【主人公達】アカネ ・ カイト
アカネ(年齢19〜20歳ほど) ピカチュウ ♀ チーム「クロッカス」のリーダー。現在進行形で記憶喪失の元人間。カイト(パートナー)と出会った当時は、周囲を信用できない一匹狼気質のポケモンだった。付き纏うカイトの事をストーカー扱いし、最初は受け入れきれていなかったが、共に生活するとともに信頼を置くようになっていった。ギルド加入当初は、周囲のポケモンに平気で棘のある言葉を吐くような性格だったが、経験を積むにつれて徐々に軟化し、ディアルガとの戦い後の再開以降はカイトに出来る限り素直に接するようになった。冷静な性格ではあるが、突然の衝撃を受けるとかなり動揺しやすい。
無自覚に一生をカイトの傍で過ごしたいと考えているが、その感情は果てしない友愛としてとらえており自身が関係する話には非常に鈍感。カイトの気持ちに関しても、普段は色々鋭い癖にいざとなると鈍感、他のどうでも良い話になるともはや存在しないものとして扱うところがある。
興奮状態に陥ると目が赤く輝き、戦闘を意識・傷を癒そうと意識をすると目が青く光る特殊な能力を持っている。彼女の精神に住みつくゼルネアスとイベルタルの力を自身に付加することが出来る。サイコメトリー能力(時空の叫び)を持つという特殊な体質。
彼女の本名は「アコーニー・ロードナイト」。
カイト・ジェファーズ(20〜21歳ほど) ヒトカゲ ♂ チーム「クロッカス」の副リーダーであり、アカネのパートナー。非常に打たれ強く、怪力で攻撃力も高い。「伝説の救助隊」として非常に有名な父と母を持っており、遺伝もあってか戦闘に関する成長速度が並ではない。本人は非常に穏やかな容姿と気質の持ち主で、よく爽やかな笑顔を浮かべている。アカネと出会った頃に比べると少し大人びたことから「カワイイ」よりも「かっこいい」という印象を抱かれやすくなり、付き合いの浅い異性にもよくモテるようになった。自分への好意というより、アカネ以外の自分への恋愛的感情へはほぼ興味がない。普段は優しいがふとした瞬間に腹黒く、アカネが関係することになると敵意をむき出しにすることもある。アカネが関係すること以外ではかなり人当たりの良い性格をしているため交流の幅は狭くは無いが、同時にあまり深くもない。
探検隊結成当初からアカネに強い恋愛感情を持っているが、本人には伝えられずにいる。