超・鋼・探・偵 ダンバル!
02:ヤマブキシティの摩天楼
 ヤマブキシティの朝。
 探偵を生業とする成人男性「ユウゾウ」は、ガードフェンスにもたれかかり、ため息をついていた。
 
「やれやれ。たまには都会に顔を出すのも悪く無いとは思ったんだが、とんだ災難だな弾吾郎」
 
 ユウゾウは、傍に佇む助手兼相棒……鉄球ポケモン「ダンバル」を見やる。
 ポケモンであるダンバルは、未だに自分達を解放しようとしない警察官を睨みつけ、「人間の言葉」で小声で唸った。

『何を呑気な事を。このままだと売り切れるぞ、ヤマブキ名物・ナナの実 カステラ……!』

 ダンバルはポケモンであり、人間の言葉を話すことなど出来る筈が無いのだが、探偵の相棒であるこのダンバルは違った。(自称)優秀で、才能に溢れ、イケメンである彼にとって、人間の言葉を理解し発信することなど造作もないことなのだ。
 
『警察は、俺達をいつまでここに拘束するつもりなんだ?』

 観光でヤマブキシティに到着したのが、昨日の夜。今日の朝は、大人気の有名スイーツ店に朝から並ぼう……そう計画していたのだが、警察からの事情聴取という妨害を受けてしまったのだ。
 
 事件の始まりは数時間前。

 今ユウゾウ達が見上げている高層ビルの屋上にて、頭部に外傷を負い、意識を失った重体の成人男性が倒れているのが発見されたのだ。 
 ところが、屋上に繋がる唯一の階段の監視カメラには、被害者や怪しい人物の姿は映っていない。屋上へ付着した血痕と、その乾き具合から、警察はこう推理していた。
 
 今朝の明け方、何者かが被害者を鈍器で暴行し。被害者が死んだと思い焦った加害者は、大型飛行ポケモンを利用して、傷を負わせた被害者を空から屋上に捨てたのであると。

「907さん。近辺の監視カメラに映っていたポケモントレーナー達の手持ちを確認しましたが、大型飛行ポケモンは誰も所持していませんでした」
「そうですか……」

 警察官達を纏めているのは、30代程の女性であった。彼女は、事情聴取の報告が纏められた書類を手に悩んでおり、どうやら、操作は難航しているらしい。
 
『まどろっこしい。俺が文句を言ってやる!』
「お、おい弾吾郎!?」

 ユウゾウが止める間もなく、怒れるダンバルは女性の傍に接近する。

「ガガガ、ガガガガガッ!」
「わっ、ダンバル」
「ガガガガ」

 女性は困惑しながら、理解できないポケモン語で文句を言うダンバルを見下ろす。

「ピピーッ」
「ガガッ?」
「ピピピピピッ」
「ガガガガガリィ」

 だが、彼女の手持ちポケモンであるのか。
 女性の傍に控えていたオーベムが、ダンバルを紳士的に女性から引き離した。

「こら弾吾郎。何やってんだお前」
「……あ……」
「俺のポケモンが、申し訳ありません」

 女性はやって来たユウゾウを見つめ、次に書類に目をやった。

「「クレナイ・ユウゾウ」さん……職業は探偵?」
「売れない探偵ですけどね。俺の手持ちは見た通り、このダンバルだけです。飛行ポケモンなんて所持していませんし、そろそろ解放して頂くことはできませんか?」
「…………」

 女性は書類を見つめたまま、返答をしない。

「帰しても良いのではないですか、907さん。ダンバルは宙に浮きますが、流石に大人を乗せて高層ビル屋上に昇るなんて真似はできませんよ」
「いえ、彼にはもう少しここに居て貰います」
「へ?」

