モモナリですから、ノーてんきに行きましょう。

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ノーてんきに行きましょう
あとがき
 おおよそ文章書くなんて考えたこともなければそもそも文章を読むということすらあまりしてこなかった人生なので、最初にこの話が来た時には何の冗談かと思ったものだが、これがやってみると意外にハマったというか性に合っていたのか、こうやって纏めて本になるほどになってしまった。
 バトルに明るくないポケモン愛好家の方々に名前を覚えてもらうきっかけとなったのは嬉しい誤算だった。僕とクシノと言えば良く言えば通好み、悪く言えば華が無いと言った部類のトレーナーだったと思うのだが、まさかガブリアスのおじちゃん、きのみのおじちゃんのコンビとして教育番組に出演することになるとは思わなかった。

 僕がこのエッセイを始めるに至って必ず守ろうと思ったことは『休載をしない』ということだ、僕は文章を書くことが本業ではないので、一人前に休載なんて事できるわけ無いと思っていた。とにかく毎週何かネタを見つけては書いてみたが、そこまで激しい人生を送っているわけではないので、ネタにムラができてしまうことに関しては本当に申し訳なく思っている。
 実はクシノとキリューとシゲルの話はかなり書いているのだが、これが結構な数ボツになっている。どうもこの悪友共の話を書くとどんどん筆が進んでしまって、やり過ぎになってしまうようだ。
 ボツの話をすると、イッシュがらみの話も結構ボツになっている、やっぱりこのデリケートな問題は扱いに困るようだ。

 リーグトレーナーはキャラが濃い人物が多く、独特の哲学で生きている人間も多い。もちろん彼等のポケモンも個性的で、見ているだけで楽しめる。僕の稚拙な文章だけではとても表すことが出来ない事も多いので、興味をもった人はぜひともリーグトレーナーと彼等のポケモンに注目してみて欲しい。

 最後に、戦うことにしか能のない僕という欠陥人間をこのように素敵な世界に導いてくれた関係者の方々に感謝の意を表したい、現在進行形でいい経験をさせてもらっていると思う。

 明日も試合だ。いい試合をしたい。

来来坊(風) ( 2015/08/15(土) 22:30 )