宿敵(後編)
うん...復帰みたいな感じになりました。
まあほとんど集まんなかったよ?
結果をどうぞ。
カイザに宿る別の力がコントロールする。 1票
説明が続く。 0票
説明をやめる。 0票
以下略
という風になりましたので、1番にします。
投票、読んでいただきありがとうございます。
では、本編へどうぞ。
[ぐあぁ!っ!?あ、頭が割れる...アア!アア!]
[だ、大丈夫かい!...!?貴様!ダークライ!やめるんだ!]
???[ふふふ...黙れ...ゼクロムめ、ふふふ...あの時の絶望を味わい、敗北させよう。]
[アア、ヤメロ!ヤメロ!アア!ウワァーー!!??]
クソ!ナンダコノカンジハ!マルデナニカニアヤツラレテイルヨウナ...!?アア!ッ!__________
カイザは、謎の力に制御される様に混乱し、光に包まれ、遂には意識を失った。
[クロス...!?]
[斬新剣!]
[グワァ!なぜ!なぜパワーが上がるなどと!?]
[....黙れ!ダークブレス!]
悪の波動の様な波状攻撃がゼクロムを襲う。
その切れ筋は岩を真っ二つに切る程だ。
[!?エレキトルチャージ!]
だが、ゼクロムはそれを相殺すると改めて実感する。
[.......やはり貴様...我が宿敵...本気で相手させてもらおう!]
[フェアリーボルト!超覇道咆!流星斬!]
カイザ?の、強烈な技が次々に炸裂していく...特に超覇道咆...あれは揺れが少々起こる程の威力を誇るカイザ?の技だ。
(まるで先程とは違う...技や攻撃の構成が増しているな...)
[余所見は禁物!激乱舞!]
[!?クロスサンダ...]
[遅い!]
その強烈な舞は、ゼクロムの技が出される前にゼクロムを巻き込み、地面に物凄いパワーで叩きつけた。
ライラside
........あの技...明らかに体に負担を掛けているな。
...ヘルス達ならあんな技はなかったはずだが...!?....ダークライ?...奴か!
ここで解説
激乱舞
げきらんまと読む。
基本的に俺が見たところ、体に無理な負担を掛け、強烈な力で地面に叩きつける...そんな技だな。
ただ...気になる所があるな...まずは奴の動き...あれはカイザには無い違う機敏...俺が知っている奴ではダークライという相手の体に取り付き、そいつの力を大幅に制限してしまう奴だ。
俺は、カイザがダークライに取り付かれたかは分からない...だがその気配を感じた事がある。
一つは、幻影グラードンとの戦闘。
カイザの様子が変わったというフルムの証言でだ。
二つ目は、今目の前の戦闘。
あの圧倒的な力はおかしい...カイザのあの状態ではまだ本気を出せてないというのにあのパワー...少しおかしいというより、すごくおかしい。
少しネタバレもあったが分かったか?...そうか分かったか。
[...とりあえず目を覚ませ!電磁咆!]
[!?何!]
カイザのタイプの相性を考えれば、ダメージはほぼあり得ない...が、ライラの電磁咆は特別らしく、カイザ?には大ダメージだったようだ。
[...ククッ...よくぞ我の正体を見破った...さすがと言いたいが...この事は忘れてもらおう...奴に絶望を味あわせてからな!]
[!?や、やめろ!]
ライラはこの意味を知っていた。
あの雷をも操る伝説のポケモン、ゼクロムを短時間で倒す事は例えダークライだとしても、カイザだとしてもできるはずが無い。
じゃあ何を意味するか....それは_____
[カイザの力を一気に解放...そして強制的に合体...そんな事をしたら体が壊れてしまう...]
ならば...自身の体を捧げよう...とライラは考え始めた。
[もしもお前がダークライだとしたなら...やってやる!]
[ほう..やってみるがいい!]
[ソウルチェンジ!]
そう、ライラが考えた方法は2つ。その内一つは安全性に配慮した特価型のバーゲンセールの様なやり方だ。その分、複雑なやり方に変わる。
一方、1つは安全性を捨て、複雑性は一切無い。その分危険性は、まあ大体核爆弾を軽く超えて精神が崩壊する位?だっと思うけど...
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[............無理だ...]
いつかはこうなるとは思っていたが...早い...早すぎる。
まさかゼクロムが現れるとは思いもしなかった...
[.......僕らは二人で一つ...ダークライの好きにはさせられない。...カイザ=ヘルス...いざ、尋常に...
参る!]
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[ふふふ...これで終わり....!?]
カイザ?の前に超高圧10万ボルトが放たれた。
........これは10万ボルトでは無いような....
[.......?]
[............]
[.......................]
[ ]
[.....貴様を止めるぞ...
ダークライ!!]
[.....!?ヘルス?]
[.....どうやって現れた...]
ゼクロムとフルムは唖然としている。
そのピカチュウは、赤い模様が腕に刻まれており、目は蒼い輝くような透き通った色。
[...魁皇斬!]
この攻撃が炸裂した時は誰も目で着いていけなかった。
魁皇斬というのは、威力そのものは発動時は弱い、...が、徐々にスピードを上げていけば威力は抜群になる。
その時速、90億8222km程あるだろう。
[......ちっ...体が悲鳴をあげたようだ...今回はここまでだ。]
そういうと、静かにカイザの体が地に身を委ねた。
おしまい