第二章
TEA BREAK10
 ……近年、犯罪はゆるやかに減少する傾向にあった。この要因として警察組織の充実、技術の発達によるポケモン全体の暮らしの改善が挙げられる。

 しかし、ここ数年の間に、犯罪発生率は急激に上昇した。グラフは異常な伸びを示している。警察や暮らし、天候その他の要因は大きな変化がないにもかかわらず、である。一説によるとこれはとある犯罪集団がもたらしたものであるとされている。
 信じがたい話であるが、これが事実だという根拠もないではない。例えば、犯罪の組織化・大型化である。これまでは単独犯が多かったが、実行犯と資金を隠匿する係とで役割の分担が見られるようになった。これにより、実行犯を逮捕しても盗品がないという状況が多発している。

その犯罪集団であるが、どうも秘密結社的な組織であるらしい。ある理想を掲げて作られ、勢力を拡大しているという。
 その集団の名は、“ブラックエンペルト”というらしい……(以下略)

(「犯罪白書第七版」コイル・編)


レギュラス ( 2013/07/04(木) 20:28 )