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〜海岸〜 さっきは、本当にありがとう! ゴロが笑顔で話しかけてきた。 あ、うん。 それにたいして戸惑う俺。つい成り行きで助けたけどよかったのかな?ま、いいか。感謝されて悪い気はしないしね。 そしてゴロは話しを続ける。 それでねヒノ。さっき取り返した宝、遺跡のかけらっていうのだけどよく見てごらん。何か不思議な模様が描かれているだろう? 本当だ・・・・ こんな模様見たことない。一体どんな模様なんだ? 僕さぁ〜、この遺跡のかけらの謎を解くために探検隊になろうと思っているんだ。それでねヒノ、お願いがあるのだけど・・・・ ? 僕と一緒に探検隊をやってほしいんだ! え?えぇ?なんだってーーーー!!!! マジかよ・・・・ いきなりの言葉に俺は戸惑った。 お願いヒノ!!こんな臆病な僕だけど頑張るから!!!! そう言って必死に頼むゴロ。それは何か断れないものがあった。それに俺は行くあてがない。しばらくゴロと一緒にいるのがいいだろう。 わかったよ!!!!一緒に探検隊やろうぜ!!!! あ、あ、ありがとう!!!!それじゃあ早速行こう! あ、うん。え〜とどこに? プクリンのギルドに!!!! そして俺はゴロに引っ張られて行った。