 女性は顔を上げ、ユウゾウに言い放った。

「私は国際警察官の907と申します。ユウゾウさん、この事件、探偵の貴方の力をお借りしたい!」


○□○□○□○□


「今絞れているのは、この3人。何れも犯行時間帯に近隣の監視カメラに映っており、被害者とも接点がある方々です」
「接点?」
「学生時代、トレーナー修行中に知り合ったご友人だそうです」

 国際警察官の907は、協力に合意したユウゾウに事情聴取の書類を見せる。

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◎イド・イズミ(32歳 女):会社員
所持ポケモン:タマンタ/ハギギシリ

◎ロバタ・ロウジ(33歳 男) :会社員
所持ポケモン:ポニータ

◎ハザキ・ハットリ(33歳 男):プロトレーナー
所持ポケモン:ワタッコ
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『ガガッ』
「ふーむ……907さんは、どのように考えましたか?」
「私ですか? 私は」

 ユウゾウの質問に対し、907は書類に指を差した。

「この中で、あの高層ビルにまで飛べるポケモンがいるとすれば、ワタッコだけだと思います。このビル風に乗って飛べば、高層ビルの屋上にだって辿りつけますよ」
「だがしかし、ワタッコは風に流されるほど体重の軽いポケモンだ。そんなポケモンが、大人を背負って屋上にまで飛べますかね?」
「それは確かに……」

 ユウゾウの指摘に対して、907は苦笑いする。
 
「ですが、他に空を飛べるポケモンはいません。タマンタは飛行タイプですが、高層ビルまで飛ぶなんてとても無理ですし」
「いや、忘れていませんか? 他の可能性を」
「え?」

 907が首を傾げる中、ユウゾウは人差し指を立てる。

「要は、過程では無く結果です。被害者が最終的に屋上に落下すれば、状況は成立する。こうは考えられませんか? サイコキネシスのようなエスパー技で、被害者を高層ビル屋上にまで運んだ、と」
「な、なるほど! ということは」
「この中に、サイキックを使えるポケモンが居る」

 ユウゾウは書類に書かれた、水とエスパーの二重属性ポケモンである「ハギギシリ」の文字に指を差す。

「つまり、犯人は!」
「そう! 犯人は……」
「ガリガリガリガリ」
「がりがりがりがり! ……って。何だ弾吾郎」

 ユウゾウは、ダンバルを振りかえる。
 ダンバルは不満たっぷりの単眼でユウゾウを見つめ、小声で悪態をついた。

『ユウゾウ。アホかお前』
「アホとは何だアホとは」
『ハギギシリが犯人の使ったポケモンだと? 馬鹿らしい。普通に考えろ、普通に! 高層ビルだぞ高層ビル! サイコキネシスも余裕で射程圏外だ!』
「いや、もしかしたら無茶苦茶鍛えられたハギギシリかもしれないし……?」
『届いたとしても、悠長にサイコキネシスを使っている時間があるか? 明け方とは言え、この都会で目撃証言が無かったことを考えると、被害者を屋上に運んだのはそれこそ短時間だったはずだ」
「あの〜……」
「わわっ」
 
 ユウゾウは慌てて振り返る。
 907が困った顔でオーベムと顔を見合わせていた。

「ユウゾウさん。私もエスパーポケモンを手持ちにしているんですが、よくよく考えると、サイコキネシスで大人を高層ビル屋上に運ぶのは無理があるかなって……」
「そ、その通り。無理がありますね!」

 そんな中、907に警察官から声がかけられる。

「907さん、重要参考人の方々が、もう帰りたいと……」

 907が振り返ると、そこにはうんざりした表情の三人のトレーナーが立っていた。
 渦中のイド、ロバタ、ハザキである。

「お巡りさん。私は大型飛行ポケモンなんて持っていないですよ」
「もう帰してくれよ。仕事があるんだ」
「これからバトルの予約があるんだけど……」

 三人のトレーナーは907に詰め寄り、907は彼らの意見に頷いた。

「そうですね。犯行に使えるポケモンを所持していないとなれば、これ以上貴方達を拘束しておくことはできません……」 
『いいや、待ってもらおうか』
「え?」
『貴方達三人が所有するポケモンの中で、犯行な可能な種族が、一匹いる』

