10 シリーズ3、最終話!
< 午前、1時を、お知らせします。ピ…ピ…ピ…ピーン! >
「今日は寝れないな…海岸でも行くか…」
海岸にやってきた1匹の黄色いネズミ、今日は何を考えているのだろうか…
「俺、フィンにどう思われているのかな…」
そう、ディンが悩んでいる原因はフィンの事。話は1週間前に戻る。
〜 1週間前 〜
「フィン、今日は何をしてたんだ?いつも一人で出かけてるけど…」
「え、別にディンには関係ないでしょ!」
「まぁ、そうなんだけど…さ…」
「んじゃ、おやすみ〜。」
〜 現在 〜
という感じ、これが毎日続いて、1週間がたとうとしている。
「…ってリーダーの俺が疑ってたらリーダー失格だな…
でも………仕方ない、フィンには悪いが、調べさせてもらうか…」
ディンもかなり心配している様子、まぁ、フィンはパートナーなのだから、無理はなかろう。
※ おっと、ここからは俺視点で小説を進めていくぜ。『side ディン』的なやつだ。
さてと、時刻は午前8時。俺は非番で、フィン以外はすでに救助や探検中。
「準備はできたし…それじゃあ、今日も行ってくるね〜」
「お、おう。いってらっしゃい〜 …さてと、追いかけるか…」
そう、今日はフィンの事について調べるんだ。知ってると思うが…そこは気にするな。
…そこ、ストーカーとか言わない。
「今日も元気にしてるよね…」
ここは、中部総合病院。まぁ、大きい病院ってことだ。
「えっと…7回の62番だから…760.761.762…あったあった。」
なぜフィンは病院にいるのだろうか…目的は何なんだろうか…。
よし、部屋の中に入るか…え?フィンに、ばれないのかって?
…ここ、1部屋に30つのベッドがあるんだ…病院がマンモス状態だからな…。
「お姉ちゃん、具合はどう?」
!? …読者の皆様は覚えているだろうか。フィンには姉がいたことを。
そう、フィンはお姉ちゃんの調子を見に来ていたのである。
…さすが姉妹、お互いが嫌いでも、こういう時は…
「フィン、また来たの!? 私は大丈夫だから、早く仕事しに行きなさい!」
「いいからお姉ちゃんは休んでて! …だから心配するんじゃん…」
…お互い、顔が赤い。2人ともツンデレって事かな…鈍感のディンには解らないみたいだが…
「フィン…俺に言ってくれよ…メンバーに心配をかけたくないからって、一人で抱え込まなくてもいいのに…」
目的も達成し、基地に戻ったディン。その数分後にフィンも帰ってきて、他のメンバーも帰ってきた。そして、時刻は午後11時…
「ディン、ちょっといい?話したいことがあるんだけど…」
「ん、別にかまわんぞ…海岸で話すか…」
「ディン、実はさ、今、病院に」
「今、病院にフィルがいて、心配してるんだろ?」
「…やっぱり知ってるんだ…そのとうり、今、お姉ちゃんが病院にいるの。
それで…結構、調子がよくないみたいでさ…心配してるんだ…
そこでなんだけど…今日、病院で寝泊まりしてきてもいい?」
「…ふぅ…そんなことか、別にかまわないぞ。しっかり看病してやるんだな…
そうだ、ちょっと待て…これだこれだ…はい、ミックスジュースだ。
フィルの調子がよくなったら、飲ませてやれ…オレンの実の果汁も入ってるしな」
「ディン…ありがと…それじゃあ、行ってくるね!
それと…心配かけてごめん!」
「気にするなって、気を付けていくんだぞ〜。」
ディンもほっとし、今日は寝れたんだとか…。
フィルも無事退院し、いつもどうりの生活を送る…わけにはいかなかった。
ちなみに、ここまではサブストーリー。
筆者によると、文字数を稼ぐ為らしい…なんでやねん!
まぁ、ここまで1500文字は言ってるらしいしな…筆者には言うなよ?
