ポケモン不思議のダンジョン〜時の降る雨空-闇夜の蜃気楼〜
















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六章 遠征メンバー発表まで
ドキッ!夜更かし後‐91
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 女性陣、男性陣。ともに夜更かし状態のため、朝礼に集まったころにはパトラスやペリー、初っ端で眠っていたクレークや不参加だったドクローズ以外の全メンバーが睡眠不足の眠たそうな顔をしていた。
 普段規則正しい生活をしているせいか、皆調子が悪そうである。
 特に低体温で朝イライラしていることに定評があるアカネは、微かな雑音でさえも過剰に反応している。毎朝いつも鋭い目つきはさらに鋭く不機嫌オーラが丸出しであった。
 一方カイトは立っているのもつらいのか、ただ眠たいだけなのか、とにかく後ろにガクン、と揺れては体制を立て直し、またガクンと揺れては目を覚ましていた。しかしまた瞼が下りる……。
 そんな様子がほぼ全員に見られるため、ペリーは呆れかえっていた。親方様の提案に従ったものの、やはりこういう結果になってしまったではないか……と。
 彼は時間制限を設けるなど、いろいろな制度を立てようとしたのだが、パトラスが今日くらいは自由にさせたいと言って聞かなかった。稼ぎまくってほしいペリーとしてはかなりメンバーたちのこの状態は痛いことだし、第一パトラスがそのようなことをいうのが奇妙な話だった。ギルドの予算が本当にギリギリで黒字だったり赤字だったりということを知っているはずなのに、メンバーたちはこれでは……と、ペリーは頭を悩ませる。
「親方様……だから私は、時間制限を設けた方が良いと……」
「うん。まぁでも、こうなることはわかってたよね♪ペリー♪」
「へぇっ!?」
「うんうん♪仕方ないよ、みんないつも規則正しく過ごしてる証拠だよ♪」
「えっえっ……あ、そ、そぉーーーーですね!!ハハッ!!みんな、いつも規則正しい生活を送ってるからこそこうなるんだよな♪そうだよな!
 よぉーしみんな!睡眠不足はよくないってことがはっきり分かったところで、仕事頑張るよーーー!!はい号令!」
 『おぉぉーー……』という、風船がしぼんでいくような声が空気に溶けて消えていくが、その後睡眠不足と戦うメンバーは全員普段の仕事に駆り出され、いつも通りのペースで仕事を達成せねばならなかった。

 男性陣が眠ったのが約午前四時。女性陣が眠ったのが約二時半。男性陣は深夜テンションで起きるところまで起きていた結果、クレーク省きげっそりとしていた。
 一方、女性陣は男性陣と比べれば早く寝たものの、普段から極端に遅く寝ることは無いため、『美容』にもあまり影響はしていなかったものの、朝になって顔を洗うため水面を見るなりメスのキマワリ、フラーは若干しぼみ気味自分の顔を見て海に飛び込みたい衝動に駆られたらしい。夜更かしは美容の大敵だということをしかと見せつけられた。
 ベルはベルで、顔色が悪い、というわけではないが、鈴の音の調子がいまいち悪いことを気にかけていた。これは自身の身体的な疲労を意味する。彼女もがっくりと地面を見下ろしていた。
 ステファニーとリオンはともに疲労が残っているような感覚を覚えていたが、朝礼から少し回復したようで体はやや重い程度になっていた。が、ステファニーの方は眉間に皺を寄せている。目が疲れているらしい。
 という風に、このイベントはのちに大きな被害を与えたため、イベント事態は悪いものでは無く、後がしんどいながらも楽しかったと感じたメンバーはほとんどだったが、イベントの日は全体的に仕事を休みにするか、イベント後の時間を空けるかどっちかにしてほしいという声が多数上がった。

 ちなみに、アカネとカイトにチーム参加をせがみに来たシャロットは、メンバーたちの疲労した様子を見て、何か重大事件でも起こっていたのではなかろうか……。と、すこぶる驚いたらしい。



■筆者メッセージ
気まぐれ豆雑談

サラ「貴女……旦那に体重ばらしたそうね?」
作者「え??( ゚Д゚)??」
サラ「私は痩せ気味だって、90キロもないってごまかしてたのよ?」
作者「いや、さすがに無理があるのでは……?」
サラ「無理がある?('Д')あ?」
作者「いやああああのぉ、無理があるともいえるしにないともいえるような〜……むしろ不可能など存在しないのではないかとぉ……」
サラ「わかってるのよ……メガニウムが90以下なんてもはや痩せぎすだってことくらい……」
作者「あの、サラさ……?」
サラ「進化する度体重急増……人間だったら考えられない……!」
作者「あ、そこだけ人間強調するんですね」
ミシャル ( 2016/01/09(土) 22:29 )