろう。

[まず、この先のダンジョンは、霧の湖と言い、そこに眠る財宝を取ってくるという目的だ]

[財宝てゲスか~]

[きっときれいなのですわ~キャア~]

[絶対見つけてやる。]

[ただ、一つだけ問題がある。]

なに?

[誰も霧の湖を発見したことが無いのだ。]

[!?]

[それじゃあ、遠征になんないじゃないか!]

確かにそうだが、一つだけ違和感がある.....

[[多分、この霧が問題だ]]

[[[[[[[!?]]]]]]]

[何故言おうとしたことを言うのだ!?]

[と言うことはあっているんだな?]

[まあ、そうだ]

やっぱり!?そうか!

[フルーザ、多分この霧で見つからないのなら、ここよりも高いところにある]

[何故そう思う?]

[上を見てみれば分かる]

全員が(兄貴とカイザを除いて)空を見上げると.....

[ま、全く見えない!?]

[そうだ、だから可能性は低くても、ある確率はある]

だが、霧を祓うことができれば...............!?

[な、なんだ!?]

ブオォォォーン

う、目眩が.....!?

その時!

[なるほど~そういうことか~]

[兄貴....手伝えよ...俺だけ目眩か?]

[はは!良いよな?リー.....?まあ、日照り石をはめ込めば良いんだよな?]

そこで映像は途切れた。

[なんだ?今のは?]

[では、捜索開始!]

[[[[[[[[おおーー!]]]]]]]

[カイザ行こう?]

[あ、ああ]

[........]

兄貴静かだな?珍しい....

[カイザ、これは持ってろ]

[ん?これは?]

[日照り石]

[本当か!?これで霧の湖を見つけたも同然!]

思ったより楽になりそうだ。


霧の湖1階


[う~ん...あまり敵は来ないな....]

まあ、まだ一階だからな。

[ん?来たぞ~カイザ。敵さんのお出ましだ。しかも綺麗に、階段を囲ってる。]

[よし!やるか!]

さあさあ、勝負だ!

[シャ、シャドーフレア!]

[ガァー!]

フルムが、シャドーフレアを放つが、竜の波動でかきけされる。

[結構フルムもレベル高いんだけどな...ボルテージ!]

体に電気を纏ったカイザは、この技を繰り出す。

[ブレイク!]

猛烈な雷(ボルテージ)は、ブーバーンに当たった。

[さあ、次は兄貴の番だぞ。]

[分かったぜ~]

ライラが、次のポケモンの前に立つ。相手は、カメックスだ。

[ハハッ......楽勝だな.....]

[ギャア!?]

[なっ!?]

[え!?]

言葉を発した直後に、カメックスは倒れた。

[ほら、フルム!次だ]

[う、うん!]

フルムの相手は、ベイリーフだ。

[うう、これお母さんの技だけど....シャドーライン!]

影の円が、ベイリーフの周りに現れ....

[!?]

ベイリーフを、拘束した。

[シャドーフレア!]

そのまま、ベイリーフに直撃し、倒した。

[凄いじゃないか!]

[う、ううん...これお母さんの技だし]

[それでもだ!]

[あ、ありがと......///]



霧の湖奥地


[ここは?]

[さあな.....]

[カイザ....あれ!]

[ん?あ.....]

そこには、立派なポケモンの像があった。

[このポケモンは?]

[グラードン]

え?

[大地を作りし、伝説のポケモンだ]

[あ、兄貴....知ってるのか?]

[ああ.....そして、カイザ....そこの窪みに日照り石を]

[わ、分かった]

ど、どうして日照り石を入れれば良いと分かったんだ.....?

[ま、まあいいか]

そこで、日照り石を像の窪みに入れると.....

カチッ...ゴゴゴゴゴ....!

[!?下がれ!]

ドゴォーー!!

[いてて、大丈夫?カイザ、ライラ?]

[フルム....上を見ろ]

[え?.....あっ]

[何で見つけられなかったのか、分かったぞ]

[俺も[私も]

3人(匹)が見上げた先には......信じられない光景が広がっていた。

[原理どうなってんだ?]

[知らん]

■筆者メッセージ
2日連続...
フラッシュ ( 2014/02/22(土) 17:42 )