霧の湖
最難関ダンジョン(裏道)を制覇したカイザ達は、キャンプへついた。
キャンプ場
[えー、では今回の遠征内容を説明する。]
ついにか.....どんな目的だろう。
[まず、この先のダンジョンは、霧の湖と言い、そこに眠る財宝を取ってくるという目的だ]
[財宝てゲスか~]
[きっときれいなのですわ~キャア~]
[絶対見つけてやる。]
[ただ、一つだけ問題がある。]
なに?
[誰も霧の湖を発見したことが無いのだ。]
[!?]
[それじゃあ、遠征になんないじゃないか!]
確かにそうだが、一つだけ違和感がある.....
[[多分、この霧が問題だ]]
[[[[[[[!?]]]]]]]
[何故言おうとしたことを言うのだ!?]
[と言うことはあっているんだな?]
[まあ、そうだ]
やっぱり!?そうか!
[フルーザ、多分この霧で見つからないのなら、ここよりも高いところにある]
[何故そう思う?]
[上を見てみれば分かる]
全員が(兄貴とカイザを除いて)空を見上げると.....
[ま、全く見えない!?]
[そうだ、だから可能性は低くても、ある確率はある]
だが、霧を祓うことができれば...............!?
[な、なんだ!?]
ブオォォォーン
う、目眩が.....!?
その時!
[なるほど~そういうことか~]
[兄貴....手伝えよ...俺だけ目眩か?]
[はは!良いよな?リー.....?まあ、日照り石をはめ込めば良いんだよな?]
そこで映像は途切れた。
[なんだ?今のは?]
[では、捜索開始!]
[[[[[[[[おおーー!]]]]]]]
[カイザ行こう?]
[あ、ああ]
[........]
兄貴静かだな?珍しい....
[カイザ、これは持ってろ]
[ん?これは?]
[日照り石]
[本当か!?これで霧の湖を見つけたも同然!]
思ったより楽になりそうだ。
霧の湖1階
[う~ん...あまり敵は来ないな....]
まあ、まだ一階だからな。
[ん?来たぞ~カイザ。敵さんのお出ましだ。しかも綺麗に、階段を囲ってる。]
[よし!やるか!]
さあさあ、勝負だ!
[シャ、シャドーフレア!]
[ガァー!]
フルムが、シャドーフレアを放つが、竜の波動でかきけされる。
[結構フルムもレベル高いんだけどな...ボルテージ!]
体に電気を纏ったカイザは、この技を繰り出す。
[ブレイク!]
猛烈な雷(ボルテージ)は、ブーバーンに当たった。
[さあ、次は兄貴の番だぞ。]
[分かったぜ~]
ライラが、次のポケモンの前に立つ。相手は、カメックスだ。
[ハハッ......楽勝だな.....]
[ギャア!?]
[なっ!?]
[え!?]
言葉を発した直後に、カメックスは倒れた。
[ほら、フルム!次だ]
[う、うん!]
フルムの相手は、ベイリーフだ。
[うう、これお母さんの技だけど....シャドーライン!]
影の円が、ベイリーフの周りに現れ....
[!?]
ベイリーフを、拘束した。
[シャドーフレア!]
そのまま、ベイリーフに直撃し、倒した。
[凄いじゃないか!]
[う、ううん...これお母さんの技だし]
[それでもだ!]
[あ、ありがと......///]
霧の湖奥地
[ここは?]
[さあな.....]
[カイザ....あれ!]
[ん?あ.....]
そこには、立派なポケモンの像があった。
[このポケモンは?]
[グラードン]
え?
[大地を作りし、伝説のポケモンだ]
[あ、兄貴....知ってるのか?]
[ああ.....そして、カイザ....そこの窪みに日照り石を]
[わ、分かった]
ど、どうして日照り石を入れれば良いと分かったんだ.....?
[ま、まあいいか]
そこで、日照り石を像の窪みに入れると.....
カチッ...ゴゴゴゴゴ....!
[!?下がれ!]
ドゴォーー!!
[いてて、大丈夫?カイザ、ライラ?]
[フルム....上を見ろ]
[え?.....あっ]
[何で見つけられなかったのか、分かったぞ]
[俺も[私も]
3人(匹)が見上げた先には......信じられない光景が広がっていた。
[原理どうなってんだ?]
[知らん]