第一章 世界で一番強い女子
ハルカ「いくら出せる?」
その31
ユウキ「おやハルカさん、水鉄砲を覚えたんですか」
ハルカ「いや、ちょっと目にゴミが入ってな」
ユウキ「あっ、ちょっとした涙だったんスね!?」


その32
デボン社員「助けてくれー!」
マグマ団「そいつの荷物が必要なんだ、よこせ!」
ハルカ「いくら出せる?」
ユウキ「お金次第ではあげちゃうの!?」


その33
ユウキ「きずぐすりを目に指したら、そりゃ痛いに決まってますよハルカさん…」


その34
ミツル「はぁ、僕はユウキさんとハルカさんには遠く及ばないなぁ」
ハルカ「気にするな!最初からアテになどしておらん!」
ユウキ「ああ!ミツル君がカイナの激流に飛び込んだっ!!」


その35
ミツル「いいんだ、僕はどうせ一人じゃポケモンも捕まえられないダメトレーナーなんだ!!」
ハルカ「いまさら言うな!分かり切ったことだ!!」
ユウキ「ああっ!ミツル君がマグマ団の集団に一人でケンカを売りにっ!!」


その36
ユウキ「ナマケロの『ほしがる』は便利ですね」
ハルカ「電話し〜て、ほし〜の☆」
ユウキ「古っ!!」


その37
ユウキ「大変だ、ハルカさんがマグマ団の集団と対峙してる!助けないと!」
ミツル「助ける必要があるんですか?」
ユウキ「何言ってんだい、敵に囲まれてピンチに……あれぇ?」


その38
ユウキ「ムロタウンのジムはかくとうタイプなんですね」
ハルカ「ほう、格闘……?」
ユウキ「あなたが想像しているものとは違うと思うんですけど」
ミツル「もう遅いと思いますよ」
ユウキ「そうだね、ジムリーダーに向かって回転しながら蹴りをかましてるし」


その39
ユウキ「石の洞窟は『フラッシュ』を使わないと暗くて進めませんね」
ハルカ「任せろ!破ぁっ!!!」
ダイゴ「目があああああああ!!!」
ユウキ「ああっ!太○拳!!?」


その40
ユウキ「あなたがダイゴさんですね、はい預かってた手紙です」
ダイゴ「どうもありがとう。君は…良いポケモンをつれているね」
ハルカ「僕(しもべ)なら私も連れているぞ」
ユウキ「へぇ、どいつをです?」
ハルカ「………」
ユウキ「…どうして僕をじっと見てるんです?」

■筆者メッセージ
ユウキ「ミツル君の扱いがひどいけど気にしないでください」
ミツル「えっ」
じおしげ ( 2016/06/30(木) 12:52 )