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うぅ・・・・ よ、よかった〜!! 倒れていたポケモンが反応してゴロは、素直に喜んだ。 うぅ・・・・?こ・・・・ここは? え?ここは海岸だけど・・・・ そうか・・・・ってえぇ!!?ポ、ポケモンが喋っている!!? この時俺は素直に驚いた。そりゃあそうだろう。ポケモンが喋っていて驚かないはずがない。しかし目の前にいるポケモンは、驚きの答えを返してきたのだ。 何言っているの?君だって喋っているじゃないか。 それもそうだな・・・・っておい!!俺はポケモンじゃねぇぞ!!人間だ!!全く何言っているんだよ。 と、俺は怒った。ポケモンと人間の区別もつかないなんてとてもではないけれど信じられなかったのだ。だけどここでも目の前にいるポケモンは、俺を驚かせてきたのだ。 へ?どこからどう見てもヒノアラシだけど? はぁ? そして今はじめて俺は自分の体を見た。そして・・・・確かに目の前にいるポケモンが言っていたとおり体はヒノアラシになっていたのだ。 そ、そんな・・・確かに俺はヒノアラシになっている・・・・。しかし何故? どうしても俺の頭の中には疑問しか浮かばなかった。一体何故俺はポケモンから人間になってしまったのだろうか? そして再び目の前にいるポケモンが話しかけてきた。