 だが、彼らの解放を止める声があった。それは、探偵ユウゾウから……正確に言えば、その背後から。

『(良いか、ユウゾウ。俺の言う通りに)』
「(お、おい、弾吾郎? お前には分かるって言うのか? この事件を可能にしたポケモンが)」
『(当然だ。俺は鋼の強さとエスパーの賢さを備えた、「超鋼探偵」なのだから!)』

 トレーナー達、そして警察官はユウゾウ(本当はダンバル)の発言にざわめく。

「あの、ユウゾウさん。本当ですか? 犯行が可能なポケモン。それを言いきれるだけの、根拠があるのですか?」

 先ほどの迷走を見ていた907は、自信無さげの瞳をユウゾウに向けるが、超鋼探偵は揺るがない。

『「難しく考えることは無い。シンプルに考えれば良いんだ。ただシンプルに……」』
「シンプルに?」
『「目撃者が出ないほどの短時間で、魔天楼の屋上へと被害者を運ぶことが出来たポケモン……それは」』

 ユウゾウは人差し指を、トレーナーの一人に向ける。

『「ロバタ・ロウジさん! 貴方のポニータだけだ!」』 
「……!?」

 指を突きつけられたトレーナー、ロバタはその言葉を笑い飛ばす。

「馬鹿な! ポニータは飛行タイプじゃないぞ! あんな高層ビルに人を運ぶなんて」
『「トレーナー修行をしていたならば、貴方も昔持っていたのだろう? ポケモン図鑑を」』
「え……?」
『「これが俺の根拠だ」』

 ユウゾウはポケットから、古びたポケモン図鑑を取り出して操作し、液晶画面を見せつける。

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ポニータ
ひのうまポケモン
たかさ 1.0m
おもさ 30.0kg

からだが かるく あしの ちからが
ものすごい。1かいの ジャンプで
とうきょうタワーも とびこえる。
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『「東京タワーは高さ333mのヤマブキタワーの別称。そう、ポニータという種族は、摩天楼をも飛び越える脚力の持ち主なんだ!」』
「ああっ……!」

 907を含めた警察官、そしてトレーナー達は驚きの声を上げる。そしてその中、警察官の一人が907へと呼びかけた。

「907さん! 被害者の方が、先ほど病院で意識を取り戻したそうです」

 その言葉を聞き、ロバタは、静かに笑った。

「そうか。ニイダの奴、生きてたのか。良かったよ。本当に」
「ロバタさん。犯人は貴方なのですか?」
「あぁそうさ。俺は彼に多額の借金をしていた。その引き換えとして、俺は相棒のポニータを要求されたんだよ。俺にはコイツしか居なくて、それで、カッとなって……気が付いたら……は、ははは……」
「……署まで御同行願います」

 警察官の一人が、ロバタに手錠をかけようとする。
 だがその瞬間、ロバタの腰のモンスターボールが起動し、ポニータが召喚された。

「ギュウイイインッ!」
「ぽ、ポニコ……?」
「ギュイイイイイイッ!」

 ロバタと警察官達が困惑する中、ポニータはロバタを背負い、炎を噴出させ……その身体は、炎の中で肥大化していった。ポニータは、ギャロップへと進化したのだ!