※ディン視点 ここまで
「んで、どういうことだ?」
「要するに…地盤沈下が起きて、トレジャータウンが崩壊したってことだ」
「んで、どうするんだ?」
「ここを新しくするしかないだろう…ここを都市にしてもいいかもな…」
「親方が市長みたいな感じってか…?」
「んで、焼き鳥が副市長で…」
「焼き鳥じゃない って何回言えばわかるんだい…?」(涙目)
「それは置いといて…まずはディグダ建設に相談だな…幸い、ポケは結構あるしな…」
「なんとかなるって、みんな友達だもん♪」
「…正直、かなり不安なんだが…」
「ま、まぁ、やる時はやってくれるだろう…」
「本当にやったのかよ…完全に都市じゃないか」
そう、親方は本当にやったのである。トレジャータウンを都市にする計画を。
飛行機、新幹線、電車、バス、ほとんどの交通機関がそろっている
(ポケモンXYをやった人は、イメージしやすいのではw?)
「それで…俺たちの基地は…?」
「ん、君たちの目の前にあるよ♪」
「ま、まさか…この目の前のビルって…俺たちの会社!?」
「ご名答♪ 気に入ってくれた?」
「すごい…PC、プリンター、サーバー、全て揃っている…」
基地(ビル)を新しくしたついでに、いろいろと買ってきたらしい。
「ポケも結構払ったのか…?」
「ううん、ほんの数百万ポケだよ?」
その言葉を聞いた時、ディンは「ばたり」と倒れ、意識を失ったらしい…
フィン達が、ベットに寝かさせたんだとか…
「…ン……ィン………ディン……ディン!」
「ふぁわわわ…おふぁよー」
時刻はすでに午前10時、ディンが寝起きなのはお察しのとうりである
「…って夢落ちじゃないのか!?」
「そ、そうみたいだよ…?」
「ま、まぁ、ギルドに行ってみるわ…依頼ありそうだし…な…」
んで、ギルド。しかし、ここも進化はしていた…
「…なんだよ、『国会議事堂』並じゃないか…」
と"つぶやき"ながら中に入るディン
「あの…失礼ですが、バッチはありますか?」
「ん、これの事か…?」
「あ、ありがとうございます!どうぞ中へ…」
ギルドのセキュリティシステムも進化したらしい。
…これからは指紋認証とかになりそうだが…
「あれ、ディンじゃん♪体調はもう大丈夫なの?」
「あぁ、おかげさまでな…んにしても、かなり進化したな…」
「まぁ、『探検隊』はここしかないからね…このぐらいは進化しないと♪」
「やることが中途半端…ってのは嫌なんだな…んにしても…な…」
もちろん、刑務所も進化?していた…
「ア、ディンサン。オハヨウゴザイマス」
「おいおい、ここも進化しているのかよ…コンピューターばっかり…」
※わかりにくいため、ジバコイルの『カタカナ言葉』は禁止
「はい、レーダーさえ置けば、ダンジョン以外のポケモンは全て解るようになっています」
「…それ、合法的に良いのか?」
「警察ですから…たぶん、合法的かと…」
こんなところまで…
「いらっしゃいませー!カクレオンデパートへようこそ!」
「ちょ…前は『カクレオン商店』だったじゃないか…」
「プクリンさんのおかげで、デパートにグレードアップしましたー!」
「プクリン…やりすぎだ…ポケ、どんだけ持ってるんだよ…」
最後だから、基地にまとめて雑談
ディン「それにしても、シリーズ3も事件いっぱいあったな…」
フィン「最後の方は買い物役だったから、私は疲れは取れたけど」 (チコリータ)
サン「ンにしても、進化系のポケモンに姿を変えれる能力って」
ミミ「ただのチートよね…それはそうと、あれ…なに?」
シン「あ…あれは…その…なんというか…えっと…」
フリーズ「シンがオシャレに興味を持ってね…買ってきたみたい…」
フィン「…キルア、どうしたの?」 (エーフィ)
シン「え、別に、オシャレの事なんて考えてないぞ! はい、シリーズ3完結!」
キルア(あれ、俺って空気になってる気が…)
まぁ、こんな感じでにぎやかに生活を送るSTARSであった…。