「おい、ポニコ……!?」

 ギャロップはロバタを背負ったまま、ユウゾウ目掛けて走り出す。

『危ない、ユウゾウ!』
「どわわあああっ!?」

 ダンバルとユウゾウは転がる様にギャロップを避け、ギャロップはガードフェンスを飛び越え、道路を高速で走り去っていく。

「犯人が逃走!」
「パトカーで追え!」

 周囲が騒然となり、ユウゾウ達が尻もちをつく中、一人907は走り、ポケモンを召喚した。

「りじ夫! ギャロップを追うんだ!」
「リィイイイイッ!」

 グローブを嵌め、靴のガジェットを起動させた907は、召喚した結晶ポケモン「フリージオ」を掴み、その背に乗ってギャロップを追跡する。



「なぁ、ポニコ……どうしてだよ、お前」
「…………」
「お前は、どうして……」


 ギャロップの炎は、信頼する相手に決して危害を与えない。
 熱さの無い炎の中で、ロバタは相棒に問いかけた。

「……あの時も、お前は勝手にさ……」

 ニイダに衝動的に暴行を加え、殺人を犯してしまったと呆然としたあの時。腰のボールが勝手に起動し、出てきたポニータが自分とニイダを背負い、摩天楼へと跳んだのだ。


「りじ夫! 冷凍ビーム!」


 新幹線をも連想させる速度で駆けるギャロップを停止させるべく、追跡するフリージオから、氷結エネルギーが照射される。


 ―捕まるものか。
 ―幾らでも駆けてやる。跳んでやる。
 ―邪魔するものは、皆蹴飛ばし、燃やし尽くしてやる。
 ―私はずっと、ずっと、ロウジと一緒に居るんだ……!


 氷を蒸発させる業炎を纏い、邪魔な車を踏みつけながら加速するギャロップであったが、突然その腹に衝撃を受けた。

「……!?」

 自分の脚に追いつける筈が無い。それなのに何故?
 そんなギャロップの疑問に答えるかのように、彼女が見たものは、自身から伸びる影から覗く紅い瞳であった。

「ギュオオッ!」

 907がギャロップの影に潜ませていたポケモン「ヨノワール」の大きな拳が、彼女の腹部にシャドーパンチを叩きつける。攻撃で悶絶するギャロップの速度が低下し、フリージオに乗って追跡する907は、銃を取り出し、発射した。銃に装填されているのは実弾では無い。907の手持ちが収められた、モンスターボールである! 

「くい太! 炎の鞭!」 

 人間の肩では不可能な投擲距離と投擲速度で「クイタラン」が召喚され、クイタランは燃える舌で暴れギャロップの後ろ脚を拘束する。転倒したギャロップは炎を噴出させて抵抗するが、絶対的な熱耐性を有するクイタランは炎の中でも平然としており、焼き殺すことが出来なかった。

「ポニコ、もう止めるんだ」

 道路への落下前に、ヨノワールの腕に確保されたロバタは、転倒しながらもがく相棒に訴える。

「お前を犯罪の道具にして、すまなかった」
「ギュ……」
「どうかお前は、美しいままでいてくれ」
 
 追いついた907がフリージオから降り、確保されたロバタに、手を差しだす。

「ロバタさん。彼女のボールを」
「……あぁ」

 ロバタは907にギャロップのモンスターボールを預け、907はボールの回収機構を起動させる。

「さようなら、ポニコ……」

 トレーナーが涙する中、ギャロップはモンスターボールへと収納され、907の手に収まる。
 パトカーが集まる中、907はロバタに手錠をかけながら告げた。

「ロバタさん。貴方はまだやり直せます。罪を償えば、またいつかきっと……彼女に会えますよ」
「……ありがとう」

 警察官によってパトカーに乗せられるロバタは、見送る907に、窓越しに微笑んだ。


○□○□○□○□


『売り切れたー!』
「残念だったなぁ。まぁ……仕方が無いさ。こんな日も有る」

 かくして事件は解決し、解放されたユウゾウは、スイーツ店の前で荒れるダンバルをなだめていた。
 楽しみにしていたヤマブキ名物・ナナの実 カステラが、見事に完売してしまい、購入することができなかったのだ。

『それもこれも! あの程度の事件にモタモタしていた「907」とか言う女のせいだ! 国際警察官ってヤツはエリートなのだろう!? なんだあの体たらくは!』
「まぁまぁ。けど、あのポケモン捌きは流石だよ。ありゃあ、ポケモンリーグでも入賞しているな……」
『フン。あの程度、ユウゾウだって出来る筈だ!』
「ははは。俺は結果を出せなかったよ」

「……あの〜」
「ピピィ〜」

「うん?」
「ガガ?」

 ユウゾウとダンバルが振り返ると、そこにはオーベムを連れた907が立っていた。

「ユウゾウさん。先ほどは事件への協力、ありがとうございました。大変助かりました」 
「どうもどうも」
「お礼と言っては何ですが……今朝ここの店で買った「ナナの実 カステラ」をどうぞ」
「ガガッ!?」

 カステラの前にダンバルが鉄球の舞を踊る中、ユウゾウは頭を下げる。

「ありがとうございます。弾吾郎の奴、カステラ楽しみにしていたんですよ」
「それは良かった。ところで……ユウゾウさん。貴方は探偵事務所をお持ちなのですか?」
「えぇ。トキワシティに構えていますよ。これ名刺です」

 ―UZO探偵事務所―
 ―探偵 クレナイ・ユウゾウ―

「…………」

 名刺を受取った907は、暫くの沈黙の後、ユウゾウに告げた。

「あの……ユウゾウさん。私達、きっと、またお会いすることになると思います」
「え?」
「ははは。私は今日お見せしてしまった通り、大分情けない感じの国際警察官でして。優秀な探偵である貴方に、今後もご協力をお願いするかも、なんて……!」
「……ガガ……」 
「それでは、本日はありがとうございました!」

 名刺を財布にしまった907は、オーベムと共に一礼し、ユウゾウとダンバルに背を向けて去って行った。

『なぁユウゾウ。あの頼りない女、お前に気があるんじゃないのか?』
「まさか。それに、俺は女を幸せにできない男だ。迫られたら断るよ」
『本当にあの女が事務所に尋ねてきたら、どうするんだ?』
「その時は、今度はちゃんと依頼料を頂くさ。それに、厄介な事件を持って来られたとしても……俺には優秀な助手がいるだろう?」
『……ふふん。わかっているじゃないか?』

 ニヤニヤするダンバルは、上機嫌でユウゾウの眼前まで浮遊し、視線をユウゾウの手のカステラの包みに送る。

『さ、事件解決を祝してカステラを食うぞ』
「え、もう?」
『善は急げと言うだろう。それに、この冴えわたる青銅色の脳細胞の維持には、甘味が不可欠なのだ!』


○□○□○□○□


「……ねぇ、ジェントル」

 ヤマブキの路地裏にて、国際警察官の907は、傍に佇むオーベムへと呟く。

「善は急げって言葉があるけど。私、聞けなかったし、言えなかったよ」
『確かにあの方は、お名前が同じで、写真と同じ顔でした。ですが、ですが……それは有り得ない話ですよ』
「そうだよね。有り得ないよね」

 ブレインポケモンであり、特殊な訓練を積んだオーベムは、907とテレパシーで会話する。

「だ、だけどあの人は、私が覚えている姿そのままで」
「私のことを、わかってくれなくて」
「やっと、やっと見つけたのに……」

 907はうずくまり、涙をこぼす。
 
「怖いよジェントル。私はどうすれば良いの?」
『彼が一体何者なのか……納得できるまで、彼らに接触しましょう。私達は、付いていきますよ』

 オーベムの指が、907の頬の涙を拭う。
 少女が大人になっても、何歳になっても。紳士的なオーベムと907の関係は変わらなかった。

■筆者メッセージ
ポケモン図鑑の記述は面白いですよね。
これは、そんな感じの作品です。
(前作「クイタランとわたし」も良ければどうぞ。
http://pokenovel.moo.jp/mtsm/mtsm.cgi?mode=novel_index&id=haporon&nvno=1&view=1)
葉穂々 ( 2020/05/23(土) 23:58 )